持続化給付金
相談が急増中
奈良
「申請方法わからず助かった」
「人にも紹介したい」
産直出荷や税金も農民連で
奈良県農民連では6月に入り、会員からの持続化給付金への相談が急増しています。
原木シイタケの干しシイタケを地元ホテルや直売所で販売していたAさんは、コロナの影響で販売先が一斉に休業。大きな影響を受けました。事務局からの呼びかけで早速事務所を訪れ申請を行い、給付金が入金されました。Aさんは「制度は知っていたが、やり方が分からなくて助かった」と言います。
同時に販売についても産直センターのスタッフと相談し、産直センターや農民連の直売所への出荷も始まりました。Aさんは「知り合いの米農家も税金を一緒にやりたいと言っている人がいるから今度一緒に来ます」と紹介活動にもつながっています。
事務所には連日、イベントや朝市、直売所、飲食店の営業中止などの影響で売り上げが落ち込んだ組合員が訪れ、相談・申請をしています。「補助金をどのように処理すればいいか、問い合わせ窓口に電話したがつながらない」、「スマホやパソコンでの申請ができないので助かる」といった声も多く寄せられています。
農民組合では朝市や直売所や飲食店などに販売が多い組合員を中心に電話かけのほか、会費の請求時にお知らせチラシを折り込み、呼びかけを進めています。
(奈良県農民連 水井康介)
(新聞「農民」2020.7.13付)
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