「農民」記事データベース20200706-1415-14

固定種野菜の出荷
説明会で会員加入

奈良産直センター


 農民連奈良産直センターは6月17日、吉野町で出荷説明会を開催しました。吉野町では町の名産作りに固定種の栽培の取り組みを始め、生産者のグループも誕生しました。

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固定種野菜の出荷説明会

 野菜は、固定種野菜セットとして全国に発送され、喜ばれていますが、固定種限定のため生育にバラつきが出やすく、指定された出荷日に出荷できず収穫適期を逃してしまう問題も抱えていました。

 今回の説明会は、確定申告の時期に地域で行った何でも相談会に参加したグループのリーダーや、町の農業委員会の代表からの相談があり、実現しました。

 当日は地元の生産者10人が集まり、奈良産直センターへの出荷方法の説明と直売所出荷のコツの学習会を行いました。参加した組合員さんからは「出荷だけでなく、みんなで税金の申告に取り組めば大きなメリットがある」などの発言があり、その場で複数人が農民連に加入し、出荷に取り組むことを確認しました。

 直売所の開設へ仲間を増やし中

 農民連・奈良産直センターでは、新たな取り組みとして、2021年3月に奈良県内の都市部での直売所の新規開店を目指しています。それに合わせ新たな組合員と出荷者増を目指し、ミニ出荷説明会を今後県内各地域で積極的に開催していきます。
(奈良産直センター 水井康介)

(新聞「農民」2020.7.6付)
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2020年7月

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