就農3年目
ピーマンの収穫
橋本 勉さん(40)(岩手県奥州市)
岩手県奥州市の橋本勉さんは親元就農3年目です。ハウスと露地合わせて20アールのピーマンが収穫の最中です。
今年の出来を聞くと、「5月末の低温がきいたのか収量が低いです。コロナの影響で価格が下がりそうだったので、最初のうちは摘果して、植物体自体を育てるようにしていましたが、それでも収量が伸びません」との返事。品薄で価格は上がっているそうですが、「少しでも規格を外れると途端に行き先がなくなります」と不安を訴えます。
「今年は青枯病も発生しているので大変です」と橋本さん。「これまでは収量を確保したかったので自根苗でしたが、来年からは接ぎ木苗を使って青枯病対策をしないといけませんね」と話していました。
(新聞「農民」2020.7.13付)
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