2006年7月
■2006年7月31日(第742号)
- 語り合い励まし合い視野広がった元気にもなった
- 降り続いた雨がうそのようにやみ、すきとおるような青空が広がった7月13〜14日、福岡県宮若市(旧若宮町)で、農民連青年部の「夏の学習交流会」が開かれました。全国から集まった約50人の青年たちは、日ごとに矛盾を深める、農業破壊の農政「改革」とのたたかいや、ビア・カンペシーナを通じて広がる世界の連帯の輪について語り合い、地元の青年のがんばりにもおおいに励まされ、力を合わせて困難を打開する決意を固めました。
- 豪雨 各地で土石流、堤防決壊…
- 活発な梅雨前線による記録的な大雨が各地を襲い、全国で20人以上の犠牲者が出ています。長野県の岡谷市では19日早朝、大規模な土石流が発生。箕輪町では同日、天竜川の堤防が決壊しました。各地の農民連は、行政などとともに被災状況の把握に奔走しています。
- 日販連が「農協の明日を切り拓く研究会」/新聞「農民」拡大運動 各地で取り組み進む
- 日本販売農業協同組合連合会(日販連)は7月15、16の両日、東京・新宿で「農協の明日を切り拓く研究会」を開催しました。農協関係者や研究者、農民連など30人余りが参加。「協同組合の原点とその農協のあり方」をテーマに、農民連参与の山本博史さん、農民連副会長の堂前貢さん、公認会計士の木村隆一さん、横浜国立大学教授の田代洋一さんの4人がそれぞれ報告した後、参加者を交えて活発に議論しました。
- 食品分析センターが移転/食品分析センター募金者氏名(敬称略)
- 農民連食品分析センターの移転作業が始まりました。移転先は、東京保健会・病体生理研究所内の3階です。
- 農のこころ
- 砲音の詰りし西瓜ひとつ買ふ
- 日照不足と農業
- 今年は記録的な日照不足。作物への影響が懸念されます。連載「異常気象と食料生産」の著者の内嶋善兵衛さんに寄稿してもらいました。
- ハウス団地「夢大地」視察/楽しかった昔ながらの手植え
- 京都農民連丹後地域センター野菜部会は7月5日、兵庫県但東町のハウス団地「夢大地」と豊果アグリ加工センター、福知山市のトマト農家を視察しました。
- 憲法エプロン 広く普及を
- 今年は、日本国憲法が公布されてから60年目の節目の年です。この世界に誇る平和憲法を守り、くらしの隅々に生かす夏にしたいという思いで、農民連女性部は「憲法エプロン」を作りました。
- この人
- 全国食健連の新事務局員 阿部五百子(いおこ)さん
- “甘〜い”“いい匂い”歓声/元気な70歳代 大豆種まき
- 千葉・多古町旬の味産直センター「しんのみくうかん」の、この春最大のイベントは、6月24日におこなわれた「ブルーベリー祭り」です。3年前に「しんのみくうかん」の周辺の畑に植えた苗木が育ち、収穫期を迎えたことから今年初めて企画されました。
- 旬の味
- 石綿被害が農民にまで深刻に広がっている。石綿工場と住宅・農地が混在する大阪泉南地域で工場の元労働者や近隣住民8人が原告団を結成、国の不作為を告発する初の集団訴訟に踏み切った
■2006年7月24日(第741号)
- 「食と農の基本計画」
- 市民参加の新しい農業のあり方を示した「食と農の基本計画」が5月、長野県須坂市でできました。市民の手で練り上げ市民の英知が結集している基本計画。農業振興と地域活性化への取り組みがスタートしました。
- 地方議会
品目横断対策中止・米国産牛肉輸入再開反対/“原子力空母配備ノー”3万人
- 各地の6月議会で、「品目横断対策の中止」や「アメリカ産牛肉の輸入再開反対」を求める意見書や請願が採択されています。
- 家族農業できない、地域崩壊…/「品目横断」で疑問や要請
- 秋田県農民連・鷹巣農民組合は6月24日、北秋田市で「品目横断的経営安定対策にどう対処するか」をテーマに学習会を開き、70人が参加しました。
- 農のこころ
- 稲に追肥むらなく語りかけつつも
- 9条田んぼ田植え
- 群馬 “9条守ろう”緑文字くっきり/兵庫 畦に“米守れ”のノボリ旗も
- 人が元気、地域も元気に なんとか地域農業守ろう
- 全国の「農民」読者のみなさん、こんにちは。高知県農民組合安芸支部は、昨年六月に結成、一歳を迎えました。農業つぶしの悪政のなかで、地域農業を守ろうとがんばっているところです。
- 野口英世知らず大恥かいた首相/「食糧主権宣言」に共感
- 農民連が6月末に全国研究交流集会を開いた福島県猪苗代町。1カ月前には、小泉首相も当地を訪れています。交流集会の懇親会であいさつした同町の津金町長は、その内幕をこう語りました。
- GM汚染の広がり 実態が各地で明らかに
- 「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」は7月8日、都内で遺伝子組み換え(GM)ナタネ自生全国調査の報告会を開き、260人が集いました。
- 静岡県の農業青年と交流
- ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議出席のため来日した東ティモールの「持続可能な農業ネットワーク」(HASATIL)のリーダー、エゴ・レモスさんは、地域会議終了後も音楽活動のために日本に滞在し、北海道、東京、名古屋、大阪でコンサートを催しました。彼の歌には祖国と地域の伝統、そこに息づく農業を愛するメッセージが込められ、聴く人の心を動かす強さがあります。各地のコンサートでファンがだいぶ増えたようです。
- 農業ボランティアした〜い
- JAL(日本航空)グループで働く13人の青年が、6月18日、成田市にある小倉毅さん(千葉県農民連事務局長)の田んぼで草取りをしました。研修カリキュラム(ヤング・グリーンセミナー)の一環として、「農業ボランティアがしたい」と農民連本部に連絡が入ったのがきっかけ。
- 旬の味
- 7月に福岡・若宮で開かれた青年部「夏の交流集会」に、北は北海道、南は鹿児島から若者が集まった。うれしいことに新しい顔ぶれが多いのに加えて今回初めて海外からゲストを迎えることもできた。インドネシアで有機農業に取り組むプトロさんを含めて総勢40人以上の交流会はとてもにぎやかで活気に満ちていた
■2006年7月17日(第740号)
- 農協つぶしはねかえした
- 大分県中津市(旧耶馬溪町)にある下郷農協は、農家組合員500人余りの小さな農協です。創立して57年、産直事業を中心に「消費者と連携し地域農業を守る」を経営理念に、地域になくてはならない農協として発展してきました。ところが昨年、県中央会から「2年続きの赤字で自己資本比率が四%を下回る状況にある。だから合併を」との指導がありました。しかも「減損会計」という聞きなれない会計基準が信用事業を行う農協に適用され、全国監査機構の監査が入りました。「減損会計」は合併推進の農協攻撃として全国で使われています。この農協つぶしの攻撃とどうたたかったのか、下郷農協の横山金也組合長に話を聞きました。
- いまこそ食糧主権確立の旗を/食糧主権宣言(案)ブックレットが完成
- WTO交渉は「危機に直面」し、「失敗」の可能性もある(ラミーWTO事務局長)――。
- 農のこころ
- 杏子売る馴染の姿の声したたか
- どこへ向かうのか?「JA改革」
- 全国農協中央会(全中)は6月の理事会で、第24回JA全国大会(10月開催予定)に向けた組織協議案「食と農を結ぶ活力あるJAづくり」を決定し、いま組織討議が行われています。「農業・農協つぶし」の攻撃のなか、いま農協に何が求められているのでしょうか。
- JA京都/強引な「大合併」構想
- 農業・農協問題研究所京都支部は、JA京都中央会(中川泰宏会長)が強行しようとしている「平成の大合併・京都単一JA構想」に対して研究会を重ね、報告書「組合員と地域に根ざした農協改革への転換を目指して」―をまとめています。
- 地域農業の振興が、わが農協の生きる道です(1/2)
- 宮城県のみやぎ登米農協は、県北東部の米どころに位置する広域合併農協です。米の集荷量は、約85万俵で県下一。「組合員の結集を強めて農協運動の再構築をめざす」という阿部長壽組合長のもと、地域農業の活性化にとりくんでいます。農政や農協運動のこと、そして農協がとりくむ「環境保全米」などについて、話を聞きました。
- 地域農業の振興が、わが農協の生きる道です(2/2)
- 鹿児島県の肝付吾平町農協は、大隅半島の中心に位置しています。水田面積は350ヘクタール、畑地は800ヘクタール、土地の6割は山林という中山間地です。シラス台地の下には湧水が噴出して、姶良(あいら)川を形成しており、この水がおいしい「美里あいら米」をはぐくんでいます。また、畑にはカンショが栽培され、でん粉工場も数カ所あり、稲ワラはムシロや縄などに加工される純農村地帯です。
- 読者からのお便り
- 新聞「農民」から多く勉強したい/立派、すばらしい「食糧主権宣言」/農産物の加工がとっても楽しみ/「親子クラブ」で感性を磨く子ら/好きなものだけ食べる子と対じ
- 本の紹介/山本博史著「現代日本の農協問題」北出俊昭著「協同組合本来の農協へ」
- この10月にJA全国大会が3年ぶりに開かれますが、現代の農協問題を考えるうえで、時宜にかなった2冊のブックレットが筑波書房から出版されました。
- 大増税 高齢者は大変です
- 固定資産税の減税申請で、県・市の税務課へいってビックリ。数台ある電話が鳴りっぱなしで、数人の職員が一生懸命に対応しています。窓口は納税通知書をもった高齢者らが「今まで市・県民税など払ったこともないのに、なんで4000円支払わなきゃあおえんのなら」「どうして35000円も税金がくるんなら、計算が違うとろうが」と列をつくって相談に来ています。対応職員も人数不足、しかも納得させるのに時間がかかります。納税期限を前にどこの税務課も大変で、岡山市では閉庁日にも対応すると報じられています。
- 平和憲法のありがたさ知る
- 兄貴3人だれも父親の跡を継がない。4男の私は、1943年12月、日本の負けが見えていた筈の頃、東京・築地の海軍経理学校に生徒入校した。「総員起こし5分前!」、当直1号生徒の殺した声。コツコツ甲板棒の音に重なり、魚河岸に入る漁船のピイピイ鳴らす汽笛が、寝耳に届く。
- 第52回日本母親大会in長野/地元農民連女性部 歓迎準備着々と
- 例年10000人近い女性が集う日本母親大会。今年は7月22、23日に開かれます。全体会(2日目)では、「九条の会」呼びかけ人の一人、澤地久枝さんが「地球の母であること」と題して講演。1日目は、「食の安全・安心と日本農業を守ろう」と題するシンポジウムをはじめ、子どもと教育、暮らし、平和・民主主義など、39の分科会が開かれます。
- 稲の生育遅れ心配
- 気象庁は7月3日、6月の天候を発表しました。日照時間は、近畿、中国を除く地方で平年を下回り、特に北海道の日本海側は平年のわずか7割。また、東北の太平洋側、関東甲信、南九州は5月に引き続く日照不足で、これらの地方では米をはじめ農作物への影響が懸念されます。
- 固定資産税
- 宮崎県農民連が5月上旬に開いた固定資産税の学習会でのこと。串間市の竹下修司さんから、「おれの牛舎・たい肥舎が立っている土地(約5000平方メートル)に、60万円を超える固定資産税がかかっている。これは高すぎると思う」という意見が出されました。
- 人と自然にやさしい米 コウノトリの舞(豊岡市認定)
- 国の特別天然記念物、コウノトリの生息地として知られた兵庫県豊岡市。市が進めるコウノトリの復元をめざす取り組みのなかで生まれた当地の米「コウノトリの舞」は、人と自然にやさしい米として、注目されています。
- コウノトリの舞 売り出し中
- 大阪市東住吉区の池上米店(店主・池上正年さん「あすなろの会」会員)は、お客さんに毎回同じ食味・食感のお米を届けるため、一年分を一度に購入、そのため、端境期の今も農民連の新潟や千葉、福島・会津、長野・佐久のお米が天井までうずたかく積まれています。
- 患者に安全な給食を
- 5月から院内給食に農民連の準産直米を取り入れた東京都北区の北病院。食の安全を守って、より良い医療が提供できるよう心がけています。
- 旬の味
- 梅雨時の晴れ間をカッコウの鳴き声が田面を渡ってゆく。あぜ草のなかに咲く野あざみやアヤメの花に、ふと、心が和む。農民なら誰でも共有するこの心情には、昨今の出来事はどれも異様で、想像を絶する
■2006年7月10日(第739号)
- 農政「改革」に対抗して地域農業を守る核に
今こそ農民連の出番/農民連ふるさとネットワーク第3回総会
- 品目横断対策の農政「改革」を転換し、地域農業を守る新たな取り組みに挑戦しよう、仲間と新聞「農民」の読者を増やして、農民連が地域農業を守る核になろう――地方開催は五年ぶりとなる全国研究交流集会が6月27、28の両日、猪苗代湖を眼下に眺望し、緑あふれる会津磐梯山のふもと―福島県猪苗代町にある「ヴィラ・イナワシロ」で開かれ、北海道から鹿児島まで29都道府県から240人が参加しました。
- 全国研究交流集会
分科会
- 品目横断的経営安定対策の分科会は2つに分かれて実施されました。全国各地の動きや現状が報告され、地域農業をどう守っていくのか、そのなかで農民連がどういう役割を果たすのかなど、今後の方向について交流しました。
- 国際フォーラムでの各国代表の発言(要旨)〈5〉
- インドネシアは、1994年の経済危機を契機に、世界銀行、IMF(国際通貨基金)に支配され、同時にWTOに加盟しました。これが、インドネシアにおける新自由主義の始まりです。
- 食品分析センター募金者氏名(敬称略)
- ありがとうございました
- 農のこころ
- 野仕事に今日の夕焼使ひきり
- 町ぐるみ“元気な横芝光町農業”/農業を元気にするのは当然
- 千葉県横芝光町の佐藤晴彦町長は、6月議会で「地産地消・食育推進宣言」をあげると表明しました。同町は今年3月、旧横芝町と旧光町が合併して誕生した新町。町内を通る高速道路の終着点に直売所を建てる計画も進んでいます。九十九里浜に面し、豊かな自然に恵まれ、水稲とともにネギ、トウモロコシなど野菜の栽培も盛んな同町で、基幹産業である農業を町ぐるみで振興するとりくみが始まっています。
- 盛りだくさんの料理に舌鼓 生産者の思い 食材の中に
- 5年ぶりの地方開催となった今年の全国研究交流集会。福島・猪苗代の豊かな自然とともに当地の料理や伝統芸能なども楽しみました。
- 匝瑳市(千葉)も都市宣言
- 千葉県の匝瑳(そうさ)市(今年1月に八日市場市と野栄町が合併)は6月2日、「地産地消・食の安全と自給率向上都市宣言」や「米の輸入自由化阻止都市宣言」など7本の宣言をあげました。これらは、市の告示行為として行ったものです。
- 食品分析センター調査
GMナタネ自生
- 輸入され、こぼれ落ちた遺伝子組み換え(GM)ナタネの自生がさらに広がっている実態が明らかになりました。農民連食品分析センターは3月から6月にかけて、独自に調査を実施するとともに、全国の農民連会員、市民、消費者に調査への参加を呼びかけてきました。
- 旬の味
- 先日、渋谷黎子さんの古里、福島で農民連全国研究交流集会が開かれた
■2006年7月3日(第738号)
- 安全な食、地域と農業守る
“もう一つの流れ”を共同で/農民との協働で地域と農業の発展
- 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は6月17日、東京・教育会館で、緊急シンポジウム「小泉『改革』は何をもたらしたか」を開催。参加者は、4人のパネラーの報告をもとに、食の安全と健康、地域と農業を守るために、「もうひとつの流れ」にむけた国民共同の取り組みを話し合いました。
- 実態にあわぬ品目横断対策中止/共同の力で自給率向上・食の安全
- 農民連関東ブロック協議会は6月15日、関東農政局に対して要請行動を行い、10人が集まりました。各県の代表はそれぞれの現場での取り組みから、「品目横断対策」が農家の実態に則していないことを指摘し、対策の中止、食料自給率の向上、農産物の価格保障の確立、国内の農業生産の振興などを要請しました。
- 米産牛肉/輸入再開合意許せない/訪米の手土産だ 絶対容認できぬ
- 日米両政府がアメリカ産牛肉の輸入再開を合意した翌日の22日、全国食健連は農水省前で緊急の抗議行動を行うとともに、農水・厚労両省に抗議文を提出しました。
- 国際フォーラムでの各国代表の発言(要旨)〈4〉
- フィリピンの歴代政府はそれぞれ農地改革計画を発表してきましたが、農民が土地を所有できないという基本的な問題を解決した計画は一つもありません。土地は地主やブルジョアジーの手に集中し、封建的・半封建的搾取が、貧しく腹を空かした農民を苦めています。260万のフィリピン人は1日1食しか食べることができません。
- 農のこころ
- 幾度も背筋のばしてアスパラ季
- 大成功だった「佐倉義民伝」(前進座)福島公演
- 前進座の「佐倉義民伝」福島公演が、6月10日開かれました。開演を待ちきれず朝九時から並ぶ人も出るなど、900人に近い観衆は舞台から大きな感動をいただき、大成功をおさめました。
- どんな制度? どう対応?
- 埼玉県の産直組織、埼玉産直協同は5月30日に江南町で、残留農薬のポジティブリスト制度について農民連食品分析センターの八田純人主任研究員を講師に学習会を開き、60人が参加しました。
- 本の紹介/島村菜津・著「スローフードな日本」
- 「スローフード」。言葉そのものは、新聞やテレビでもさかんに使われ、レトルト食品も、ハンバーガーチェーン店までもがスローをうたい、今やマーケティング用語になっているのが現状です。
- 鉱毒・人権・平和問題など民衆とともに
生涯かけ、たち向かった姿生きいきと
- いま、谷中村廃村百年企画、田中正造ドキュメンタリー映画「赤貧洗うがごとき〜田中正造と野に叫ぶ人々」の撮影・編集が最終盤にさしかかり、急ピッチで進められています。試写会の日程も8月31日(東京・中野ゼロホール)に決まりました。お忙しいなか、映画監督、池田博穂さんに話を伺いました。
- “あらぐさのつどい”に35人/「田植えツアー」
- 千葉県連女性部は6月1日、船橋市の農業センターに隣接するアンデルセン公園で「あらぐさのつどい」を開き、35人が参加しました。
- 旬の味
- 梅雨の晴れ間、ネギ畑の株間の草は手で取るしかないから雑念が浮かぶ
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