13年度米価が大暴落
新潟県は緊急対策講じよ
早生品種の稲刈りが始まった8月28日、春からの米価暴落が2013年産米の仮渡し金に大きく影響していることをうけて、新潟県農民連は農協労連と県労連と県農林水産部へ緊急対策を講じるよう要請しました。 |
米価下落対策を県に訴える新潟県農民連などの代表 |
また、MA米の輸入については「TPPのなかで重要品目として関税撤廃から除外を進める方向で議論されるなか、MA米を持ち出すことは得策ではない」と述べました。
これらの回答に対して参加者からは「新潟コシヒカリでも昨年からは1俵1800円もの下落で大規模になれば100〜200万円もの収入減少となる。犠牲者が出たらどうするのか」と追及。緊急な要請に何もしようとしない県に対して文書での回答を求めました。
軽トラ宣伝カーをバックにスクラムを組んで(JAビル前) |
28日は、福島県食健連として、福島県農協労連書記長の尾形忠明さんと福島県農民連事務局長の根本敬さんが、福島県農協中央会を訪問。「いいですね。元気出ますね」と福島県農協中央会参事の川上雅則さんが「軽トラ宣伝カー」を賞賛しました。
根本事務局長が「JAグループの奮闘に敬意を表し、ともにがんばりたい」との話に、川上参事が「秘密で交渉するものにロクなものはない。JAグループも交渉からの撤退を求めてがんばりたい」と応じ、JAビル前で宣伝カーをバックにスクラムを組みました。
JA新ふくしまでは、永澤信弘専務と懇談。「JAグループは、条件闘争ではなく最後までがんばる。確固たる姿勢を堅持しているのはわれわれであり、農業の未来に責任を負う覚悟だ」と語りました。さらに、福島県庁に宣伝カーで乗り入れ、日本共産党県議団とエールを交換しました。
[2013年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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