「農民」記事データベース20060724-741-11

旬の味


 七月に福岡・若宮で開かれた青年部「夏の交流集会」に、北は北海道、南は鹿児島から若者が集まった。うれしいことに新しい顔ぶれが多いのに加えて今回初めて海外からゲストを迎えることもできた。インドネシアで有機農業に取り組むプトロさんを含めて総勢四十人以上の交流会はとてもにぎやかで活気に満ちていた▼福岡が交流会の地に決まったのは二月の青年部総会で、福岡から参加した青年の地域での取り組みを聞き、みんなの関心が高まったのがきっかけ。それに加えて九州の青年部活動を強化するねらいもあった▼高齢化と若者の離農が深刻な問題となる今、青年部の活動と団結は農民連と農業の未来でもあると思う。青年部を組織できていない地域もあり、今後の課題も多いけれど、全国の青年が集まり、互いに刺激し、助け合うことで道を切り開く力となるだろう▼交流会はまさに青年部の未来への飛躍に不可欠な一歩だ。福岡で得た体験、学習、つながりを大切にし、地域での活動に生かしていきたい

(歩)

(新聞「農民」2006.7.24付)
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2006年7月

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