「農民」記事データベース20161017-1234-10

旬の味


 10月に入り、朝晩はすっかり涼しくなりましたが、日中は汗ばむほどです。稲刈り真っ最中にもかかわらず、天気も続かず遅れています▼今年は、どこの田もぬかっていて大変ですが、米のできはまあまあ。なかには例年より多くとれたと喜んでいる人もいます。1年で一番活気がある時期です▼先の台風の2次被害で野菜に大きな被害を受けました。全国の会員さんからお見舞いや励ましのお便りをいただき、感謝しています。ニンジンも何とか半分ぐらいは出荷できるぐらいに成長し、再生したニンジンの力には驚いています▼私たちは、これから温暖化対策をしていかなければ、よい野菜も米もとれなくなるのではと心配しています。自然災害に負けない野菜や米づくり、TPPを蹴(け)散らす共同の力を大きくしていきたいです▼報道では知らされないTPPの真実を一人でも多くの人に知らせるのが農民連の果たす役割だと思います。この大きな難関を越えて次の展望に向かって翔(と)んでいきたい!!

(陽)

(新聞「農民」2016.10.17付)
ライン

2016年10月

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