コロナ禍による国民の前向きな変化に確信を持ち、
「会員と『農民』拡大運動」を成功させよう!
2020年7月2日 農民連常任委員会
農民連は、7月2日にインターネットを通じた参加を併用した常任委員会を開催し、7月2日から8月末までの約2カ月間を「会員と『農民』読者拡大運動」にとりくむことを決定しました。
コロナ危機を通して「こんな政治でいいのか」「食料自給率が低くていいのか」と国民の意識が前向きに変化しています。国連「家族農業の10年」や「農民の権利宣言」決議など、持続可能な社会への転換が急務であることが鮮明になっています。農村・農業分野で、こうした流れを加速させために農民連の役割発揮がいよいよ求められています。
この間、コロナ問題を中心に聞き取り調査し、持続化給付金の申請支援、行政への要請運動の中で、仲間づくりを前進させている経験が生まれています。
特に「持続化給付金」の学習会は各地で歓迎され、「税金学習会以上に参加が多い」と手ごたえを感じ、持続化給付金の申請で知り合った農家が、税金や準産直米を「一緒にやりたい」と農民連に加入しています。「春の大運動」のように地域で学習会を設定し、大量宣伝、紹介活動など旺盛に展開して仲間を増やしましょう。
一方、新聞「農民」読者は、コロナの影響で働きかけが弱まっていることもあり、減少し続けています。このまま放置すれば発行の継続が危ぶまれる事態になりかねません。
読者の減少をコロナのせいにしているわけにはいきません。国民の前向きな変化に確信を持ち、あらゆる条件を生かして読者拡大に踏み出しましょう。
会員拡大目標は、都道府県連大会で決めた目標を踏まえた「期間目標」を決め、全都道府県連と単組が複数以上の会員を拡大しましょう。
新聞「農民」拡大目標は、全ての都道府県連と単組が現勢比3%以上の目標を持ち、2019年11月1日現勢の回復をめざしましょう。大きく後退している組織の特別の奮起をよびかけます。
都道府県連と単組は、感染対策をとって会議を開き、情勢と農民の要求を議論し、「会員と『農民』読者拡大運動」期間の目標と段取りを相談し、役員や専従者を先頭に足を踏み出しましょう。8月4日の全国代表者会議に成果を持ち寄り、飛躍の場にしましょう。
「訴え」をつけて地方議員などに見本紙を届けて働きかけることや、新日本婦人の会や友誼(ぎ)団体、産直等で結びついている方などに購読を訴えましょう。役員・専従者を先頭に、電話などあらゆる条件を生かして足を踏み出しましょう。
都道府県連ニュースを発行しましょう。本部ニュースで経験を紹介します。感染状況をみながら、本部から会議や拡大行動へ応援に入る決意です。全国一丸となって奮闘しましょう。
(新聞「農民」2020.7.20付)
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