「農民」記事データベース20230710-1560-04

農民連・仲間ふやし集中期間

全国でおおいに奮闘

訪問や集会会場で共感広がる


三重

無肥料・無農薬野菜の生産者を会員に

 三重県四日市市のMさんは、東日本大震災を機に、実家のある三重県に戻り、夫婦で就農し土づくりからはじめました。現在は無肥料・無農薬で栽培した野菜を地域のお店へ卸し、2〜3歳の幼少児も受け入れる体験農園を行っています。

 先の統一地方選挙では、候補者となって奮闘したMさん。三重県農民連は、選挙期間中に、Mさんに宣伝紙を配布し応援していました。選挙後、あらためて仲間になってほしいと伝えると、「えっ?僕もう会員だと思っていました」と(笑)。三重県の次世代を担ってくれる生産者が増えたと、役員皆で喜んでいます。

滋賀

新規就業者、準産直出荷で3人2部の拡大!!

 滋賀県連では、役員で手分けして、仲間ふやしに取り組み、この間3人の会員と読者2人を拡大。1人はトマトを出荷してくれることになった30代前後の新規就農者Aさんで、日ごろから相談に乗っていた副会長が声をかけて拡大。Aさんは、1月に開いた労農学校のパネルディスカッションにも参加してくれており、そのつながりが生きたと話しています。

 もう1人は準産直米への出荷が復活した米の生産者。もう1人は県連事務局のパートで働いているBさんです。これまで新聞読者でしたが、農業もしているので、会員として入会することになりました。

 県連の若林吉和事務局長は、「今後は、畜産農家の取り組みでつながった酪農家・畜産農家訪問を計画しています。またさらに拡大できるよう取り組んでいきます」と話しています。

岐阜

県母親大会で読者1人、パンフ140部普及

 岐阜農民連は、6月25日の県母親大会の会場で、『食と農の危機打開にむけて〜新基本法への農民連の提言パンフ』、『アグロエコロジー宣言(案)パンフ』を計140部(各70部)販売するとともに、地方議員に新聞「農民」1部を拡大しました。新聞「農民」の宣伝紙も50部配布しました。

 熊崎辰広事務局長は、「学校給食や農にかかわる分科会もあり、関心がある人も多かった。パンフは字が大きく読みやすく、値段も手頃で手にとりやすいためでは」と振り返り、「大切な内容のものなので数多く普及できてよかった」と語りました。

島根

県内最大ファームの組合長、市職員も読者に

 6月17日の中国ブロック会議を受け、島根県農民連はさっそく、田食道弘会長が自治研の仲間の浜田市職員を読者に。河津清事務局長は地元の200ヘクタールを超える県内の農業法人ファーム組合長に農民読者になってもらいました。

 島根県連は6月7日に執行委員会を開き、仲間ふやし期間について意思統一しました。田食会長は、「酪農畜産農家の個人要望書は農家数の1割以上提出してもらった。この人たちに一斉に訪問し加入や購読を呼びかけたい」と語っています。

東京

活動ペース上げ酪農家まわって読者を拡大

 東京農民連は、花や里芋を栽培している清瀬市の農家を武山健二郎会長と横山昭三事務局次長が回って「農民」を1部拡大しました。

 同農家は前会長とつながりのあった元読者で、集中期間を受け、もう一度読者になってもらおうと訪問しました。

 東京農民連では代表者会議を受け、役員会を開催。東久留米市や清瀬市の共産党の市議会議員と懇談するなど、武山会長が主導しながら、活動のペースを上げています。

(新聞「農民」2023.7.10付)
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2023年7月

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