ネオニコフリーの甘くておいしい
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サクランボの木々と西尾さん(たくさん実がなっています) |
広さ45アールほどのサクランボのハウスには、佐藤錦や紅秀峰をはじめ、大きくて甘いレーニアなど11種が植わっており、この日は7品種を食べ比べることができました。「同じ品種でも木によって微妙に味が違うので、お気に入りの木を見つけてくださいね」と案内してくれたスタッフさん。「幻のさくらんぼ」と言われる黄色い月山錦(がっさんにしき)は木にほとんど実らないため「お一人様一つでお願いします」の看板が。首都圏近郊を中心に多くの家族連れなどが訪れていました。
どの品種も大きめで歯応え抜群! |
「何よりもおいしい果物を食べてもらいたい」と語る西尾さん。おいしさを追求する上で、ネオニコチノイド系農薬を使わず、減農薬にも取り組みながら研究を重ね、適期防除に努めていると話します。「うちの農園の強みは何といっても昼夜の寒暖差。昨日も朝6度で昼は26度だった。この温度差が甘くておいしい実になる。そして電柵で囲った3ヘクタールの農園に、サル対策で放している犬たちが大事な果物を守ってくれる」と笑顔の西尾さん。
サクランボ狩りは6月いっぱいで終わりですが、7月下旬から桃、スモモ、ブルーベリー狩りが楽しめるそうです。「ここでの果物狩りをメインに、遠方から来てくれるお客さんが多い。本当に有り難い。必ず満足して帰ってもらいたいという思いでやっている」と西尾さんは話します。
長野県小諸市 布施和子 |
[2023年7月]
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