2020年7月


2020年7月27日(第1418号)

スペースマーク 豪雨被害
梅雨前線の停滞による豪雨は農業にも壊滅的な打撃を与えています。福岡、熊本の両県からリポートします。
スペースマーク 持続化給付金令和2年7月豪雨被害支援募金
多くの農家は、農業者が持続化給付金支給の対象になっていることを知りません。制度がわかっても、自分は対象にならないと思っている人が大半なのが現状です。千葉県の北総農民センターは、「まず、組合員が持続化給付金について学習し、多くの農業者に広め、農民組合員を拡大しよう」と、6月10日の役員会で方針を決めました。
スペースマーク 政府は需給と価格に責任を
農民連と農民連ふるさとネットワークはコロナ禍による2020年産米価暴落阻止のために米穀関係の中央団体等への要請を行っています。
スペースマーク 原水爆禁止世界大会2020 今年はオンライン方式で開催
新型コロナの猛威が続く中、感染拡大を防止するため、原水爆禁止世界大会(世界大会)実行委員会は今年の世界大会をオンラインで行います。「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を――人類と地球の未来のために」がテーマで、8月2、6、9日の3日の午前10時〜12時30分に開催されます。
スペースマーク 住民から反対・懸念の声が噴出
東京電力は7月14日、福島第1原発の処理水の海洋放出について、初めての地元説明会を相馬市のカフェ「野馬土」(浜通り農民連に併設)で開催しました。説明会にはNPO法人「野馬土」からの呼びかけに応えた住民11人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
赤い橋渡れば故郷青田風
スペースマーク 持続化給付金Q&A
7月6日付の持続化給付金Q&A「持続化給付金の会計処理は?」の記事中の「住民税非課税、国民健康保険料(国保税)の減免などを受けた人が、給付金の加算で減免を受けられなくなる可能性もあるので注意が必要」との記述に対し、「国保税の減免は受けられるのではないか」と、読者から問い合わせがありました。説明不足の点がありましたので、補足します。
スペースマーク 『止めよう 日米FTA』
「TPPプラスを許さない!全国共同行動」実行委員会は、新しいパンフレット『止めよう 日米FTA』を発行しました。TPP(環太平洋連携協定)11、日EU・EPA(経済連携協定)に続いて今年の1月に日米貿易協定・デジタル貿易協定が発効し、農産物輸入の急増で日本の畜産農家などに重大な影響が生じています。
スペースマーク どなたか苗もっていませんか
先日、岡山県倉敷市にお住まいの岩佐仁志さんから、「6月19日の大雨で、1反に田植えした稲が半分近く流されたので苗をどなたか持っていませんか」と岡山県農民連に連絡がありました。
スペースマーク 新型コロナで工房休業 牛の世話に精を出す毎日
群馬県長野原町で弟と酪農を営む山村聡さんの牧場では約100頭の牛を飼育しています。「7月16日に、ちょうど子牛が生まれたばかりです。搾乳牛の後継となる、雌のホルスタインで、特に難産ということもなく一安心です」と話します。
スペースマーク 出荷目前 枝豆の目合わせ会イラスト
夏の枝豆の出荷を目前に控えた7月11日、農民連京都産直センター枝豆部会の目合わせ会が、府内2カ所で開かれました。
スペースマーク 旬の味
今年の春からちょっとしたきっかけで、以前梨畑だったところを「野菜をつくりたいから貸してほしい」という人があり、管理も大変だったので借りてもらうことにしました

2020年7月20日(第1417号)

スペースマーク 大豆の収穫前散布 ホクレンが事実上禁止に
国内最大の大豆生産地、北海道でホクレン農業協同組合連合会(ホクレン)は、除草剤グリホサート(商品名ラウンドアップなど)について、大豆収穫前の散布を事実上禁止しました。
スペースマーク 豪雨被害拡大 氾濫・浸水各地で
梅雨前線の停滞で、7月に入って以降、九州や岐阜、長野など西日本と東日本の広い範囲が長期間にわたって豪雨に見舞われ、大きな被害が出ています。死者70人、行方不明者11人が出ているほか、複数の県で多数の河川が氾濫・決壊し、住宅への浸水被害などが広範に発生しています。土砂崩れや、道路の寸断、集落の孤立も発生。被災地では、新型コロナウイルスと豪雨被害という「二重の打撃」に見舞われるなか、これまでに経験したことのない甚大な災害となっています。
スペースマーク 種子条例 広島・三重両県でも条例制定
新聞「農民」7月13日付3面で、全国の種子条例制定状況をお伝えし、19道県で制定されたことを報道しましたが、その後、6月県議会で広島、三重の2県が種子条例を制定し、21道県に広がりました。両県では農民連も条例制定めざして運動してきました。
スペースマーク 改憲より新型コロナ禍と災害への対策優先せよ!
「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」は7月9日、東京・新宿駅前で9の日行動の宣伝を行いました。
スペースマーク 市民と野党の共闘さらに
7月5日、投開票された東京都知事選挙で、東京農民連も支援した宇都宮けんじ候補は、約84万票(得票率13・8%)を獲得しましたが、残念ながら次点となりました。当選は現職の小池百合子氏でした。
スペースマーク 農のこころ
石積みの棚田の里や立葵
スペースマーク コロナ禍による国民の前向きな変化に確信を持ち、「会員と『農民』拡大運動」を成功させよう!
石積みの棚田の里や立葵
スペースマーク 経営継続補助金
新型コロナウイルス感染症の影響を克服するため第2次補正予算で措置された「経営継続補助金」の説明会が全国で行われています。
スペースマーク 市民太陽光発電所が竣工式
農事組合法人「埼玉産直ネットワーク協会」(加須市)の敷地の一部を活用した加須市民太陽光発電所が完成し、6月30日に関係者が参加し、竣工式が行われました。
スペースマーク 甘〜い!おいし〜い! さくらんぼ狩り
福島・安達地方農民連女性部は6月26日、農民連会員の武藤喜幸さん宅の「マルハラ果樹園」で、毎年恒例のさくらんぼ狩りを開催しました。
スペースマーク ニンニクの収穫
畑への水やりに体力を使っていたから、待望の雨でした。大雨にはならないで良かった。
スペースマーク 旬の味
宮城県蔵王町には、50年も続くラグビークラブとそのクラブの保養所があり、立派な芝生のグラウンドがあります。今年からそのクラブが総合型地域スポーツクラブとしてリニューアル。そのオープンイベントにサッカー担当としてサポートをしてきました

2020年7月13日(第1416号)

スペースマーク 新型コロナ 新自由主義のもろさ明らかに
厚生連病院は、JA道県郡厚生農業協同組合連合会(JA厚生連)が運営する病院です。2019年3月末現在で全国20道県に計107病院59診療所、全体で約5万人の職員が働いています。
スペースマーク 就農3年目 ピーマンの収穫
岩手県奥州市の橋本勉さんは親元就農3年目です。ハウスと露地合わせて20アールのピーマンが収穫の最中です。
スペースマーク 過剰米買い入れで暴落防げ
自民党の水田農業振興議員連盟は6月30日、2020年産米の需給調整の取り組み強化を政府に求める決議を行ったとの報道がありました。
スペースマーク 玉ネギ 生産費を割る大暴落
今年の兵庫県淡路島の玉ねぎシーズンは、生産原価割れのキロ30〜50円の相場価格で始まりました。
スペースマーク 農のこころ
今年の兵庫県淡路島の玉ねぎシーズンは、生産原価割れのキロ30〜50円の相場価格で始まりました。
スペースマーク 持続化給付金 相談が急増中
奈良県農民連では6月に入り、会員からの持続化給付金への相談が急増しています。
スペースマーク 農家が得する税金コーナー(82)
青色申告特別控除は、10万円と65万円の2種類の控除額がありました。不動産所得または事業所得(農業所得を含む)を生ずべき事業を営んでいる青色申告者で、これらの所得に係る取引を複式簿記により記帳し、貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付して法定申告期限内に提出している場合に、最高65万円を控除することとされていました。
スペースマーク 種子条例の制定広がる
米、麦、大豆など主要農作物の種子に対する国や都道府県の責任を定めていた主要農作物種子法(種子法)が廃止されて2年。各地で、種子に対する公的責任を後退させないようにと種子条例の制定が広がっています。
スペースマーク ダム開発前の木曽川の歴史語るイラスト2点
岐阜県可児市の日置さんの庭に、「日置水車・大正八年」と刻まれた標柱が見えています(写真)。どういうことだろうと家の日置祥子さん(可茂農民組合員)に聞きました。
スペースマーク 発見 農の現場から
岐阜県可児市の日置さんの庭に、「日置水車・大正八年」と刻まれた標柱が見えています。どういうことだろうと家の日置祥子さん(可茂農民組合員)に聞きました。
スペースマーク 旬の味
梅雨の季節、色とりどりの変化に富んだ花を咲かせる紫陽花が今とてもきれいに咲いている。7月第1日曜日は毎年、“東和ロードレース大会”が開催され、小学生が2キロ、中学生が5キロを走ってきた

2020年7月6日(第1415号)

スペースマーク コロナ・ショックがあぶり出した食のぜい弱性と食料自給の大切さ
コロナ・ショックは、グローバル化した食のもろさを露呈させた。物流(サプライ・チェーン)が寸断され、人の移動が停止し、それが食料生産・供給を減少させ、買い急ぎや輸出規制につながり、それらによる一層の価格高騰が起きて食料危機になることが懸念されている。日本の食料自給率は37%、われわれの体を動かすエネルギーの63%を海外に依存している。輸入がストップしたら、命の危険にさらされかねない。
スペースマーク 二番茶収穫始まる
京都府の和束町で4ヘクタール(約1ヘクタールは無農薬栽培)のお茶を耕作しています。今は、二番茶の収穫の最中です。
スペースマーク コロナ禍から畜産と米を守れ
京都府の和束町で4ヘクタール(約1ヘクタールは無農薬栽培)のお茶を耕作しています。今は、二番茶の収穫の最中です。
スペースマーク イージスアショア配備計画停止
京都府の和束町で4ヘクタール(約1ヘクタールは無農薬栽培)のお茶を耕作しています。今は、二番茶の収穫の最中です。
スペースマーク 農のこころ
青田風山の夕日を誘い出す
スペースマーク コロナから経営守る
新型コロナが農産物全般に影響を及ぼしているなか、学校給食のキャンセルや外食需要の減少によって、米は市場流通での価格下落が急激に進んでおり、60キログラム2000〜3000円の暴落という衝撃的な価格に米農家にも不安が出始めています。
スペースマーク 今ある制度をフル活用
新型コロナが農産物全般に影響を及ぼしているなか、学校給食のキャンセルや外食需要の減少によって、米は市場流通での価格下落が急激に進んでおり、60キログラム2000〜3000円の暴落という衝撃的な価格に米農家にも不安が出始めています。
スペースマーク 持続化給付金 Q&A
Q1 中山間地補助金や青年就農給付金などはどのように扱ったらいいのでしょうか。
スペースマーク 国会再開を、改憲発議するな
総がかり行動実行委員会は6月19日、国会議員会館前で「19日行動」を行い、激しい雨が降る中1200人が参加しました。
スペースマーク ネオニコ使わない取り組み各地で始まる(1/4)(2/4)(3/4)(4/4)
近年、話題になっている殺虫剤のネオニコチノイド系農薬。水溶性で使いやすく、少量で効果が長続きすることで米をはじめ、果樹や野菜などで広く使われています。使用の拡大に合わせ、農民連食品分析センターは市販のお米(玄米)の残留農薬を調査。全体の36%から何らかの農薬が検出されました。ネオニコ系農薬の使用をやめた農家の思いや取り組みを紹介するとともに、日本農業と「食の安全」を守るために何が必要か、消費者のみなさんと一緒に考えていきます。
スペースマーク 固定種野菜の出荷 説明会で会員加入
農民連奈良産直センターは6月17日、吉野町で出荷説明会を開催しました。吉野町では町の名産作りに固定種の栽培の取り組みを始め、生産者のグループも誕生しました。
スペースマーク 農家が得する税金コーナー(81)
新型コロナウイルス感染症予防のための直売所などの休業で大変でしたが、6月に入り国民健康保険料(税)と住民税(都道府県民税と市町村民税)の調定通知が届いたと思います。4月から6月までの国保料などは、昨年度の金額を参考にした「仮調定」です。3月(今年は4月中旬まで)に行った所得税の確定申告や住民税の申告に基づき今年度の納税額が計算され、仮調定と調整の上、通知されます。ほとんどの自治体の通知書には計算方法が載っています。
スペースマーク 労災保険 農業の事業主も加入ができます
労災保険は、専業、兼業問わず農業の事業主も加入できます。労働者の補償内容とほぼ同様です。大阪府内では農業関連の労災保険に加入できるのが唯一、大阪農民連の労災保険事務組合です。
スペースマーク 本の紹介/『新しい小農〜その歩み・営み・強み〜』
小規模・家族農業を担う小農(しょうのう)は、世界の農家の大多数を占め、じつに食料の8割を供給。環境への負荷が少なく、持続可能で理想的な農業形態を成り立たせているとして内外で再評価されています。
スペースマーク 農業は地球と地域に貢献イラスト
国連が定めた2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標(SDGs)について、最近いろいろな場面で紹介される機会が増えています。
スペースマーク 農民連結成30周年記念コンクール入選作品 写真の部
遠くに連なる霧島連山を前に広がる牧草地。それ以上に出しゃばるほどに並ぶ飼料のロールの存在が「ここに農業あり」を語っています。ロールを必然的に主人公とする構図こそが農民ならではのカメラアングルだと思います。人間が登場せずとも、さわやかな光線に照らされるロールが畜産の営みを象徴しています。
スペースマーク 旬の味
沖縄は時折雷雨となる戻り梅雨の最中、慰霊の日を迎えた。私は当日の朝、地元の慰霊の塔敷地の清掃に当たった。すでに参拝に訪れた方々によるお花と線香、お茶やお酒などが供えられてあった
ライン

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