JT(日本たばこ産業)
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葉タバコの収穫作業 |
ロープにつるして乾燥させます |
これを受けて、5月31日に岩手県農民連の岡田現三事務局長と二戸農民組合の田口一男組合長、役員の小又秀行さんが岩手県たばこ耕作組合と懇談。耕作組合は「数日前に経過措置の対応の説明があった。もっと早く知らせてほしかった。申請取り下げができることも周知していく」と困惑していました。
会場いっぱいに集まった学習会 |
田口組合長と岡田事務局長から経緯と取り下げの方法の説明を行い、小又さんの解説でインボイス登録した時としない時の収入の変化を試算しました。試算では雑所得にも課税売り上げがあるなど、所得税と勝手が違うことに戸惑いの声が多く漏れていました。
葉タバコ生産には多くの肥料が必要であり、この間の肥料価格の高騰で2倍近い肥料代がのしかかっています。しかし販売価格は上がっておらず、インボイス導入でさらに負担がのしかかります。
学習会に参加した佐藤チヤコさん(70)は「インボイスや電子帳簿保存の対応は懸命にやっていますが、自分では難しくてついていくのが大変。農家の負担はどんどん増えており、大変な時代です。この上インボイスで増税ではどうやって生きていけばいいのか」と話していました。
2023農民連全国研究交流集会 |
日時 8月4日(金)午後1時〜5日(土)正午
場所 クロスウェーブ幕張(千葉市美浜区)
(JR京葉線「海浜幕張」駅から徒歩3分)
プログラム
◎4日 午後1時〜6時
▼記念講演 柴田明夫((株)資源・食料問題研究所代表)
「世界の食料危機の現状と動向
基本法改定にむけ何を望むのか(仮)」
▼新基本法への農民連の提言の先駆性
真嶋良孝(農民連政策委員長・常任委員)
◎5日 午前9時〜正午 分散会
参加費 2万3000円(宿泊・懇親会費用込み)
※オンライン参加 3000円(4日のみ)
申し込み 各都道府県の農民連まで
申し込み締め切り 7月15日
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[2023年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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