「農民」記事データベース20060710-739-07

全国研究交流集会

盛りだくさんの料理に舌鼓
生産者の思い 食材の中に


 五年ぶりの地方開催となった今年の全国研究交流集会。福島・猪苗代の豊かな自然とともに当地の料理や伝統芸能なども楽しみました。

 ○…懇親会では、会津こづゆやニシンのサンショウ漬けなどの郷土料理をはじめ、桜肉のカルパッチョやホッキ貝の炊き込みご飯、漬け物すしなど、地元の食材をふんだんに使った料理がふるまわれ、参加者一同舌鼓(写真右〈写真はありません〉)。会場の「ヴィライナワシロ」の山際博美料理長があいさつし、料理と食材への熱意を語りました。

 「生産者の思いを料理と一緒に楽しんでほしい」と山際さん。福島県産にこだわった食材は、産地を歩いて直接仕入れたものだそうです。「歩いてみると、生産者の方はけっこういろいろなものを作っています。こういうものは、電話の注文だけでは分かりません」と語っていました。

 ○…ほら貝が吹かれ、ドラが鳴り、勇壮な太鼓が響き渡る、すばらしい演奏を披露してくれたのは、磐梯町の磐梯明神太鼓保存会のみなさん(写真左〈写真はありません〉)。メンバーは、幼稚園児から七十過ぎのお年寄りまでおり、県内外で演奏活動を行っているそうです。

 ○…懇親会には地元・猪苗代町の津金要雄町長もかけつけ、歓迎あいさつ(写真〈写真はありません〉)。「猪苗代湖の水質は日本一です。豊かな緑と清らかな水にはぐくまれたおいしい料理とお酒をたっぷり堪能してください」と話しました。

(新聞「農民」2006.7.10付)
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2006年7月

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