2016年10月


2016年10月31日(第1236号)

スペースマーク TPP 今国会での批准はノー!
TPPを批准させない!10・15 1万人行動が秋晴れのもと、東京都港区の芝公園で集会、その後、銀座までデモ行進が行われ、約8000人が、「TPPの今国会批准はノー!」と声をあげました。農民連も北は北海道から南は鹿児島まで全国から参加し、全参加者の約1割を占めました。
スペースマーク ルール無視、暴走続ける安倍政権
TPP情勢が緊迫しています。安倍政権は、TPPの月内衆院通過をめざして、国会のルールを無視した暴走を続けています。
スペースマーク TPP批准阻止 緊急座り込み
衆議院のTPP特別委員会での審議が10月14日から始まり、政府・与党が28日にも委員会採決を狙うという、TPP情勢が緊迫の度を強めるなか、全国食健連と国民大運動実行委員会、中央社保協は共同で18、19の両日、国会前でTPP批准阻止の緊急座り込み行動と、議員要請行動を行いました。
スペースマーク 農業がダメに、食の安全守れぬ
TPPについては、今の内容ではとても受け入れられません。断固反対です。低関税で安い農産物が日本に多く入ってきて、日本の農業が壊滅的な打撃を受けます。また、食品でも、日本では認められていないような添加物が含まれるもの、または放射線を照射して処理されているようなものなどが入ってくるおそれがあります。
スペースマーク 新潟に新しい県政リーダー誕生
10月16日に投開票された新潟県知事選挙は、共産党、社民党、自由党の野党と市民団体が推薦の米山隆一候補(52万8455票)が自公や連合新潟が推薦する元長岡市長の森民夫候補(46万5455票)を破り、歴史的な勝利となりました。県内外からのご支援に心より感謝申し上げたいと思います。
スペースマーク 農のこころ
棚田おちこち人影の増え豊の秋
スペースマーク 組織的前進の中で全国大会迎えよう
農民連は10月16日、都内で全国代表者会議を開き、39都道府県から85人が参加しました。
スペースマーク TPP強行 絶対許さない
国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は10月19日、国会前行動を行い、200人以上が参加しました。
スペースマーク 常任委員会からの報告(要旨)
臨時国会が始まりましたが、安倍政権の数のおごりと傲慢(ごうまん)さには目に余るものがあります。戦争法や沖縄、社会保障、憲法など、選挙ではダンマリで、選挙が終われば暴走を始める「だまし討ち」政治と、国民との矛盾はますます深まり、安倍暴走政治と各分野でのたたかいは激しさを増しています。
スペースマーク 分析センターに新しい機器導入
農民連食品分析センターに待望の新機器「リアルタイムPCR測定装置」が導入されました。食品中の組み換え遺伝子を混入率まで測定することができる装置の導入で、分析センターの調査を充実させることが可能になりました。
スペースマーク 遺伝子組み換え食品すべてに表示求める署名19万7879
「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める署名提出院内学習会」が10月7日、衆院第2議員会館で行われました。
スペースマーク 農民連食品分析センターの機能を強化へ
TPP協定を「大筋合意」した安倍政権は、他の加盟国に先駆けて国会承認をねらっています。
スペースマーク みごと浮かび上がった「双頭馬」ヒソが出る汚染地はダメ。…/地ゆれて…
福島県浜通り農民連会員の遠藤友幸さんの田んぼで「田んぼアートプロジェクト」が3年目の秋を迎え、地域のシンボル「馬」をデザインした「双頭馬」がみごとに浮かび上がりました。5色の稲が使われています。
スペースマーク 納税・基礎の基礎から丁寧に
10月18日、茨城町の茨城農民連会議室で、相続税学習会を開きました。
スペースマーク 税金が32万円も軽減された
大阪府高槻市のBさんは果樹専業農家。奥さんと父母の4人で農業に従事しています。子ども2人はすでに独立しています。今回の確定申告で初めて、奥さんと父母の3人の白色専従者控除をとりました。
スペースマーク “強行採決 もってのほか”
山田正彦元農林水産大臣・弁護士を講師にTPPを知る講演会が10月16日、富山県砺波市の出町子供歌舞伎曳山会館で開かれました。JA理事、生協理事など幅広い多彩な人たち65人の参加者で会場ではパンフ『そうだったのかTPP24のギモン』や山田正彦さんの著書『アメリカも批准できないTPP協定の内容は、こうだった!』を多くの人が購入していました。
スペースマーク 稲刈り交流会に130人
福岡県の若宮農民組合は宮若市で10月16日、朝から雨の天気にも関わらず、稲刈り交流会を130人の参加で行いました。みんなの気持ちが通じたのか雨が上がり始め10%は晴れ。「今から少しだけ稲刈りしま〜す」と雨天決行!の稲刈りが始まりました。
スペースマーク 批准は絶対許さない!
国会で強行採決までやろうとしている。ここでひと踏ん張りしないと日本の根元から壊されてしまう。何としても止めたいという思いで参加。
スペースマーク 旬の味
最近は10月になってもよく雨が降る。わが家の米の品種は刈り遅れると胴割れがひどいので、ぬかるむ中でも湿田用コンバインを使って稲刈りをしている

2016年10月24日(第1235号)

スペースマーク TPP批准ノー! これが国民の声だ
10月15、16両日は全国各地で、「TPPを批准するな!」の世論と運動が大きく盛り上がり、今国会で最大の焦点と位置づけ、TPPの批准をねらう安倍政権に痛打を与える週末となりました。
スペースマーク 今国会で必ずTPP批准阻止
私は、7月の参議院選挙で、TPPを最大の争点として訴えてきました。それは、米を中心とする東北の農業に大きな影響が及ぶことと、農業以外でも地域社会や医療の問題などに大きなダメージがあるからです。
スペースマーク TPPいらない 批准阻止するぞ審議入りに絶対反対
福島県の安達地方農民連は10月7日、TPP反対・抗議の軽トラパレードを行いました。今年で3回目になり、のべ25人が参加しました。晴天の中、軽トラック15台が本宮駅(本宮市)をスタートし、二本松市からはトラクター3台が加わって市内をパレードしました。
スペースマーク 戦争法廃止署名 新たに230万提出
戦争法の廃止を求める統一署名(2000万署名)の第2次提出集会が9月5日、国会議員会館で行われました。5月の集約後、新たに集まった230万人分近くの署名を民進、社民、生活(現、自由)、共産の野党4党と参院会派、沖縄の風の代表に託しました。これにより、提出された署名は約1580万人分になりました。
スペースマーク TPP批准急ぐ必要ない
国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は10月5日、国会前行動を行い、130人以上が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
新米を戦争知らぬ子等と食う
スペースマーク 婦団連が『私たちの提言』発表
安倍政権は「一億総活躍社会」の中核として「女性の活躍」を掲げています。こうしたなか日本婦人団体連合会(婦団連)は10月6日、各分野の女性の実態を持ち寄り、共有するシンポジウム「“一億総活躍社会”といいますが…これでは活躍できません! 女性の実態と『私たちの提言』」を国会内で開催し、当面必要とされる法整備などの提言を発表しました。
スペースマーク 2200人が地方自治を語り合った
10月1、2の両日、「第13回地方自治研究全国集会in茨城つくば」がつくば市で開かれ、のべ2200人が参加しました。
スペースマーク TPPより先にパリ協定の批准を
異常気象による災害が頻発し、地球温暖化防止の重要性がますます高まっているなか、2020年以降の地球温暖化対策の新たな世界的枠組みとなる「パリ協定」が、11月4日に発効することになりました。
スペースマーク 弁護士から農業へ夏のおわりは 春のはじめ
元弁護士の林秀信さん(63歳)は、2014年8月に弁護士をやめ、農業を始めました。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
JR三江線は広島県三次市から島根県江津市を結ぶ108キロメートルの路線。JR西日本は9月末、国交省に廃止届を提出し2018年4月1日に廃止します。100キロメートル超の鉄道全線廃止は本州で初めて。今後両県と沿線6市町は、バス転換に向け地域公共交通活性化再生法により、公共交通の再編とまちづくりを一体的に進める計画です。
スペースマーク 旬の味
9月に四国八十八箇所霊場の第五十一番札所の石手寺(松山市)で初の東北盆踊りが行われました。はじめてでしかも久しぶりの盆踊り! 懐かしい音、歌にワクワク

2016年10月17日(第1234号)

スペースマーク SBS輸入米の価格偽装農水省 調査結果を公表するも「影響なし」の結論ありき
農民連と全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は10月5日、SBS(売買同時入札)輸入米の価格偽装問題について農水省に要請しました。日本共産党の畠山和也衆院議員も同席しました。
スペースマーク 今国会でTPP批准なんとしても阻止TPP宮崎県民の会結成アクション実行委が水曜行動
10月1日、群馬県高崎市の労使会館で「TPPを批准させない!10・1群馬県集会」を開催しました。実行委員会(県労会議、新日本婦人の会、民医連、群商連、AALA、農民連)を組織し、様々な団体等に呼びかけ賛同を募り、当日は約200人が結集しました。
スペースマーク 従来の枠にとらわれない対策を
相次いで発生した台風や長雨により、北海道や岩手県で甚大な被害が発生しています。農民連は被害対策を求める農水省交渉を9月30日に行いました。
スペースマーク 農のこころ
峡こだま助っ人学童稲を刈る
スペースマーク 準産直米で仲間づくりを農民連の「税金ノート」の使い方をマスターしよう
岡山県農民連の米部会は、8、9月の部会で、それぞれ地域支部の「米出荷目標」を決め、米を米屋さんを通して消費者に届ける準産直米の飛躍と会員拡大の取り組みを確認し合いました。
スペースマーク TPPってなあ〜に?
10月2日、大阪府泉大津市で、新日本婦人の会泉大津支部さつき班の「TPPってなに?―食の安全は?」をテーマにした学習交流会が開かれ、13人が参加しました。
スペースマーク 環境イベント グリーンチャレンジデイ
「GTF GREEN CHALLENGE DAY(グリーン・チャレンジ・デイ)in 新宿御苑 2016」が10月1、2の両日、東京都新宿区の新宿御苑で開催されました。
スペースマーク 総会と“裂き織り”体験
青森県農民連女性部の総会を9月6日、十和田市の「手づくり鯉艸郷(りそうきょう)」で行い、県内5つの農民組合から21人が参加しました。
スペースマーク やっぱり築地でええじゃないか
10月1日に東京都新宿区の柏木公園から、「やっぱり築地でええじゃないか!新宿港町行進」と題したデモ行進が行われ、約130人(主催者発表)が参加しました。
スペースマーク 旬の味
10月に入り、朝晩はすっかり涼しくなりましたが、日中は汗ばむほどです。稲刈り真っ最中にもかかわらず、天気も続かず遅れています

2016年10月10日(第1233号)

スペースマーク 安倍暴走政治ストップ
9月26日、議員会館前に「戦争法の発動止めよう」「高江ヘリパッド建設反対」「TPPを批准させない」などの声がこだまするなか、第192臨時国会が開会しました(会期は11月30日まで)。今国会を「アベノミクス加速国会」と位置づけ、TPPの批准を最優先に掲げる安倍政権に対し、農民連は「今国会でのTPP批准を阻止し、漂流させよう!」とたたかいを呼びかけています。戦争法でも、沖縄でも、社会保障でも、改憲でも、選挙の間は「だんまり」で、選挙が終われば暴走を始める――このような「だまし討ち」の暴走政治を決して許してはなりません。各分野のたたかいに大合流し、安倍政権の暴走を止めましょう。
スペースマーク 佐賀県で食健連を結成TPPを批准させない! 10・15 1万人行動
9月25日に佐賀市内で「佐賀県民の食糧と健康を守る運動連絡会」(佐賀県食健連)の結成総会が開かれ、8団体から40人が参加しました。
スペースマーク TPP批准阻止・食と農守れ命と健康守るためTPP批准阻止
TPPの批准が焦点となる臨時国会にむけて、TPP参加阻止新潟県民共闘会議は9月21日に緊急昼デモを新潟市内で開催しました。
スペースマーク 共謀罪法案の提案を断念させよう運動をさらに発展させるため一人一人が声あげねばり強く
国会開会日の9月26日、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会と解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会、盗聴法廃止ネットワークが共催で、「秘密保護法・戦争法と一体 話し合うことが罪になる共謀罪 新設に反対する院内集会」を都内で開催し、280人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
大根蒔くここ故郷と決めにけり
スペースマーク 東日本大震災上回る被害だ救援募金の送り先
8月30日に岩手県に上陸した台風10号は、かつてない豪雨で大規模な被害をもたらしました。特に被害が大きかったのは、沿岸中北部で、南北100キロメートル、東西50キロメートル以上の広範囲に及んでいます。
全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)は9月26日、現地調査を行いました。調査には全国災対連の川村好伸事務局長、農民連の笹渡義夫副会長と、いわて労連、岩手県農民連が参加しました。
スペースマーク 地域の“買い物の場”守ろう 国産の農産物を食べたい
9月14日に名古屋市名東区にあるファーマーズ生鮮市「いのこしの樹・産直ひろば」で15周年記念行事と利用者への感謝、交流を兼ねた集いが行われました。
スペースマーク 植えた苗を刈り取りたい!
新日本婦人の会石川県本部の皆さんと、石川農民連の稲刈り交流会が9月18日、能美市辰口町の山口征男さんの田んぼで行われ、27人の親子が参加しました。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
1955年7月にスイスで開催された世界母親大会。14人の日本代表団のなかに、岩手県から参加した、ズーズー弁でモンペ姿の土川マツエさんという農村女性がいました。「農村婦人の解放なくして婦人の解放なし」と推薦され、「戦争で子どもを失った母親の代表」として参加したのです。
スペースマーク 旬の味
秋を迎え、桃、梨、ブドウの収穫は概ね終期を迎えています。果樹農家は春先からの天候不順で生育に大変心配したところですが、収穫期を迎え量的にも品質的にも平並みの作柄となりました。しかし収穫期を迎えた水稲は度重なる台風と活発な秋雨前線により連日雨が続き、適期を迎えながら稲刈りができず、大変困っている昨今です

2016年10月3日(第1232号)

スペースマーク TPP批准なんてとんでもない輸入米の出回り放置してきた政府責任は重大/表向きの価格で販売する業者はいないはず
9月15日の日本農業新聞は「輸入米で偽装取引」「公表価格より安く流通も」と大きく報道しました。
スペースマーク 戦争法はいますぐ廃止TPP批准反対の署名を
2015年の戦争法強行採決からちょうど1年の9月19日。戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会は、国会正門前で集会を開きました。台風の接近による雨のなかにもかかわらず、2万3000人が集まり、「戦争法の発動は許さない」の声をあげました。また全国各地400カ所以上で行動が取り組まれました。
スペースマーク 共同広げTPP批准阻止
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は9月17日、東京都内で、2016年度の全国代表者・活動者会議を開き、中央団体、都道府県の代表をあわせて54人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
実り田の貫録村に溢れをり
スペースマーク 秋の臨時国会でのTPP批准許さないTPPで食の未来は?
9月5日、長野県の栄村農業委員会が主催し、栄村農民組合が後援をして「TPPの動向と今後の展望」と題する学習講演会が、農民連の真嶋良孝副会長を講師に招いて行われました。
スペースマーク “昔食べた餅の味がする”
長野県の上伊那農民組合産直センター(上伊那郡南箕輪村)は、9月7日〜9日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた「グルメ&ダイニングスタイルショー」に出展し、古代米品種の白毛餅をアピールしました。全国・海外から約2万7000人規模でバイヤーが集まる国内最大規模の展示会です。
スペースマーク 第46回被災地支援行動「復興支援!秋まつり」
宮城県農民連はじめ各団体による、46回目の被災地支援行動「復興支援!秋まつり」が9月10日、石巻市緑町で行われました。災害公営住宅(46戸)の入居者と周辺の在宅避難者(約150戸)の住民同士の交流を求める声に応えたものです。
スペースマーク 野菜畑に深刻な爪痕
私の住む青森県横浜町は、今年はお盆明けに台風9〜11号が立て続けに来襲し、一晩で100ミリを超すとの警報が3日も出され、大雨が続きました。
スペースマーク 旬の味
国が沖縄県知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で、福岡高裁那覇支部は、「普天間飛行場の騒音被害を除去するには、辺野古に新基地を建設するしかない」と国側の請求を全面的に認め、県側敗訴の判決を言い渡しました。本土から離れている沖縄の状況ゆえに自分が嫌なことを他の人に押し付ける。これって、いじめ、差別、虐げていることだと思います
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