2013年9月


2013年9月30日(第1087号)

スペースマーク TPP交渉阻止へ さらに大同団結を
シンポジウム「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉」が9月14日、東京・文京シビックホールで開かれ、会場が満席になるほどの参加がありました。主催は、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会、TPPに反対する弁護士ネットワーク、主婦連合会の3団体です。
スペースマーク TPP推進のモンサントNO!改憲阻止へ共同広げ強めよう
「STOP TPP!!官邸前アクション」は9月17日、東京都中央区の日本モンサント社前で「TPPを推進し、命と環境・農を支配する多国籍企業、モンサントにNO!」抗議行動を行いました。この日は、「オキュパイ・モンサント」(モンサントを占拠せよ!)と世界同時行動が呼びかけられ、それに応えたものです。
スペースマーク TPPシンポでの発言――
日本医師会副会長の中川俊男さんの発言(大要)は以下の通りです。
スペースマーク 農のこころ
台風禍昏るる陽の抱く落ち林檎
スペースマーク 大きいの取れたョ!
サツマイモを作って子どもたちにイモ掘り体験をさせてあげたい。農民連と新日本婦人の会の交流を通じて産直運動を盛り上げたい――そんな思いから、5月下旬に宮城県の古川農民組合の直売所にある畑の一画を借りて、500本のサツマイモの苗(べにあずま)を植えました。イモ掘りの前日にはツル刈りをして準備をしました。
スペースマーク 一人で悩まず相談しよう「TPP反対」の気持ちを書に
奈良県農民連の事務所で8月23日、新規就農者や就農希望者、産直センター職員など24人が集まり、新規就農者交流・相談会が行われました。
スペースマーク アウシュヴィッツ平和博物館訪ねて(福島県白河市)田まわり会
岩手県女性部は9月1日、バスで行く学習ツアーの10回目として、福島県白河市にある「アウシュヴィッツ平和博物館」を訪れました。
スペースマーク みっちゃん漬け
日本母親大会の農村のお母さん交流会に、福島県北農民連の佐藤光子さんがキュウリの漬物を持参。ご相伴にあずかったお母さんたちから「おいしい!」「作り方を教えて!」と大好評を博したこの「みっちゃん漬け」。まろやかな酸味が爽やかで、白ご飯も、ビールも、進むこと請け合いです。みっちゃん秘伝?のレシピを紹介します。
スペースマーク 旬の味
初秋を迎え、桃・梨・ブドウの収穫は終期となりました。果樹農家にとって今年は春先からの天候不順で生育が心配されましたが、収穫期を迎え量的にも品質的にも平並みの作柄となりました

2013年9月23日(第1086号)

スペースマーク イノシシの食害ストップ!
各地で田畑を荒らす鳥獣被害が深刻です。丹精込めて育て上げた農作物がイノシシ、シカ、サルなどによって食い荒らされ、一夜にして全滅ということも。滋賀県長浜市の鳥羽上北町では農業組合を先頭に集落をあげて獣害被害に立ち上がり、成果を上げています。
スペースマーク TPP交渉から撤退を!TPP反対 福岡からも声あげよう憲法を政治に生かそう 「9の日宣伝」
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)が主催する、2013年の「グリーンウエーブ行動」がスタートしました。初日の9月10日には、全国での運動の皮切りに、東京・新宿駅西口で宣伝を行い、TPP交渉からの撤退、原発ゼロを訴えました。
スペースマーク 三陸沿岸漁業の復興対策を
岩手県漁民組合(藏徳平組合長、岩手県農民連加盟)の組合員14人は9月6日に上京し、国会内で農水省の水産庁、復興庁と交渉を行いました。日本共産党の紙智子参院議員が同席し、農民連本部の笹渡義夫事務局長、山本浩一漁業担当参与も参加しました。
スペースマーク 農のこころ
撓みゆく稲穂のひかり風さやぐ
スペースマーク 奥 登さんを偲しのんで
本会再建時に会長だった奥登元会長(農民連顧問)が6月10日に94歳で逝去されました。ここに、ご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
スペースマーク 守ろう!守ろう!築地市場
農民連などが呼びかけ団体に加わる「守ろう!築地市場9・7パレード実行委員会」は9月7日、築地市場正門(東京都中央区)に集合し、各団体によるリレートークの後、霞が関までパレードを行いました。
スペースマーク 現局面をどうみるか
築地市場移転問題の現局面をどうみるのか。東京都議会で中央卸売市場問題を質議する経済・港湾委員会所属のかち佳代子都議(日本共産党)に話を聞きました。
スペースマーク 旬の味
宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」を見ました。これまでのジブリ作品の中でも、より洗練されたおとなのアニメです。風の描写がすばらしく、身体の内外を風が吹き抜けていき、心洗われました。堀辰雄の小説「風立ちぬ(生きめやも)」(風立ちぬ 凪(なぎ)を待たずに生きねば)が全編をつなぐメッセージです

2013年9月16日(第1085号)

スペースマーク 米価 昨年より暴落、収穫喜べない
これから各地で本格的な稲刈りの時期を迎えます。千葉県は全国でも稲刈りの時期が早い早場米地帯。8月下旬から稲刈りが始まっています。千葉県農民連会長の大木傳一郎さん=匝瑳市=も刈り取り作業で多忙な日々を送っていますが、米価の下落で収穫の秋を素直に喜べません。
スペースマーク 米価下落 TPP 農民連が農水省交渉
各地で深刻な米価暴落の事態をうけて、農民連は9月3日、農水省に対し、米価下落とTPP参加問題について要請を 行い、秋田、岩手、福島、埼玉の各県からも農家や県連役員らがかけつけました。
スペースマーク TPP 反対・抗議の声まじめに聞け宮城 TPP交渉から撤退こそ国益
「STOP TPP!官邸前アクション」は9月3日、首相官邸前で抗議行動を行いました。
スペースマーク “もっと勉強しなくては…”“TPP参加は大変だ”
8月24日に岐阜県中津川市の蛭川公民館で開かれた「TPPは、私たちのくらしに何をもたらすの?」学習会には60人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
息ひそめる稲穂の明日にTPP
スペースマーク 共に力を合わせて日本の米を守ろう
農民連ふるさとネットワークの大阪での「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」が9月1日、大阪府私学教育文化会館で開催され、お米屋さんや米卸業者、生産者など約100人余が参加しました。
スペースマーク 有機農業推進小委員会が発足
8月21日、農水省の食料・農業・農村政策審議会・企画部会に、有機農業推進法に基づき「基本方針の見直し」を検討する「有機農業を推進する小委員会」が発足し、部会長には蔦谷栄一・農林中金総研特別理事が選任されました。
スペースマーク “福島の食”の安全・安心求めて
福島県生活協同組合連合会は8月30、31の両日、「福島の生産・流通現場の視察&生産者交流パート1」を主催し、首都圏からの参加者が福島の生産者や学生と交流しました。
スペースマーク 地元産野菜使ってトマト大福 トマト羊かん手間かけて伝える大根の自家採種
「地元の野菜で新しい名物を」地元産のトマトを使った大福と羊かんを作っている和菓子屋さんがあります。東京都小金井市の新小金井西口商店街にある「亀屋」さんです。小金井市では江戸東京野菜の復活・普及を通じたまちおこしを行っています。
スペースマーク 農業用電気自動車 超小型軽トラを開発
大阪や京都の自動車整備業の事業者8社が共同出資して設立した株式会社「EVジャパン」が、農業用の電気自動車(EV)の超小型軽トラックを開発し、7月から販売が始まっています。代表取締役を務める西田長太郎さんを、大阪府豊中市の工場に訪ねました。
スペースマーク シリーズ 食品表示を考える[7]
食品表示法の施行は制定から2年以内です。しかし、それ以前に重大な表示改革が実行されることが6月下旬、閣議決定されました。総理の諮問機関である「規制改革会議」が提示した「いわゆる健康食品の機能性表示制度の導入」です。閣議決定を受け、今年度から検討に着手し、2014年度に実施することが消費者基本計画にも急きょ盛り込まれました。
スペースマーク 分析センターだより
誰もが楽しみにしている新米。今回は変わらず問い合わせのある放射性物質の検査結果の傾向について少し触れておきたいと思います。
スペースマーク 税金相談員養成講座に参加して
夜半から未明にかけて愛知県地方にも大雨が降った8月6日、「税金相談員養成連続講座第3回」が名古屋市で行われ、私も参加しました。奈良県連の竹島茂直事務局長が講師です。
スペースマーク この人
農民連本部に、若い新人が加わりました。渡邊信嗣さんです。北海道は士別市生まれの30歳。新潟大学理学部、広島大学大学院と、ずっと化学を専攻してきた「理系男子」です。農民連ではフラスコをペンに持ち替えて、新聞「農民」の記者として活躍します。
スペースマーク 農民連青年部 夏の学習交流会感想
「結(ゆ)イノベーション」をテーマに農民連青年部の交流会が8月24、25の両日開催されました。会場となった新潟県十日町市には全国から農業青年や農業志望の若者ら、56人が集まり、農村の活性化に占める結びつきの重要性について、交流を行いました。
スペースマーク 旬の味
いよいよ稲刈りシーズン到来。米作り農民が一番輝くときだ。刈り取り間近の田んぼに立ち、秋風に揺れる重く垂れた稲穂を見ているとなんとなく敬けんな気持ちになる

2013年9月9日(第1084号)

スペースマーク 女性の力で世界を変えようTPP参加に反対!農村のお母さん交流会
第59回日本母親大会が8月24、25の両日に開催され、全国からのべ1万2700人が集いました。1日目は千葉市の幕張メッセで全体会が、2日目は東京都内5カ所に分かれて35の分科会(特別企画、見学分散会を含む)が開かれました。
スペースマーク 学びたい 知りたい
農民連女性部は8月25、26の両日、東京都内で夏の学習合宿を開き、役員を中心に20人が参加しました。
スペースマーク TPP 強まるアメリカと交渉参加国の対立
8月22日から30日までボルネオで開かれていた第19回TPP交渉は、恒例の記者会見も行わず、「作業を最も一般的な言葉で記述した共同声明」(アメリカの貿易専門紙)を発表しただけで終了しました。
スペースマーク 13年度米価が大暴落「軽トラ宣伝カー」福島県内駆け巡る
早生品種の稲刈りが始まった8月28日、春からの米価暴落が2013年産米の仮渡し金に大きく影響していることをうけて、新潟県農民連は農協労連と県労連と県農林水産部へ緊急対策を講じるよう要請しました。
スペースマーク 農のこころ
棚田穂にいく曲りして夫婦坂
スペースマーク こういう時こそ深い信頼関係を“原発問題 だいぶ疑問が晴れた”
米価下落、TTP交渉参加問題など農政が激動するなか、「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」東京会場が8月25日、台東区民会館で行われ16都道県から米業者や生産者約150人が参加し、交流を深めました。
スペースマーク 米先物取引の延長を認可
政府・農水省は8月7日、大阪堂島商品取引所(堂島商取)が申請した米の先物取引の試験上場の延長を認可しました。試験期間中の過去2年間、まともな実績が残せず、「不合格」がすでに明白にも関わらず認可した政府・農水省の姿勢が厳しく問われています。
スペースマーク ふくしまの産直梨 どうぞコウノトリの米 環境がよくなり農家の誇りです
農民連は、東日本大震災直後から対策本部を立ち上げて、全国の仲間から農産物や生活物資を被災地に送り続けています。また農民連ふるさとネットワークは、風評被害にあっている農産物や農産加工品を紹介し、支援に取り組んでいます。
スペースマーク 刈り取り直前の水稲襲う
8月24日早朝、稲刈り直前の田んぼを豪雨が襲い、島根県西部の浜田市や江津市、邑南町で、あぜや土手の崩落、土砂の流入や用水路の陥没など甚大な被害が出ました。「邑南町だけで被害は600カ所にのぼるのでは」と町農林振興課長は指摘しています。
スペースマーク 旬の味
暑さで下がった産卵率が戻らず、わが家の卵の必要量と供給量のバランスは、ここ2週間きわどい線をたどっている。そろそろ、暑さ対策のできる新しい鶏舎へ建て替えが必要かもしれない

2013年9月2日(第1083号)

スペースマーク 対米追従やめ、交渉から撤退を本格的交渉入りに抗議
「急ぐ米 日本追従」(東京新聞)――8月22日からブルネイで開かれているTPP交渉で、アメリカの強引な横車と、これに追従する日本政府の弱腰が鮮明になっています。
スペースマーク TPP交渉から即時脱退をTPP阻止へ農民組合作ろう
TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会は8月20日、国会内で記者会見を行い、TPPに関わる要望書を衆参両農水委員会と内閣府に提出し、衆参両農水委員長と面会したことを明らかにしました。会見には、醍醐聰・東大名誉教授、大西広・慶應義塾大学教授、鈴木宣弘・東大教授、楜沢能生・早稲田大学教授の4氏が出席しました。
スペースマーク 〈経営所得安定対策〉一刻も早く決めてほしい〈テンサイ基準糖度〉検討内容の説明求める
北海道農民連は8月22日、畑作農家を中心に5人が上京し、日本共産党の紙智子参院議員とともに、経営所得安定対策やTPP交渉について、農水省、内閣官房、外務省からレクチャーを受けました。
スペースマーク 農のこころ
林檎は蜜稲は穂の季(とき)悼むなり
スペースマーク “生まれてはじめて体験した豪雨”
山形、山口、島根、秋田各県など、全国各地で記録的な豪雨が吹き荒れて甚大な被害が引き起こされています。政府は「激甚災害」を発動する方針ですが復旧対策は待ったなしです。
スペースマーク 語り継ぐ満蒙開拓(下)
1945年8月初旬、北満州の平原は、短い夏を惜しむかのようにあらゆる野草の花が一斉に咲き乱れていました。
スペースマーク 熊本農民連女性部 1泊交流会ひらく
「熊本農民連女性部の交流会をしたい」と県連事務局の野口絹代さんが熊本県連の総会で提案し、会長の青山司さん、大矢野有機農産供給センター理事長の鬼塚正義さんのバックアップで8月4、5の両日、天草市で交流会が開催されました。
スペースマーク 白大豆の農園視察・交流
田植えが終わり、ほっと一息ついた7月10日、岡山県農民連女性部で白大豆の農園視察を行いました。今年のみそ作りに向け、白大豆の栽培見学と懇親会を行おうと計画したのです。
スペースマーク とうもろこしフェス
国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会は8月4日、南砺市で20回目の「とうもろこしフェスティバル」を開きました。
スペースマーク 旬の味
埼玉県東部地域でも稲が黄金色に染まってきた。毎日の散歩が楽しみだ。昨年より一週間ほど早くなっているそうだ。朝早くから田んぼの様子を見に来る農民の姿を見る。少しでもおいしいお米を作ろうという意欲の現れだろう。稲穂がだんだん頭を下げていくのを見ていると、5円玉の稲穂の図柄に思いをはせる
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