ネオニコ使わない取り組み
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同時に、ミツバチの減少の原因には蜜源や花粉源の花が減っていることもあるのではといわれています。農村は一見、自然豊か、蜜源豊かに見えますが、近年では単一作物での栽培が多くなり、蜜や花粉集めが難しい環境になっているというのです。
そこで農民連食品分析センターと農民連女性部では、2018年から共同で、ミツバチが喜ぶ蜜源の植物を育てようという「みつばちかだんプロジェクト」を立ち上げ、進めています。
福島・南相馬の女性部の皆さん |
プロジェクトでは、ミツバチたちが好む植物で、1年間、花をリレーできそうな草花を選んで、空いた田畑や道路脇や農地の片隅に種をまき、育てています。種を植えたら看板も設置。ミツバチが訪れてくれるかをみんなで観察し、写真に撮ってSNSアプリのLINE(ライン)で交流したりして、草花を育てることからミツバチをはじめとした農業を取り巻く生態系の豊かさや、ネオニコチノイド系農薬を考える契機にしています。
▼種の入手や相談は、「みつばちかだんプロジェクト」のホームページへ https://earlybirds.ddo.jp/earlybirds/mitsubachikadan/
[2020年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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