2015年11月


2015年11月30日(第1192号)

スペースマーク 会員・読者拡大 総対話運動
農民連はいま、歴史的情勢のもとで農民との総対話を進め、たたかいの発展の中で会員と読者の拡大、会員のいない空白地域への組織づくりを発展させる「TPPストップ! 安倍政権打倒、会員・読者拡大、総対話運動」(来年1月13、14両日の全国委員会まで)に取り組んでいます。各地での対話と組織づくりの取り組みを順次紹介します。
スペースマーク 問題点を暴露し批准必ず阻止を情報公開と撤退を
TPP暫定協定文の発表を受け、アジア太平洋資料センター(PARC)は11月13日、東京都内で緊急集会を開き、際限のない自由化を求められる危険な仕組みが盛り込まれていると告発し、分析を進め問題点を暴露し、署名・批准の動きを阻止すると誓いました。
スペースマーク 良質原木の安定供給を
シイタケ原木が価格高騰している問題で、農民連は11月11日、林野庁に要請を行い、大阪、奈良、和歌山の原木シイタケ生産者ら10人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
冬菜洗う婆ら夕日を抱え込む
スペースマーク 農民連と韓国KPLが協議
農民連と韓国全国農民会総聯盟(KPL)は10月30日、東京の農民連本部事務所で、TPP情勢やミニマムアクセス(MA)制度などについて協議を行いました。
スペースマーク “安心して食べる幸せ実感”職員募集
岡山県の備北農民連は新日本婦人の会のみなさんと2回目の「収穫感謝祭」を11月8日に高梁市で開き、子ども10人を含め60人以上が集いました。
スペースマーク 参加者が報告集会
「世界の運動とつながって、最低賃金を大幅にあげよう!」――ファストフードなど低賃金で働く労働者たちが、人間らしい生活と賃金の引き上げを求めて、世界中で立ち上がっています。8月には、ブラジルのサンパウロで20カ国以上の労働者たちが集まり、「ファストフードキャンペーン世界会議」を開催。
スペースマーク 助け合いの大切さ実感
震災直後から続く東京土建板橋支部の復興支援活動。14回目となる今回は11月14、15の両日、宮城県東松島市で行われました。東京からは農民連本部の3人を含む26人が参加しました。
スペースマーク 農家のお母ちゃん同士 農業談義に話尽きず
神奈川農民連女性部「いちょうの会」は11月8日、日帰り研修旅行を行いました。
スペースマーク 自然豊かな秩父へ
埼玉県農民連女性部は10月22日、15人で研修旅行に行きました。今年は会員の生産者めぐりをしながら自然の中でゆっくり過ごしたいとの要望で、大自然の残る秩父へ。
スペースマーク 旬の味
地域の第56回母親大会は教育、平和、暮らしの3分科会をもちました。参加者から「今の教育や子どもたちの現状をもっと知らないと」「私たちに何ができるのか励まされた」など前向きな感想が寄せられています

2015年11月23日(第1191号)

スペースマーク せっかくの努力もつぶされる TPPには絶対反対だ!
政府がTPPの影響は少ないとする銘柄豚(遠州黒豚)を飼育する森島宏昌さん(37)と、養蜂農家の内山朋飛(ともたか)さん(39)の二人の後継青年の話を聞きに、静岡県浜松市浜北区を訪ねました。二人は、TPPの影響について「自分のものには自信があるが、経営環境が悪化したときにどう影響があるか不安だ」と口にします。政府が育てようとする「やる気のある農業者」にも、TPPの影響が及ぶことを改めて思い知らされました。農業は地域とともにあり、地域農業を守らなければ自分の経営も守れないことになります。地域一丸となった運動がますます重要になっています。
スペースマーク WTOをはるかに上回る農業つぶし協定
これまで史上最悪の農業つぶし協定といわれてきたWTO(世界貿易機関)と比べると、譲歩底無しのTPPは史上最悪の記録を塗り替えるものであることが浮き彫りになっています。
スペースマーク TPPは決着にほど遠い戦争法発動させない運動広く
農民連四国ブロック協議会研究交流集会が10月25、26の両日、高知県伊野町の「かんぽの宿伊野」で開かれ、約50人が参加し、各県の運動や経験を交流しました。各県持ち回りの開催で開いているもので、今回で33回目です。
スペースマーク 農のこころ
落葉踏めば起ち百姓の声・におい
スペースマーク 漁民にサケをとらせろ!集会での漁民の発言
岩手県漁民組合に加入する漁民を中心に小型漁船漁業者100人は11月5日、盛岡地方裁判所に「さけ刺し網漁不許可取消・許可義務付請求訴訟」を提訴しました。提訴に続いて盛岡市内で開催された集会「サケ刺し網漁を実現する会」には70人が参加。サケの刺し網漁を実現させる決意を固め合いました。今回の集会には県内のマスコミ各社が多数取材し、関心の高さをうかがわせました。
スペースマーク STOP伊方原発再稼働!!集会in松山原発に依存しない町政に
11月1日に四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する全国集会に福島県農民連から9人が参加し、全国からは4000人が集いました。
スペースマーク 安心・安全作って食べてガッチリ連携(1/3)(2/3)(3/3)イラスト2点
新米食べ学んだお米のこと/新米食べ学んだお米のこと/食べ放題 大いに英気養う/手作り豚バーガーに挑戦/手に鎌 にぎやかに稲刈り/TPP撤回し…/黄金の稲穂に…
スペースマーク ひょっこり読者訪問
2年続きの天候不順で、昨年に引き続き今年も米は不作という秋。今回は、昨年9月に新聞「農民」が読みたいと読者になった方にスポットを当てました。
スペースマーク 肥料メーカーが有機肥料の成分偽装国際有機農業映画祭
JA全農(全国農業協同組合連合会)と提携する肥料メーカー・太平物産(秋田市)が有機肥料の成分を偽装して製造していたという悪質な「事件」が表面化しました。偽装は長期間行われていたもようで、生産者はもとより、流通業者や消費者の間にも衝撃が走っています。
スペースマーク これからのたたかいでTPPはつぶせる!
TPP交渉参加国は、10月5日に「TPP大筋合意」、11月5日に「暫定文書」を発表しました。
スペースマーク TPPとのたたかい これからが正念場
農民連のブックレット『TPPとのたたかいは、これからが正念場』が11月20日に出版されました。TPP「大筋合意」を本格的に、わかりやすく解明した初の出版物です。今年から来年にかけて本番を迎えるTPP阻止の運動や学習会に大いに役立ちます。
スペースマーク 直売所「いきいき畑」県央地域にオープン
農民連にいがた県央センターは、26年前から新日本婦人の会との産直や朝市などの産直活動に取り組んできましたが、新たな産直の拠点となる直売所「いきいき畑」を会員有志らで三条市に開設し、10月30日にオープンしました。
スペースマーク 兵庫で21回目の収穫祭
今年で、21回目の収穫祭が11月1日に神戸市西区で開かれました。好天に恵まれ、3000人が集まり大盛況でした。
スペースマーク “9条田んぼ”に熱い思いこもったしっかり食べて 冬を元気に!
「戦争法案反対!」――私たち農民連の心からの叫びです。そんな思いを込めて、福島県北農民連は今年も「9条田んぼ」に取り組みました。
スペースマーク 旬の味
今年の夏に2回の集会が開催され、参加しました。私たちの地域では本当に久しぶりの集会でたくさんの人たちの参加です。「安倍政権は退場!!」「戦争法案は廃案に」「TPP参加は即刻中止に」と。国民の声を聞けと参加者は皆怒っています。かけ声につい力が入ってしまいます

2015年11月16日(第1190号)

スペースマーク TPP参加で輸入量が増えたら私たちの食の安全はどうなる?
TPPで食の安全はどうなるのか。私たちの健康と命にとって切実な問題です。紙智子参議院議員(日本共産党)事務所の政策秘書、小倉正行さんに聞きました。
スペースマーク 輸出あてこんだ「攻めの農業」が“日本農業を救う”という大ウソ
安倍首相や甘利TPP担当相は熱にうかされたように、「輸出産業化」「攻めの農業」が日本農業を救うと宣伝しています。
スペースマーク 戦争法廃止の国民連合政府を
10月31日に、千葉県習志野市で「地域・職場・青年革新懇in千葉」交流会が全国から1600人を超える参加で開催されました。
スペースマーク 農のこころ
手の平へ光ころがす今年米
スペースマーク 県農民連の支援活動つづく共産党議員団に 核兵器廃絶署名501万託す
9月10日の関東・東北豪雨で甚大な被害を受けた茨城県常総市には、茨城県西農民センターの会員が多くいます。茨城農民連では、10月21日にもほ場の復旧作業に県内から8人が駆けつけました。
スペースマーク 春に植えた稲を刈り取り
横浜市の「苗場保育園」「緑園なえば保育園」「小雀みどり保育園」「戸塚みどり保育園」の園児たちが、春に植えた稲を刈るために山形県の庄内を訪れました。4つの保育園合わせて園児73人、保育士や保護者、卒園児も合わせると総勢100人を超す参加者でした。
スペースマーク 第44回東京都農業祭ひらく
JA東京中央会などが事務局を務める東京都農業祭実行委員会は11月2、3の両日、東京都渋谷区の明治神宮宝物殿広場で第44回東京都農業祭を開き、多くの都民が来場しました。
スペースマーク 全国の仲間のご支援ありがとう
農民連本部に寄せられた災害カンパから、8月の台風15号で被害にあった鹿児島県南さつま農民組合に、お見舞金を送りました。そのお礼と近況が届きましたので、紹介します。
スペースマーク 旬の味
11月2日、次女(明理)の七五三を祝って美容室で着物に着替え、写真を撮りに行きました。明理はぜんぜん笑わず緊張していました。その後、神社に行き、お参りしました。夜は長女(明歩)の11歳の誕生日パーティー。じいちゃん、ばあちゃんに祝ってもらいました

2015年11月9日(第1189号)

スペースマーク TPPとのたたかいはこれからが正念場
東京大学の鈴木宣弘教授は、10月21日に都内で開かれた農民連全国代表者会議で「TPPをめぐる情勢と今後の対応策」のテーマで基調講演を行いました。鈴木教授の講演大要を紹介します。(講演の詳しい内容は、近日中に発行するブックレット〈雑誌『農民』臨時増刊〉に掲載します)
スペースマーク TPP“大筋合意”撤回し食の安全と家族農業守れ
第61回日本母親大会実行委員会は、今年8月に兵庫県で開催された日本母親大会の決議をもとに、10月22日、各省庁に対し、要請行動を行いました。農水省には兵庫、茨城などの各県の代表者のほか、農民連女性部から久保田みき子部長をはじめ6人が参加しました。
スペースマーク 「維新政治」を終わらせ、まっとうな大阪を取り戻すため、みなさんのご支援を再び呼びかけます
11月22日投票の大阪府知事・市長のダブル選挙まで1カ月を切りました。「二重行政の無駄を省く」を口実にしたダブル選挙から4年、橋下大阪市長と松井知事・「大阪維新の会」は、大阪市解体の「大阪都」構想を打ち上げる一方、市民・府民の暮らしや福祉をこわす「市・府政改革プラン」の強行や、教育も地方自治も破壊する「教育・職員基本条例」などを、独裁的な手法で進めてきました。
スペースマーク 都市農業を続けられるよう基本法を実効性あるものに
4月に成立した都市農業振興基本法の学習会が10月17日、東京都清瀬市で開かれました。
スペースマーク 農のこころ
農一途轍に染みる朴落葉
スペースマーク 台風15号農業被害 新潟県阿賀野市稲作被害に特別の救済対策を
8月25日に日本列島を襲った台風15号による強風被害で、新潟県阿賀野市は稲作を中心に甚大な損害がでました。市のまとめによると、稲作は市内の水田5290ヘクタールで被害が発生し、損害額は6億9592万円に及んでいます。このほかビニールハウスの被害が162棟に達し、畑作では転作大豆、キク、柿などほとんどの作物が被害にあい、合計被害額は7億4000万円を超えると見込まれています。
スペースマーク 鬼怒川決壊で大被害 常総市(茨城)はいま温かいごはん食べて!引き続き募金と支援米よびかけ
9月10日の鬼怒川決壊で大きな被害を受けた茨城県常総市。決壊後、2カ月近くたってもいまだに片付けの終わっていない家屋が目立ちます。まだ多くの人が避難所や自分の子どもや親類の家に身を寄せています。
スペースマーク 真剣に考えたい沖縄の伝統食
日本の伝統食を考える会の「第24号伝統食列車」が10月23日から25日まで沖縄県で開催されました。テーマは「戦後70年・日本の平和は沖縄から―豊かな自然と地域に根ざした食文化を次世代へ―」。
スペースマーク 2015冬季産直カタログ
農民連ふるさとネットワークの2015冬季産直カタログができあがりました。今年は全国のふるさとネットワーク加盟37組織から114アイテムがそろいました。
スペースマーク 手作り屋台出店・農作物販売
今年で7回目を迎えた奈良県農民連の収穫祭は明日香村の「古都飛鳥文化祭」とも連携し、国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区で10月24日に開催しました。30人以上の農民連会員が収穫祭実行委員となり、構想を練り上げました。
スペースマーク 旬の味
今年ほど天候が目まぐるしく変化する年はないだろう。稲刈り中も本当に落ち着かなかった。政治情勢もまったく同じだ。安倍首相はどうして“生命”を大切にする政治をしないのだろうか。戦争法案、TPP、原発等々

2015年11月2日(第1188号)

スペースマーク 農民の切実な要求とりあげ 会員・読者拡大 総対話運動を
戦争法強行可決、TPP「大筋合意」などの安倍暴走政治とたたかう方針を意思統一する農民連全国代表者会議が10月21、22の両日、都内で開かれ、37都道府県から約100人が参加しました。
スペースマーク 米価暴落の抜本対策を
農民連は10月22日、衆院第一議員会館で、「TPP『大筋合意』の撤回、米価暴落の抜本対策を求める要請」を農水省に対して行いました。
スペースマーク TPP交渉今すぐ撤退を悔しさ忘れずたたかい続けよう
農民連は10月22日、「TPP『大筋合意』撤回、交渉から撤退せよ!」官邸前抗議行動を行い、全国から約100人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
畑ありし事も生き甲斐秋野菜
スペースマーク マイナンバー制度 その問題点と対策(下)
マイナンバー(共通番号)制度にどう対処したらよいのか。今回は、その対策を取り上げます。
スペースマーク 見舞金届け励ます
栃木農民連の野村和史事務局長は10月16日、9月9〜10日に関東・東北地方の大雨災害にあった3軒の農家を訪問し、全国の農民連の仲間から寄せられた見舞金を届け、激励しました。
スペースマーク 小学生たちと田んぼアート
山口県岩国市で、農民連の仲間を中心に、地域の小学生たちと取り組んでいる田んぼアートも今年で5回目。1年目は小学校5年生が、2年目からは6年生も「ぜひやりたい!」と、一緒に育てています。
スペースマーク いいもの作れば周りが応える 若者が続けられる楽しい農業に
群馬県伊勢崎市で親子2代にわたって無農薬で米を作り続けている農家がいます。新井至基さん(79)、弘明さん(51)の親子です。
スペースマーク 生産者の顔がみえる直売所に
10月6日、長野県の佐久地区食健連で、昨年の「食と農の集い」で講演した小林文麿さんが会長をしている伊那・グリーンファーム(伊那市)を見学しました。佐久食健連から佐久農民センター、直売所や病院関係者など10人が参加しました。
スペースマーク 旬の味
米や果物の収穫も概ね終了し、まもなく晩秋を迎え、紅葉に彩られた山々から初冠雪の便りも聞こえる季節となりました。今年は少雨と猛暑、長雨や日照不足による作物の生育不良、台風の豪雨による農作物の冠水・流失被害などで大幅な減収だった地域が多くあり、農家にとって厳しい1年だったと思います
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