2008年6月


2008年6月30日(第834号)

スペースマーク “栽培暦が変わってきた”
地球温暖化は、農業にも影響を与えています。とくに水稲への温暖化の影響を研究している農業環境技術研究所の長谷川利拡さんに話を聞きました。
スペースマーク 岩手・宮城内陸地震 田んぼに深刻な打撃
地震発生から5日目の6月18日、農民連本部から笹渡義夫事務局長が被災地に入り、組合員を激励しました。
スペースマーク 降雹(ひょう)・霜被災農家が助成要請小清水から雹被害リポート
青森県津軽地方では5月、6月に雹(ひょう)と凍霜の被害が連続しました。
スペースマーク 国産ナタネの灯を消すな
今年産で打ち切りとなる「高品質なたね産地確立対策事業」の助成金を来年度以降も継続してほしいと「国産ナタネの灯を消すな!緊急要請」集会が6月11日、国会内で開かれ、生産者や消費者が出席。日本共産党、民主党、社民党、新党日本の代表が同席しました。
スペースマーク 農のこころ
豌豆をザルに移して青走る
スペースマーク 食糧サミット/不発に終わったバイオ燃料・投機規制
6月3日から5日まで、ローマのFAO(国連食糧農業機関)本部で食糧サミットが開かれました。国連事務総長が4月下旬に開催を呼びかけたサミットには、食糧危機の深刻さを反映し、43カ国の首脳を含む180カ国が参加。
スペースマーク 食料の安定供給どう図るのか
日本生活協同組合連合会の通常総会(6月12、13日・東京)で、おおさかパルコープ理事で大阪農民連の佐保庚生(つぐお)さんが発言しました。その内容を紹介します。
スペースマーク 環境と自然、くらしを守って(1/2)環境と自然、くらしを守って(2/2)
地域の森林を適正に管理し、林業の再生に大きな役割を果 たしている森林組合。群馬県の多野東部森林組合(新井和子組合長)は、森林所有者に森林整備を積極的に働きかけ、作業を受託し集約化する取り組みで注目を浴びています。
スペースマーク 読者からのお便り
地元高校の勝ちすすみ楽しみだ/今年も心待ちの朝採れ市場に/農家の苦しさはエチオピアでも/好評だったしょう油今年も注文/「黄砂」の来襲で布団が干せない/お願いした野菜とどけられ感激/甘いたまねぎ食べてみたいね
スペースマーク 本の紹介/「さいたまの教育と文化」47号「埼玉・農に生きる 農を考える」
さいたま教育文化研究所が発行する「さいたまの教育と文化」47号で、「埼玉 ・農に生きる 農を考える」「食と農の教育実践」を特集。埼玉県農民連の会員七人が執筆参加しています。
スペースマーク “食品の残留農薬チェックに販売”「通販生活」
「地球温暖化時代の買い物を考える」と銘打った通 販カタログ誌「通販生活」夏号(カタログハウス発行)。その33ページを開いてみると…。
スペースマーク 兵庫農民連女性部の秋山さんが農業委員に「フクロウ」はわが家の宝
“地域農業や農地を守り、農業者の公的代表を選ぶ”―農業委員の選挙が7月に全国の約6割の市町村で行われますが、6月8日告示の兵庫県丹波市の農業委員選挙では、農民連全国女性部の役員で兵庫農民連産直センター理事の秋山佐登子さん(53)が、無投票で当選しました。
スペースマーク 農林水産9条の会が首都圏のつどいひらく
農林水産「九条の会」は6月14日、「首都圏のつどい」を東京で開き、関東各都県から約50人が参加しました。農林水産「九条の会」が全国に呼びかけたアピール賛同者は、1060人に達しています。
スペースマーク “風土記の丘”で楽しい集い三陸海岸の景観楽しむ
千葉県農民連女性部は6月5日、「あらぐさのつどい」を開き、33人が栄町の“風土紀の丘”に集まりました。
スペースマーク 輸入飼料に頼らず 風土に生かされた酪農
飼料や資材の高騰に多くの畜産農家が苦しむなか、輸入飼料に頼らず、元気に、そして着実に、農業に取り組んでいる酪農家たちがいます。北海道の釧路・根室地域を中心に活動している「マイペース酪農」の仲間たちを訪ねました。
スペースマーク 旬の味
田植えが終盤となり、いつもならホッとする時期なのに今年は違う。燃料、肥料、農薬などあらゆる資材が値上がりしているのに、米の売値は安く今後の見通しが立たない。各地の災害も気になる

2008年6月23日(第833号)

スペースマーク 地域づくりを担って、いま考えていること岩手・宮城地震 田んぼ陥没、土石流
「弱いものや小さいものを切り捨てるのではなく、長所を伸ばすなかで悪いところを直していく。これが町づくりの基本です」―こう話すのは、農民連の会員でもある福島県国見町の佐藤力(つとむ)町長。6月8日、農業・農協問題研究所の第25回総会の後、「地域農業の振興と自治体・農協―地域づくりを担って、いま考えていることー」と題して講演しました。その一部を紹介します。
スペースマーク お年寄りいじめ 後期高齢者医療制度「学校給食法」が今国会で改正いわて食・農ネットが宣伝
超党派のさまざまな団体や個人などで構成する「後期高齢者医療制度に怒っている会」は国会最終盤の6月11日、国会前行動と請願を行い、農民連も合流しました。年金者組合など各地から集まった高齢者ら2100人が座り込みの長い列を作って国会を取り囲み、政府・与党にたいして、制度の中止・撤回を迫りました。
スペースマーク のぼり旗3種 宣伝テープ エコ・グリーン・ウエーブで活用をG8サミット対抗行動に私も参加します
農民連本部は、G8洞爺湖サミットに向けたエコ・グリーン・ウエーブの宣伝資材として、のぼり旗と宣伝テープを作製しました。
スペースマーク 農のこころ
淡海は青田にまさる景のなし
スペースマーク “安いから”“便利だから”に流されず“安心をかたち”に大飢饉の農民を救った石見の国の“イモ代官”
日本生活協同組合連合会は6月12、13日の両日、東京・品川区で第58回通常総会を開きました。今年1月にコープで扱った中国製冷凍ギョーザから発生した中毒事件を受けて、総会では、食料自給率の向上や日本農業の再生についても発言が相次ぎました。
代議員でもある「CO・OPとやま」(本部・富山市)の理事長、渡辺美和子さんに聞きました。
スペースマーク 本の紹介/芽ばえ社(食べもの文化編集部)小麦は身近な食文化―小麦の値上げが食卓直撃!
芽ばえ社(食べもの文化編集部)が、このほどブックレット「小麦は身近な食文化〜小麦の値上げが食卓直撃!」を出版しました。
スペースマーク “快進撃”の原動力は若い3人の事務局員
世帯会員500人達成、男女大交流会の大成功とこのところ“快進撃”めざましい奈良県農民連。その大きな原動力になっているのが、県連事務局の若いこの3人。奈良県ふるさとネット事務局の小西徹男さん(30)と水井康介さん(24)、南和センター専従の相良(さがら)和哉(23)です。
スペースマーク 新婦人と農民連田植え交流会
ぬるぬる 気持ち悪い 40年ぶりの田植え フー/目立った若い親子連れ 500人参加 青空市も大盛況
スペースマーク 旬の味
世界の食糧不足の原因のひとつとなっている地球温暖化。自然の気候変動のサイクルとみなして、人為的なものと理解していない人がいる

2008年6月16日(第832号)

スペースマーク 地球温暖化・食糧危機 待ったなし参加者の感想
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は6月1日、東京都文京区の全労連会館で、国際フォーラム「温暖化・食糧問題と食糧主権」を開き、全国から会場いっぱいの230人が参加。農・林・水産、環境、消費者、公害被害者など、様々な立場から、地球温暖化と食糧問題について考え、7月のG8洞爺湖サミット対抗行動に向けて、草の根から運動を強めようと決意を固めあいました。
スペースマーク 今こそ出番 全国食健連米国産牛肉輸入再開の撤回を 韓国の抗議行動強く支持
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は5月31日、第19回(2008年度)総会を東京・豊島区で開き、21都府県と12の中央団体から84人が参加しました。
スペースマーク 農民連が農水省交渉
町村官房長官は5月31日、「世界で食料不足の国があるのに、日本で約五割の減反をしているのはもったいない」などと減反の見直しに言及。また、農水省は5月27日、政府備蓄米の売却(試行)を再開しました。
スペースマーク 農のこころ
植田澄み老鶯の声とめどなく
スペースマーク 「国際フォーラム」の報告から
IPCCの昨年の報告書では、温暖化はすでに始まっており、その原因は人為的であり、今すぐ手を打てば2〜3度上昇くらいに抑えられる、そのためには2050年までにCO2排出を半分にと言っています。
スペースマーク 憲法9条も地球環境も次世代に引き継ごう
福島県連・郡山地方農民連は6月1日、快晴のもと、郡山市石筵地区で「憲法九条を守ろう」の願いを込めて、米部会長の橋本整一さんの田んぼで、田植えを行いました。新日本婦人の会や医療生協、地元の有志など老若男女が40人参加。子どもの尻もちに笑い声が大きく響きわたりました。
スペースマーク 赤いそら豆収穫祭
今年の大豆畑トラストは、例年より2カ月早く幕を開けました。昨年11月の大豆収穫祭にまいた赤いそら豆の収穫祭を行ったからです。この企画は初めてでしたが、食の安全を脅かす事件が続いた影響でしょうか、150人を超える参加となりました。
スペースマーク 本の紹介/「学習の友」6月号特集「食の安全と日本の農業」
「学習の友」(編集・労働者教育協会)6月号は、「食の安全と日本の農業」を特集しています。
スペースマーク 旬の味
みちのくの稲はようやく芯(しん)が立ち、植田から青田に変ぼうしようとしている。低米価に続き、いま厳しい減反のなかで田植えをすれば、豊作を願うのが百姓の心だ

2008年6月9日(第831号)

スペースマーク コウノトリ育む米
絶滅した野生コウノトリの再生をめざす兵庫県豊岡市はいま、田植えを終え、本格的な米作りシーズンを迎えます。豊岡市の米を販売する秋田市のお米屋さんが産地を訪れ、市長や米農家と懇談しました。
スペースマーク 乳価上げ、飼料抜本対策を
農民連と畜産農民全国協議会(畜全協)は5月28日、都内で畜産中央行動に取り組み、宮城、茨城、静岡、岡山から酪農家らが参加。明治乳業の不当差別とたたかう明乳争議団もともに行動しました。
スペースマーク 加入よびかけリーフレット 出来上がりました住民税の還付請求をしましょう
農民連は来年、結成20周年です。この節目に開催される第19回定期大会を「史上最高の組織勢力で迎えよう」と、全国的な奮闘が始まっています。この取り組みをさらに強めるため、農民連本部はこのほど、入会を呼びかけるリーフレットを作製しました。
スペースマーク 農のこころ
棚田植え水面の雲に子等の脛
スペースマーク 秋田で菜の花フェスティバル
「菜の花を活用する資源循環サイクルは、ふるさと秋田そして地球を元気にします」―5月3、4日に開催された菜の花フェスティバルには、8ヘクタールで満開となった菜の花の見事な風景に、約15000人が訪れました。
スペースマーク 自生する例 各地で見つかる私たちの声 洞爺湖サミットへ
海外から輸入されたGMナタネがこぼれ落ち、道路脇などに自生している事例が増えています。農民連食品分析センターの「遺伝子組換えナタネ調査隊」は、GMナタネ自生調査に取り組んでいます。
スペースマーク 地球を襲う食糧危機の下で大もうけ(1/4)(2/4)(3/4)(4/4)
「食糧高騰は静かなツナミ」―途上国などへ食糧援助を続ける世界食糧計画(WFP)のシーラン事務局長は、いまおこっている食糧高騰を国境に関係なく押し寄せるツナミにたとえ、「食糧を増産するための長期的な戦略が必要」と訴えています。7月のG8サミットを前に、急きょ国連食糧農業機関(FAO)の呼びかけで「食料サミット」が開かれますが、いまこそ地球規模での緊急な対策が求められています。
スペースマーク 温暖化/欧州の強い取り組み感じた
洞爺湖サミットの議長国である日本の温暖化対策はどうあるべきか――温室効果ガスの排出を削減している欧州の環境対策を調査するため、日本共産党は3月、調査団を派遣。団長で衆院議員の笠井亮さんに聞きました。
スペースマーク 読者からのお便り
農民連会員と読者拡大に共感/「食の安全」にもっと関心を/新聞「農民」をもっと広げたい/女性部の活動に期待しています/新婦人小組でみそ作り始めました/テレビCMの内容に不快感が/わが家はみそ、餅、野菜は自作/消費者も農産物価格保障の声を/奈良の青年交流ぜひゴールまで
スペースマーク 分析センターがテレビドラマの舞台に
テレビ朝日系の木曜ドラマ「七人の女弁護士」―このドラマは、「女の味方」「犯罪に泣く女性を救う」をテーマに、7人の女性弁護士が活躍しますが、7人の弁護士の1人、女優の釈由美子さんが5月16日、撮影スタッフ30人余りとともに、農民連の食品分析センターを訪れ、分析機器の前でドラマの1コマを撮影していきました。
スペースマーク 本の紹介/どうする国有林
この本は、東京林業研究会(山本千秋代表)国有林部会に所属する会員が企画し、執筆・編集したものです。著者は宇都宮大学名誉教授の笠原義人氏、元林野庁職員の香田徹也氏、福島大学教授の塩谷弘康氏、北海道大学名誉教授の石井寛氏。
スペースマーク 食品輸入の現状わかった
米屋さんなど米穀業界にかかわる若手の後継者集団、若い米屋の会(略称・若米会)は5月15日、13回目の例会を開き20人余りが参加。横浜港の輸入食品見学と農民連ふるさとネットワークの横山昭三さんを講師に学習会を行いました。参加者から「輸入の現状がよくわかった」「いままで、米問題でこれだけまとまった勉強ははじめて。とても有意義だった」などの感想が出されました。
スペースマーク 米産直への思い 熱く語り合ったサツマイモ植え 今年は1650本
茨城県農民連・常陸野産直センターはこのほど、新婦人東京都本部八王子支部と米産直で交流会を開きました。この間、扱い数量が減り続けていることから、「八王子に生産者が行くので交流会を」と、去年から提案していましたが、やっと実現しました。
スペースマーク 新婦人・農民連 合同のチラシできました
「食と地球をまもる産直」を合言葉に、08年産・産直米や野菜ボックスの契約運動をおおいに進めよう―新日本婦人の会と農民連は合作で、はじめての学習・宣伝用チラシを作製しました。
スペースマーク 今年も田植え各地でイラスト2枚
田植え日和となった5月24日、福島県連・県北農民連は、恒例の「九条田んぼ」の田植えを桑折町で行い、28人が参加しました。
スペースマーク 茨城 平和公園で恒例の“いざ田植え”親子で田植え交流
茨城県農民連青年部と百里平和委員会、百里基地反対同盟、民青同盟、うたごえ協議会などで作る実行委員会が主催して第15回“いざ田植え”が5月17日、開かれました。
スペースマーク 旬の味
羽を痛めた鳩が私の野菜畑に来ました。畑の隅でじっと草に隠れるように休んでいます。「飛べないのかね」と、どうしたものか夫婦でホウレンソウの収穫をしながら心配の毎日です

2008年6月2日(第830号)

スペースマーク 結成25年 農民組合が地域の“主役”に
千葉県木更津市の牛袋地区を中心に活動する木更津農民組合は、ナシの産直販売と税金申告を契機に結成され、以来25年余り。米部会、ナシ部会、野菜部会、税金部会、そして営農部会を中心に、ものづくりと税金申告の取り組みなどで組合員を増やし、組織を大きくしてきました。いまでは、自治会や農家組合、土地改良区の役員など地域の主だった役職を組合員が担っています。
スペースマーク 竹林にガムランの調べ
スラマッ・スィアン!(インドネシア語で“こんにちは”)――千葉・船橋農産物供給センター代表理事の飯島幸三郎さんが経営する飯島農園で5月18日、竹林の中で「薫風コンサート〜ガムランの調べ」が開かれ、インドネシア・バリ島の民俗舞踊と音楽に約150人が聞き入りました。
スペースマーク “乳価上げ、酪農守れ”
農家らでつくる「安全安心な国産牛乳を生産する会」は5月20日、東京・日比谷野外音楽堂で、30円の値上げを求める「乳価上げなきゃシンポジウム」を開き、北海道から九州まで約500人が集結。農民連も白石淳一会長らが参加。「乳価上げろ」「酪農一揆」などと書かれたムシロ旗やのぼりが林立しました。
スペースマーク 財界の要求を丸のみ食品分析センター募金者氏名
福田首相が議長を務める経済財政諮問会議は5月14日、「農業改革」をテーマに議論。このなかで、御手洗富士夫キヤノン会長(経団連会長)などの財界代表と新自由主義をかかげる大学教授ら4人の民間議員は、9項目の政策パッケージ「消費者のための農業改革を〜“企業型農業経営”と“平成の農地改革”で食料自給力をつける」を発表しました。
スペースマーク 農家に喜ばれる免税軽油
宮崎県都城市にある都北農民組合では、1992年の結成と同時に免税軽油に取り組んできました。暫定税率がなくなり喜んだのもつかの間、1カ月で復活し燃料代が上がり、さらに飼料代も大幅に値上がりしている畜産農家の経営は特に大変です。都城市周辺は畜産農家が多く、また焼酎ブームで甘藷(かんしょ)の作付けも増え、免税軽油の取り組みはこうした農家に喜ばれています。
スペースマーク 農のこころ
尻餅を突かせ田植機休ませる
スペースマーク 対抗行動成功へ取り組み強化を
7月7〜9日に北海道・洞爺湖畔で開かれるG8サミットに合わせ、食健連・農民連は「地球温暖化にストップを」「食糧主権の確立を」の要求を掲げ、海外からビア・カンペシーナの仲間も迎えて“対抗行動”を行います。企画の概要と準備の状況などをお知らせします。
スペースマーク 映画「おいしいコーヒーの真実」
「トールサイズのコーヒー一杯330円。コーヒー農家に支払われる金額は、わずか3〜9円…」――。映画は、コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家を救おうとする農家団体代表のたたかいの記録です。
スペースマーク 素晴らしかった菜の花畑農民運動先覚者の顕彰会開く
新日本婦人の会久留米支部はこのほど、福岡・みのう農民組合の農家を訪れ交流しました。新婦人産直担当の樋口裕子さんから「通信」が届きました。
スペースマーク 「たまねぎ交流園」で収穫楽しむ
和歌山県紀ノ川農協(宇田篤弘組合長)では、1995年の第1回定植作業以来、わかやま市民生協との「たまねぎ交流園」に取り組んできました。当初は、那賀町(現在は紀の川市)の有機の町づくり運動のひとつとして始めましたが、今では生協との交流の柱になっています。かつては泉州、淡路島と並ぶ大産地だった紀ノ川平野も輸入ものに押され、近年の生産量は最高時の10分の1。しかし、有機主体の肥料による高品質で定評の紀ノ川農協産は、最高時の半分を維持し、元気です。特に、特別・マルチ栽培のたまねぎは糖度10度の甘さで、辛口カレーを甘く変えてしまうほど。除草剤も使わず、安心・安全・美味の代表です。
スペースマーク 旬の味
飢えをしのぐため、天日で「泥のビスケット」を焼く女性。外電が中米ハイチの食料危機を写真入りで報じた
ライン

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