「農民」記事データベース20060717-740-12

第52回日本母親大会in長野

地元農民連女性部 歓迎準備着々と


 例年一万人近い女性が集う日本母親大会。今年は七月二十二、二十三日に開かれます。全体会(二日目)では、「九条の会」呼びかけ人の一人、澤地久枝さんが「地球の母であること」と題して講演。一日目は、「食の安全・安心と日本農業を守ろう」と題するシンポジウムをはじめ、子どもと教育、暮らし、平和・民主主義など、三十九の分科会が開かれます。

 母親大会が昨年開かれた茨城県。県南農民組合女性部「野ばらの会」の部長、岡野千恵子さんは、チャーターした大型バスをいっぱいにして長野に行こうと、参加者を募っています。

 「昨年は、集落や農協女性部の人たちと一緒に参加した」と岡野さん。「今年も行く」と声をあげてくれたのは、子どものいじめや不登校に悩んでいるお母さんで“昨年はとても勉強になった”と話してくれました。

 地元の長野県では、歓迎の準備も着々と進んでいます。信州北部農民組合の女性部は、田んぼや畑で採ったノビロ入りのおやきを販売します。「一人二キロずつ採ろうと呼びかけたノビロは今、冷凍して出番を待っています。女性部としてのとりくみは初めてなので成功させたい」と部長の中村洋子さん。部員は全員、参加する予定です。


第52回日本母親大会in長野

○分科会 ▼7月22日午後1時〜5時
 ▼信州大学工学部・教育学部など
 ▼シンポジウム「食の安全・安心と日本農業を守ろう」
  ―笹渡義夫(農民連事務局長)・山下富江(長野生産者)・
  高田公子(新日本婦人の会会長)の各氏ら
○全体会 ▼23日午前10時〜午後3時
 ▼エム・ウエーブ(長野市)
 ▼記念講演、文化行事、運動の報告など

(新聞「農民」2006.7.17付)
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2006年7月

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