農のこころ丸山美沙夫
野仕事に今日の夕焼使ひきり 櫻井 秋子 俳誌『白炎』から。汗して働いた今日一日の農作業である。天候によってどんな仕事を先にするか、それが段取りよく出来れば一日の仕事がうまくすすむ。自然の気象条件は農業を営む上で、尤も重要なこと。いつどんな悪条件に見舞われるかもわからない。思い通りの仕事を終えた満足感が「夕焼使ひきり」の表現に。
(新聞「農民」2006.7.10付)
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[2006年7月]
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