農民連・仲間ふやし集中期間
全国でおおいに奮闘
思い切ったひと声
さらに地道に加速を
三重
新婦人産直への米出荷で会員に
三重県では、前会長が病気療養で出荷できなくなったため、代わりに新婦人産直米を出荷できる生産者を探していました。その中で以前農民連の産直米にも関わっていたAさんに再度出荷をお願いできないかと、会員と一緒に訪問。Aさんは30ヘクタール余の耕作と受託作業をする米農家です。
話し合いの結果、農協出荷の米の一部を振り向けて下さることになり、新婦人との4つの共同目標で、新婦人産直は農民連会員でないと出荷できないこともきちんと説明し、会員にもなってもらいました。
また、先の統一地方選挙で初当選した県議も読者になってくれたほか、三重大学へのフードパントリーの取り組みなどでも声をかけ、仲間ふやしに奮闘しています。
愛知
議員に見本紙を食と農への
関心の高まり訴え2部拡大
愛知県連では、新聞「農民」未購読の地方議員に、見本紙40部を送付。役員で分担して電話で購読を呼びかけています。
常任委員の原田愛子さんはI市の議員さん2人に拡大。見本紙を見た議員からは「いい新聞ですね」の返事が。購読する新聞が多くてちゅうちょする議員に対しても、原田さんは、「食料や農業の危機で食と農の問題がこれだけ注目されているときはない。ぜひ新聞『農民』を読んで詳しく知ってほしい」と訴えているといいます。
県内うどんの国産小麦使用率や、輸入小麦のグリホサート汚染の話などをすると、「もっと小麦について知りたい」との感想もありました。
福岡
食料支援活動を通じて市議が購読者に
福岡では、お米や野菜の提供を通じてコロナ禍で困窮する学生の生活支援を継続してきました。
県連の藤嶋嘉子さん(常任委員)は、T市の共産党市議会議員から新たに協力を呼びかけられた際に、「食料支援に取り組む農民連の新聞を読んでほしい」と思い切って購読を勧めました。新聞「農民」の山形県庄内農民連が行う「フードパントリー」の記事についても紹介したところ、議員は、「いいですよ」と快諾。
藤嶋さんは「仲間ふやし集中期間ニュースの経験をヒントに訴えてみました。全国の取り組みが後押ししてくれました」と述べ、「今回の拡大は第一歩で、さらに働きかけを強めていく」と話しています。
千葉
1人10部を拡大
10部目標突破第1号の県に
千葉県連では、仲間ふやし集中期間で1人10部を拡大し、10部目標突破第1号の県に名乗りを上げました。
県連事務局では、全国の仲間ふやしニュース全号を全役員に毎日配信。
各単組でも、インボイス学習会で対象者の紹介を呼びかけたり、酪農・畜産号外や『アグロエコロジーパンフ』を買い取り・活用してくれた各団体の役員、新人地方議員などに働きかけたりして、地道に新聞購読者を増やしています。
全国連と千葉県連の両方で副会長を務める小倉毅さんも発奮。有機給食で有名なT市の給食の有機化に大きな役割を果たしている有機米生産者のYさん(今までは読者)に、この度あらためて加入を呼びかけ、快く会員になってもらいました。
(新聞「農民」2023.7.17付)
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