伊那グリーンファームを見学
生産者の顔がみえる直売所に
会長の小林文麿さんから話を聞く
長野・佐久食健連
10月6日、長野県の佐久地区食健連で、昨年の「食と農の集い」で講演した小林文麿さんが会長をしている伊那・グリーンファーム(伊那市)を見学しました。佐久食健連から佐久農民センター、直売所や病院関係者など10人が参加しました。
グリーンファームは全国でも有数の直売所であり、来客が1日平均1500人というだけあって、来客の車が後を絶ちません。店内は地元の農産物をはじめ、キノコや蜂の子・イナゴなどの珍味類、鉢花、農業資材、さらには骨董品コーナーまであり、ごった返しています。道路の向かい側には、熊、ヤギ、猿などのミニ動物園もあります。
買い物を済ませたところで、小林会長から話を聞くことができました。会場は近くの農家レストラン予定地で、すでに3棟のトレーラーハウスができています。
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小林さんの話に聞き入る参加者たち |
今年はマツタケが豊富だったそうで、小林さんは「いやあ、マツタケのない国に行きたいですね。ここではお客さんにマツタケ料理も食べさせます」と朗らかに語ってくれました。(1)楽しくて効率のいい仕事づくり、(2)何でも商品化、(3)生産者の顔が見える直売所、(4)創意性と行動力など、参考になる話がたくさんありました。
(長野・佐久農民センター 布施勝次)
(新聞「農民」2015.11.2付)
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