2023年7月


2023年7月31日(第1563号)

スペースマーク 九州北部豪雨災害23年夏豪雨災害支援募金にご協力を
7月10日に九州北部で発生した線状降水帯による豪雨災害で福岡県、佐賀県、大分県の各地で甚大な被害が出ました。農民連の長谷川敏郎会長は15日から17日にかけて現地入り。15日は福岡県農民連の藤嶋嘉子事務局長に農民連本部からの見舞金を渡し、みのう農民組合の坂本恵子事務局員らと被災した会員農家を訪れ、調査・激励しました。
スペースマーク 再生産できる米価対策 肥料・資材高騰への支援を
秋田県農民連は7月5日、昨年に引き続いて、東北農政局秋田県拠点に「家族農業を守り、食料自給率の向上をめざす食料・農業政策への転換を求める要請」を行いました。
スペースマーク 秋田県内豪雨 大規模な農業被害
7月14日からの大雨で秋田県内では水害が発生し大きな被害が出ています。秋田市内では内水氾濫で15日には中心部の冠水などが発生しました。
スペースマーク 軍拡・増税反対 マイナ強制反対 改憲発議反対 暮らしを守れ!!
総がかり行動実行委員会は7月19日、「軍拡増税反対!マイナカード強制反対!辺野古新基地建設反対!南西諸島のミサイル配備反対!改憲発議反対!暮らしをまもれ!7・19国会議員会館前行動」を行い、1000人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
荒畑の増えゆくばかり遠郭公
スペースマーク 学校給食を全量有機米に
全国オーガニック給食協議会は7月13日、学校給食を全量有機米にした千葉県いすみ市を訪れ、視察研修会を実施しました。協議会代表理事・太田洋さん(いすみ市長)が「みんなで技術と情報を交流し、一歩一歩前進しよう」と開会あいさつ。第1部は、いすみ市からの実践報告があり、第2部は、有機の米づくり見学を行いました。報告者の報告要旨を紹介します。
スペースマーク 農基法改定の焦点は食料自給率の向上(1/3)(2/3)(3/3)
1 自給率向上を拒否する政府/2 自給率向上はサボリ、“イモ尽くし”押しつけ/3 水田つぶしをやめ、飼料用米支援の拡充を/4 食料自給率向上を政府の責務に/アメリカの食料戦略/穀物は人と動物と土にとって「主食」/食料自給率38%は砂上の楼閣/食料輸入したくても金がない
スペースマーク 本の紹介/農山漁村文化協会(農文協)出版『テーマで探究 世界の食・農林漁業・環境』全3巻
農林漁業はいのちと暮らしに深くかかわり、地域、森・川・海、日本や世界とつながっていることを、問いから深めるシリーズです。農林漁業は環境、生物多様性、文化、景観などを守る基盤でもあり、SDGs(持続可能な開発目標)の実現にも欠かせません。
スペースマーク ラストスパートで奮闘をタネに関するオンライン学習会のご案内
7月16日、大分県日出(ひじ)町で大分県農民連大会が開催され「豪雨被害支援も、仲間ふやしも力合わせて頑張ろう!」と参加者で決意を固めあいました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(41)
今年の税制改正で電子帳簿保存法が改正されました。電子帳簿保存法の紹介と改正内容の説明を2回に分けて掲載します。
スペースマーク 奈良 明日香村で米づくりに挑戦する佐藤佐知さん(39)
今年の新聞「農民」新年号(1月2・9日号)の「生産する消費者が地域の食と農を守る」特集。奈良県明日香村の棚田での米づくり1年目に挑戦した佐藤佐知さんの取り組みを紹介しました。2年目の今年の米づくりや、7月7日にオープンしたお弁当屋さんの取り組みを紹介します。
スペースマーク 旬の味
7月上旬に地元の小学6年生による田植え授業を行いました。毎年、6年生は総合授業でトキについて学びます。なぜトキは絶滅したのかを知ることで、環境問題など食の安全を考えます

2023年7月24日(第1562号)

スペースマーク 農民連 「提言」を野村農水大臣に提出
農民連は7月11日、『食と農の危機打開に向けて〜新農業基本法に対する農民連の提言〜』を示し、野村哲郎農水大臣に食料自給率向上を要請しました。
スペースマーク 九州北部 今年も記録的豪雨23年夏豪雨災害支援募金にご協力を
7月10日、九州北部を記録的豪雨が襲いました。線状降水帯が発生し、福岡、大分、佐賀県などで河川の増水による浸水や土砂災害が発生し、行方不明者や死者が出るなど大きな被害が出ています。
スペースマーク 自家配合飼料“柔軟な対応”求める
2020年10月以降、配合飼料価格が高騰し、「令和の畜産危機」と呼ばれて、畜産・酪農農家が廃業の危機に追い込まれています。
スペースマーク 被災者支援は人権守るたたかい
災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(全国災対連)は6月28日、オンラインで学習会を開催しました。
スペースマーク 原発費用が電気代を底上げ
農民連や労働組合など様々な団体で構成する「原発をなくす全国連絡会」が7月11日、都内・新宿駅でイレブン行動を行いました。「止めよう老朽原発の再稼働! 許すなアルプス処理水の海洋放出!」を掲げ市民にアピールし、マイクスピーチと「岸田政権による原発推進政策の撤回」を求める請願署名に取り組みました。
スペースマーク 税金対策部員養成講座がスタート
奈良県農民連主催の税金対策部員養成講座が7月5日の1回目を皮切りに、12回の連続講座(12月まで、2週間に1回)としてスタートしました。テキストは本部税対部が発行した『テキストと解答集(改訂版)』、『税金対策の手引き』を使用します。
スペースマーク みんなの笑顔広がる
佐賀/和歌山/鹿児島/滋賀/茨城
スペースマーク 農のこころ
まがりうりばかり育てて梅雨明ける
スペースマーク 精米工場の見学とお米の学習会
山形県の庄内農民連は7月4日、日頃からお米の産直でつながりのある新日本婦人の会鶴岡支部の皆さんと、5年ぶりのお米の学習交流会を開催しました。
スペースマーク フカフカ土壌で育った二番茶を収穫
6月下旬、静岡県藤枝市の種石銀一さん・こずえさん夫妻の茶畑では二番茶の収穫が行われました。
スペースマーク おいしさ盛りだくさん さくらんぼ狩り
6月16日に、福島県の安達地方農民連女性部はさくらんぼ狩りを開催しました。
スペースマーク 旬の味
妻の実家である島根県益田市の土地を開拓し始めてから7年、やっと来年から乳製品の製造販売が始められる段取りとなった。借り入れと補助金のために入念に計画書を作り、一度は断られた借り入れも、実際に現地に来てもらい説明することで先方も納得してくれた

2023年7月17日(第1561号)

スペースマーク JT(日本たばこ産業)“消費税分は値引き”と免税農家へ一方的に通告2023農民連全国研究交流集会
岩手県二戸市の旧浄法寺町では6月後半から葉タバコの収穫が始まっています。8月半ばまで収穫が続き、収穫と乾燥作業に大忙しの毎日です。
スペースマーク マイナ保険証 勝手に決めるな
トラブルが相次ぐマイナンバー制度の問題で7月5日、衆議院の地域・こども・デジタル特別委員会で閉会中審査が開かれ、同日国会前で緊急行動が行われ、約100人の市民が参加しました。主催はマイナンバー制度反対連絡会や中央社会保障推進協議会など。
スペースマーク 福島原発事故 いわき市民訴訟
福島県いわき市の市民が国と東京電力(東電)を相手取り、福島第一原発事故の責任を問う「ノーモア・フクシマいわき市民訴訟」は、現在、最高裁判所にたたかいの舞台を移しています。国の責任を認めさせられるかが、大きな焦点となっています。
スペースマーク 明るい未来への分岐点に
昨今の酪農危機によって露呈した日本の酪農の問題は、飼料・肥料等の資材の大部分を輸入に頼り切っていたということだと考えます。これらの資材などが安い値段で日本に供給されることが、日本国内で酪農経営が成り立つ前提になっているのです。
スペースマーク 農のこころ
刈草の土手の一座の里談議
スペースマーク マイナカードの強制NO! 酪農・畜産の灯を消すな!
北海道の厚岸町農民組合は7月2日、新日本婦人の会厚岸・浜中支部の呼びかけによるスタンディング行動に参加しました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(40)
インボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入が今年10月に狙われており、「どう対応したらよいのか」と多くの方が悩んでいます。
スペースマーク 全国でおおいに奮闘
三重県では、前会長が病気療養で出荷できなくなったため、代わりに新婦人産直米を出荷できる生産者を探していました。その中で以前農民連の産直米にも関わっていたAさんに再度出荷をお願いできないかと、会員と一緒に訪問。Aさんは30ヘクタール余の耕作と受託作業をする米農家です。
スペースマーク アラマンサス
2023年はFAO(国連食糧農業機関)が定めた国際雑穀年です。雑穀を栽培・販売している一反百姓「じねん道」・家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)常務理事の斎藤博嗣さん(茨城県阿見町)に雑穀への思いを寄稿してもらいました。
スペースマーク カボチャづくり 畑で現地学習会
奈良県農民連かぼちゃ部会は6月27日、橿原市のかぼちゃ部会員(かぼちゃづくり2年目)の畑で現地学習会に取り組みました。講師は前回と同じく種メーカーの職員。12人が参加しました。
スペースマーク 旬の味
ルバーブという野菜を20年以上前から作っています。夏前の今が旬ですが、主にジャムの材料です。外見からは想像できませんが簡単に爽やかな酸味のジャムになります

2023年7月10日(第1560号)

スペースマーク 農民連『提言』パンフ
来年の通常国会で予定されている「食料・農業・農村基本法」の改定に向けて、農民連はパンフレット『食と農の危機打開にむけて〜新農業基本法に対する農民連の提言』(以下『提言』)を発行しました。生産者から届いた『提言』を読んだ感想を紹介します。
スペースマーク 『提言』携え、JA全中、全国農業会議など訪問
農民連の『提言』パンフを手に、農民連の長谷川敏郎会長と藤原麻子事務局長、満川暁代事務局次長は6月29日、JA全中(全国農業協同組合中央会)や全国農業会議所、主婦連合会、与野党の国会議員事務所などを訪問し、懇談しました。
スペースマーク 学校給食で学習交流集会
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は6月24日、学校給食をテーマにオンラインで全国学習交流集会を開き、約90カ所で100人以上が参加しました。
スペースマーク 全国でおおいに奮闘
三重県四日市市のMさんは、東日本大震災を機に、実家のある三重県に戻り、夫婦で就農し土づくりからはじめました。現在は無肥料・無農薬で栽培した野菜を地域のお店へ卸し、2〜3歳の幼少児も受け入れる体験農園を行っています。
スペースマーク 農のこころ
さくらんぼ届きて父の日を知りぬ
スペースマーク 果樹の凍霜害深刻
岩手県内では4月下旬から5月上旬にかけて低温の日が続き、多くの果樹が霜の害を受けています。岩手県農民連では果樹農家を訪問し、実態調査をしました。県要請への参加を呼びかけると同時に、「困ったことがあったら農民組合へ」と対話を広げました。
スペースマーク 凍霜害対策求め県に要請
岩手県農民連(久保田彰孝会長)は6月27日、岩手県に対して果樹凍霜害への対策を求める要請を行いました。
スペースマーク 徳島・阿波支部が資材高騰対策などを申し入れ
5月31日、徳島県農民連阿波支部は地元の阿波市へ「家族農業を守り食糧生産を衰退させない対策」を求めて9項目の事項を要望しました。
スペースマーク 4年ぶり田植え交流
山形県の庄内産直センターは23回目となる「生命の源にふれる旅〜田植え交流会」を5月27〜28日、6月3〜4日に神奈川県横浜市から4つの保育園が庄内を訪れて開催しました。
スペースマーク ネオニコフリーの甘くておいしい自慢のくだものをイラスト
6月中旬、ハウスの中の木々には真っ赤なサクランボが鈴なりに実っていました。
スペースマーク 旬の味
無事田植え、その後の草対策を終えほっと一息。種まき前に飛来したツバメのヒナも今年は7羽が無事巣立ち、田んぼの畦草の陰では数年来目にしなかったコオイムシを見かけ元気をもらう日々

2023年7月3日(第1559号)

スペースマーク 畜産農家を訪問して 見て・感じて・食べて
宮崎県は、和牛、養豚、養鶏とどれもが盛んで、日本でも有数の畜産県です。農民連会員にも免税軽油の申請運動などでつながる畜産農家が数多くいます。しかし昨年からの飼料や燃料をはじめとした生産コストの高騰や、コロナ禍による牛の販売価格の下落などで、畜産農家はかつてない経営危機に直面しています。そんな現状を、畜産農家を訪問して共有し、消費者の「食」とつなげて考える機会にしようと、新日本婦人の会宮崎県本部と、宮崎県農民連の共催で、「畜産農家を訪問して、見て・感じて・食べて、農と食を学ぼう」交流会を5月27日に行いました。
スペースマーク 農民連の提言パンフできました
パンフレット『食と農の危機打開にむけて〜新農業基本法に対する農民連の提言〜』ができました。「食料・農業・農村基本法」の改定が来年にも予定されるもとで、日本の農業の将来像をめぐって国民的な議論をまき起こすことが急務です。
スペースマーク オーガニック給食を全国に実現する議員連盟設立
超党派による国会議員有志は6月15日、国会内で「オーガニック(有機)給食を全国に実現する議員連盟」の設立総会を開きました。
スペースマーク 10月のインボイス実施中止を求める
東京土建一般労働組合など建設関連の労働組合で組織する「建設アクション実行委員会」は6月15日、東京都内で財務省に「今年10月のインボイス制度(適格請求書等保存方式)実施中止」の一点を求めて要請しました。
スペースマーク 「原発なくす会」がイレブン行動
労働組合や市民・医療・科学者の団体などで構成する「原発をなくす全国連絡会」が毎月実施しているイレブン行動が6月12日、東京・新宿駅で行われました。
スペースマーク 農のこころ
母の日の息子(こ)のプレゼント草掻き機
スペースマーク ビア・カンペシーナの青年会議に参加して
国際農民組織ビア・カンペシーナ(LVC)青年アーティキュレーション(会議)が5月29日から5日間、インドネシアのバンテン州で行われ、東南・東アジア地域を代表して農民連青年部の小田川遥平さん(農民連食品分析センター)が参加しました。小田川さんの手記を紹介します。
スペースマーク 食と農の危機打開に向けて(1/3)(2/3)(3/3)農民連の「提言」を読んで
農民連は新パンフレット『食と農の危機打開にむけて〜新農業基本法に対する農民連の提言』を発行しました。農水省・審議会の「中間とりまとめ」(5月)と岸田政権の「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」(6月)に対する批判と農民連の提言を、図表を駆使して紹介しています。提言は何を求めているのか、ダイジェスト版を特集します。
スペースマーク 農業の発展・地域の再生へ
就農者同士の交流・学びあいや、就農をサポートする行政・地域・団体が一緒になって更なる担い手の定着を目指そうと、6月10日に「新規就農者と地域サポートを考えるシンポジウム」が福島県二本松市で開催されました。主催はシンポジウム実行委員会。主催団体は福島県農民連で後援は福島県、二本松市、福島大学食農学類など。会場では4人のパネリストが発言し、経験を交流しました。
スペースマーク 都市農業の担い手の確保・育成に努力
大阪都市農業研究会は6月4日、2023年度総会と定例研究会を開催しました。総会には10人が会場に、4人がリモートでそれぞれ参加しました。
スペースマーク 全国で奮闘始まる
農民連は8月4日まで、「仲間ふやし集中期間」に取り組んでいます。全都道府県連が拡大目標を会員10人、新聞「農民」10部以上の拡大をやりきろうと、全国で奮闘が始まっています。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(39)
今年10月からのインボイス制度の開始が狙われています。取引先から登録を迫られ、あせって登録してしまったり、10月から消費税負担が発生することを知らずに登録してしまったり、免税事業者は登録しないという選択肢があることを知らずに登録して、あきらめている方はいないでしょうか。
スペースマーク DVD紹介/『出稼ぎの時代から』山形県白鷹町
ひとりひとりのつながり むずかしさ 計画のうとましさ 生活の忙しさ それらをのりこえて
スペースマーク なんてったって!伝統食
今年の夏も暑さが厳しいのでしょうか? この地球を人間たちが好き勝手に使い、自然環境を傷め続けている中で、地球が怒っているのが今の気候変動かと思ってしまいます。孫たちの生きる時代を見据えて、物事を考えなければならないのに、将来のことを思い描くことのできない人たちが政治を動かしていることで、地球全体が苦しんでいるように見えるのです。
スペースマーク 生産者を訪ねて
奈良県農民連北和センターの直売所「みのりの里しらにわ」(生駒市)から車で5分、大阪府四條畷市でミニトマトを栽培している辻一仙さんのハウスを訪問しました。
スペースマーク 旬の味
農地がなくなると農業は継続できません。5月下旬の農村政策審議会の中間とりまとめでも、「農地の確保、適正利用」が、生産性の高い農業経営体の目標となっています
ライン

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