戦争法はいますぐ廃止
国会正門前行動に2万3000人
関連/TPP批准反対の署名を
強行採決から1年
総がかり行動
2015年の戦争法強行採決からちょうど1年の9月19日。戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会は、国会正門前で集会を開きました。台風の接近による雨のなかにもかかわらず、2万3000人が集まり、「戦争法の発動は許さない」の声をあげました。また全国各地400カ所以上で行動が取り組まれました。
4野党国会議員そろって参加
民主、共産、社民、生活の4野党の国会議員がそろって参加し、あいさつ。4人の議員とともに、「戦争法はいますぐ廃止」「野党は共闘」とコールしました。
各界からも力強い決意表明が相次ぎました。元自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんは激しい怒りのスピーチ。「自衛隊員の命が、あまりにもぞんざいに扱われている。安倍さんの独り善がりの判断で、命の危険にさらされている。今やらなければいけないのは、沖縄の基地問題を住民の意見をもとに、もう一度アメリカと話し合うことじゃないのか。どうしたら平和憲法を生かせるのかを考えることに税金を使うべきだ。私たちをなめないでいただきたい」と政権の姿勢を激しく断罪しました。
元シールズの林田光弘さん(大学院生)は「命を奪い、奪われるリスクに対し、政府はあまりにずさん。何より、違憲な法律はいつまでたっても違憲。それが放置されている現状こそ問題。まだ嘆くには早すぎる。これだけの仲間がいるんです。終わったら、また始めればいい」と呼びかけました。
最後に「戦争をさせない!1000人委員会」の福山真功さんから行動提起。「市民運動で安倍政権を包囲し、選挙戦で勝利しよう。こんな雨にも安倍政権にも負けない」と訴えました。
福岡
長崎県農協労連農民連など行動
長崎県農協労連は福岡県労連や新日本婦人の会福岡県本部、福岡県農民連と共同でTPPの批准反対を呼びかける宣伝署名活動を9月17日、福岡市天神で行いました。
行動には福岡県農民連の藤嶋嘉子さんが参加。長崎県農協労連からは30人が参加するなど総勢34人が行動に集結しました。あいにくの雨模様のなか、全農協労連の砂山太一委員長らがマイクを握って訴え、通行人にチラシを手渡して署名を呼びかけました。
(新聞「農民」2016.10.3付)
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