農のこころ丸山美沙夫
林檎は蜜稲は穂の季(とき)悼むなり 鈴木 節子 俳誌『道標』から。この作品は東日本大震災地の陸前高田を訪ねた一連の作。〈うずたかき船の墓場や秋驟雨〉の作もあり、痛ましい被災地の復興はなかなか大変である。しかし、その地にも必死に農に生きる人々の努力もはじまっている。収穫の秋であるだけに、林檎や稲作の痛々しさがより鮮烈に迫るのである。
(新聞「農民」2013.9.2付)
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[2013年9月]
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