「農民」記事データベース20080602-830-07

G5洞爺湖サミット

対抗行動成功へ取り組み強化を

7月3〜9日

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関連/家庭栄養研究会の学習会


多彩な行動に七百人が参加予定

国際フォーラム、大交流会など

画像 七月七〜九日に北海道・洞爺湖畔で開かれるG8サミットに合わせ、食健連・農民連は「地球温暖化にストップを」「食糧主権の確立を」の要求を掲げ、海外からビア・カンペシーナの仲間も迎えて“対抗行動”を行います。企画の概要と準備の状況などをお知らせします。

 対抗行動は、七月三日(木)〜九日(水)にかけて「食糧主権国際フォーラム」や「リレートーク」「大交流会」などの大規模な集会を中心に、各種のセミナー、学習会などが予定されています。女性や青年も、それぞれに独自の企画を準備中。また、各界・各層のNGOなどが結集する「ピースウォーク」に合流するほか、北海道の労働組合や民主団体が主催する「国際平和シンポジウム」にも参加します(日程表参照)。

 農民連の各県連が掲げる目標を合計すると、参加者の合計は五百人を超える見込み。また海外からの参加は、韓国を中心に世界各地から百五十人ほどが見込まれており、全体の参加者は最大で七百人規模になります。

 各女性団体に呼びかけ
  ―農民連女性部

 農民連青年部は、全労連青年部と共同して七月五日に「青年交流会」を企画。地球環境の問題に関心が強い青年たちが交流する機会を設け、今後の連帯した行動のきっかけにしようと、両部長連名のアピールを発表しました。

 全労連青年部はすでに百人規模の代表派遣を決定。農民連青年部も例年の「青年交流会」を上回る規模の取り組みにしようと、各県に呼びかけています。また、民青同盟など青年諸団体にも申し入れを行い、より多様な青年の意見と行動を交流できる場にしようと準備を進めています。

 全労連青年部と共同して
  ―農民連青年部

 農民連女性部は、七月六日に「女性行動」を計画。ビア・カンペシーナの仲間や、国内の各女性団体とも共同して、集会や街頭での宣伝にも取り組む予定です。これまでに日本婦人団体連合会、新日本婦人の会、全労連女性部などを訪問。「地球と食糧を守ろう」の声を広く集めるため、たんざくを配布してメッセージを書いてもらい、札幌に持ち寄る「七夕たんざく行動」を準備しています。


G8紙芝居が好評です

茨城 新婦人会員さんが作成

 茨城県農民連はG8洞爺湖サミット対抗行動の成功に向けて、「新婦人の会員さんが作った“紙芝居”が傑作です! 班会などで活用しましょう」と呼びかけています。

 この紙芝居(写真)は、茨城ふるさとネットワークの奥貫定男さんが新婦人土浦支部の学習会で農民連副会長・真嶋良孝さんのブックレット「いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!」を紹介したところ、これをもとに、新婦人の会員さんが作ったもの。県連の村田深事務局長は「とても楽しく分かりやすいので、きっと話が弾むと思います」とすすめています。

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真嶋さんのブックレットをもとに


◇家庭栄養研究会の学習会◇
―このままでは「食べものがなくなる?」
▼日 時 6月14日(土)午後1時半〜4時半
▼講 師 農民連副会長の真嶋良孝さん 
▼会 場 東京都生協連会館(JR中央線中野駅または地下鉄丸ノ内線新中野駅下車、徒歩7分)
▼資料代 1000円(ブックレット「いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!」代を含む)
▼問い合わせ 家庭栄養研究会 TEL03(3813)9203

(新聞「農民」2008.6.2付)
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2008年6月

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