「農民」記事データベース20151123-1191-07

安心・安全作って食べて
ガッチリ連携
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新婦人と農民連が交流

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新米食べ学んだお米のこと

自分好みの“おにぎらず”作って

 山形・庄内

 10月18日に山形県の庄内産直センターで、新日本婦人の会鶴岡支部との学習交流会を開催しました。今回は、改めてお米について学ぶため、産直センター内にある乾燥機やもみすり機、低温倉庫や精米設備など、実演を交えながら現場を見学してもらいました。

 参加した新婦人の方々は、消費者の手元に届くまでにいろんな工程を通っていることにとても驚いていました。また、精米プラントでは、実際に玄米を上白米に精米し、七分、五分、玄米の違いを学び、出たぬかを試食したり、ぬかを肥料として使用したりしました。米油などの原材料としても出荷していることを紹介しました。

 工場を見学後、TPPミニ学習会で一緒に学び、学習会終了後には、お待ちかねの昼食交流。今回は、今話題の「おにぎらず」を新米で作り、持ち寄った具材をお好みで入れて自分好みのおにぎらずを作って食べました。

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「おにぎらず」を思い思いにつくりました

 彩りも良く仕上がり、「簡単でお弁当に最適!」との声がありました。新婦人鶴岡支部の五十嵐みどり事務局長は、「見学を通して知らないことがたくさんあり、勉強になりました。また、手軽においしく食べることで、少しでもお米の消費量を増やし、米産直を維持・拡大していきたい」と感想を述べていました。

(山形・庄内産直センター 小林隆範)


納豆づくりにイモ掘りも

“面白かった”“おいしかった”

 東京・清瀬

 東京都清瀬市にある東京農民連の小寺理一副会長の栗林で10月18日、産直交流会を行いました。

 この行事は、新日本婦人の会東京都本部と東京農民連の連携のもと行われました。

 栗林の下で、納豆づくりとさつまいも掘りをした後に、お釜で炊きあげた岩手県産新米(産直米)のおにぎりとおこげ、大鍋で作った具だくさんの豚汁など、秋の収穫を満喫しました。小さな子どもたちも大勢来てくれ、50人の参加で大にぎわいでした。

 納豆づくりでは、17日夕方から豆を洗い、水に一夜漬けこみ、納豆の器は埼玉県川越市の米農家から仕入れた稲わらでわら筒戸(づと)をつくり、炊きあげた大豆を入れ、保温容器で持ち帰りました。1〜2日後には納豆になり、後で「大変おいしく頂けた」との声が届きました。

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納豆づくりに力が入ります

 また、豚汁は小寺さんの畑の野菜や持ち寄った具を煮込み、1杯2杯とほおばっていました。サツマイモは、子どもさん中心に掘り起こし、一個1・5キロのお化けサツマイモを掘り当てた親子は大喜び。

 「さつまいも掘りをは初めてやっておもしろかった」「納豆がうまくできるか心配した」などの感想も聞かれました。

(東京農民連 武藤昭夫)

(新聞「農民」2015.11.23付)
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2015年11月

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