“もっと勉強しなくては…”TPP学習会 農協役員ら60人
恵那・中津川農民組合(準)岐阜8月24日に岐阜県中津川市の蛭川公民館で開かれた「TPPは、私たちのくらしに何をもたらすの?」学習会には60人が参加しました。新たに結成された恵那・中津川農民組合(準)が初めて取り組んだ企画で、農協の役員さんも複数参加していました。「TPPについてよく知らない」という人も多く、参加していて関心が大きいと感じます。 学習会は、安部淳・岐阜大名誉教授の講演を受けて、会場から「先生の気迫あふれる話に驚いている。大変なことだということがわかった」「TPP反対というだけではだめ。本当に食料自給率を高めるためには何が必要か」など質疑や意見が出されました。 集会後すぐに参加者を中心に、少人数での学習会が市内(上矢作)で開かれて「もっと具体的に勉強しなくては」という声が出ていました。 (岐阜県農民連 中島新吾)
“TPP参加は大変だ”埼玉・年金者三芳支部が学習会周りの人たちにすぐ広めよう8月24日、埼玉県の全日本年金者組合三芳支部主催による「TPPを考える学習会」が三芳町で開催されました。「世界的食糧難が来る中で食糧を外国に依存していいのでしょうか」「除草剤でも枯れない遺伝子組み換え食品を食べても害がないのか心配です」「TPPの内容を多くの人たちに知ってほしい」、と呼びかけるチラシを町内に1000枚配りました。当日は50人が参加。埼玉県農民連会長の立石昌義さんがスライドを使って、TPP参加で日本の食糧・医療などがどうなってしまうのか、丁寧に説明しました。 質疑応答の際には時間が足りないほどさまざまな質問が出されました。「どうしてこんなにひどいTPPに参加しようとするのか」「将来、家族農業はどうなってしまうのか」「農業だけでなく漁業にも、目を向ける必要を強く感じる」など熱心に話し合われました。周りの人たちへ、TPP反対の動きを広げていこうと決意し閉会しました。 (埼玉県農民連 田村幸子)
(新聞「農民」2013.9.16付)
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[2013年9月]
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