「農民」記事データベース20151123-1191-14

直売所「いきいき畑」
県央地域にオープン

新潟県農民連


顔の見える農産物盛りだくさん
地域のみなさんの交流の場所に

 農民連にいがた県央センターは、26年前から新日本婦人の会との産直や朝市などの産直活動に取り組んできましたが、新たな産直の拠点となる直売所「いきいき畑」を会員有志らで三条市に開設し、10月30日にオープンしました。

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直売所のオープニングは多くの人でにぎわいました

 新潟の真ん中に位置する県央は、米以外の作物が豊富な地域で旬の野菜や果物、手作りの加工品、惣菜などが店内に並んでいます。

 店舗の屋根には昨年視察した千葉県の多古町旬の味産直センターに学んで太陽光発電を設置。1口2万5000円と5万円の出資を募って、その分の米や野菜を届ける仕組みを取り入れました。

 オープニングイベントでは“野菜おでん”や“お米のつかみ取り”などを行い、店は満員となる状況に。お買い上げの人には先着でビオラ苗1鉢が進呈されました。

 11月8日には新婦人との収穫祭を近くの会場で行い、直売所では餅つきで振る舞いながら交流し合いました。

 代表の鶴巻純一さん(県農民連会長)は「地域のみなさんに利用してもらうのが第一。顔の見える農産物を買ってもらうことで生産意欲にもつながっていく。今後は生産を通じて食の安全・安心などを話し合える機会を消費者とつくっていきたい」と話しています。

(新潟県農民連 鈴木亮)

(新聞「農民」2015.11.23付)
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2015年11月

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