「農民」記事データベース20161017-1234-06

TPPってなあ〜に?

新聞「農民」も活用し学習会


大阪
新婦人泉大津支部さつき班

 10月2日、大阪府泉大津市で、新日本婦人の会泉大津支部さつき班の「TPPってなに?―食の安全は?」をテーマにした学習交流会が開かれ、13人が参加しました。

 講師として出席した阪南支部協議会の下村晴道さんは、TPPテキスト分析チーム発行のパンフ『このまま批准していいの TPP24のギモン』、新聞「農民」9月26日号「アメリカ食品異物混入基準―ウジ虫、ハエの卵、ネズミの毛、カビが混入してもOK」、7月25日号「輸入かんきつ類の残留農薬の実態は…国産の5倍〜20倍」(農民連食品分析センター調査)を活用しました。

 また、ペットボトルも使い、「米作って、メシ食えねえ」農家の実態を告発。TPPの国会批准阻止の緊迫した情勢と、阻止するために、生産者と消費者の共同が必要であることを訴えました。

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ペットボトルなどを使って米価と食の安全を考えました

 参加者は、学んだことを広げるために何をするのかを議論するなかで、(1)「TPPを批准するな」の緊急署名を、10月15日の全国集会を第一の節として集める(当日はその場で25人分の署名が集まりました)(2)自分たちの子や孫、ひ孫、若い人たちと「TPPで食の安全が脅かされる」ことを学び広げる(3)地産地消の産直運動と、休耕地を活用した家庭菜園の取り組みを探求すること――などを確認しました。

(新聞「農民」2016.10.17付)
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2016年10月

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