農民連 TPPブックレット出版
TPPとのたたかい
これからが正念場
運動や学習会に大いに役立つ
農民連のブックレット『TPPとのたたかいは、これからが正念場』が11月20日に出版されました。TPP「大筋合意」を本格的に、わかりやすく解明した初の出版物です。今年から来年にかけて本番を迎えるTPP阻止の運動や学習会に大いに役立ちます。
第1部は、TPP分析と批判の第一人者、鈴木宣弘東大教授が、TPPの本質と農産物の大幅譲歩の実態、食の安全は守られるのか、政府が検討している「事後対策」のインチキぶりを、わかりやすい語り口で解き明かします。
第2部は、TPP閣僚会合に対するNGO行動に参加した内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)が、「大筋合意」のインチキぶりを裏付け。JA宮城中央会の石川壽一会長など農協・農業団体が怒りと不信を表明。「どうなる食の安全」「輸出産業化が日本農業を救うという大ウソ」、資料&解説などを収録しています。
いずれも2〜6ページ読み切り、関心のある記事をどこからでも読んでもらえるようになっています。図表をたくさん使い、一目でわかる工夫も。
注文は、農民連本部または都道府県農民連まで。(雑誌『農民』72臨時増刊。56ページ、頒価500円)
(新聞「農民」2015.11.23付)
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