2015年4月
■2015年4月27日(第1163号)
- 高浜原発3、4号機再稼働差し止め(福井地裁)/首相官邸前抗議行動 原発再稼働反対
- 4月14日、福井地裁(樋口英明裁判長)は「高浜原発3、4号機(同県高浜町)を運転してはならない」という決定を下しました。昨年5月に「大飯原発3、4号機を運転してはならない」と断じた歴史的判決に続くものです。
- 農協法「改正」法案 国会提出
- 全労連、全農協労連、農民連、新日本婦人の会、自治労連、生協労連、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)の7団体でつくる「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は4月6日、「私たちは農協法等『改正』案の閣議決定・国会提出に抗議し、廃案を求める」とする声明を発表しました。
- TPP 重大局面の情勢に
- 安倍首相の訪米と4月28日の日米首脳会談を前に、事態は重大局面を迎えています。
- 共同広げ安倍悪政ストップ! 原発再稼働反対、TPP撤退を
- 「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会などは4月15日、定例の国会前行動に取り組み、300人が結集しました。
- エネルギーシフト進め温暖化ガス大幅削減を
- 公害・地球環境問題懇談会(公害地球懇)など3団体は4月9日、経済産業省と環境省に対し、「脱原発・エネルギーシフトで温暖化対策抜本強化の目標を求める要求書」を提出し、申し入れました。
- 産直運動にどう取り組むか
- 食糧の生産と消費を結ぶ研究会(生消研)は4月11日、都内でシンポジウム「地域創生と産直運動を考える――コミュニティづくり・人づくり」を開きました。
- 農のこころ
- 芋植ふる一鍬ごとの輝きに
- ファストフード世界同時アクション
- ファストフード労働者の賃金と労働条件の引き上げを求めて、アピール行動に取り組む「ファストフード世界同時アクション」が4月15日、世界40カ国・100都市以上でいっせいに行われました。日本では30都道府県で実施。東京・渋谷では、首都圏青年ユニオンなどが中心となって結成した同アクション東京実行委員会が呼びかけ、若者でにぎわう都内屈指の繁華街、渋谷センター街を「時給¥1500 これが常識」などのプラカードを掲げながら、練り歩きました。
- NPT(核不拡散条約)再検討会議 ニューヨーク行動に参加します/一斉地方選挙で勝利を!
- 4月27日から開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議にあわせたニューヨーク行動に、茨城農民連を代表して派遣されることになりました。
- スモモの受粉作業です
- 黒いハタキを持ったおじさんは何をしているのでしょうか?
- 平和のチューリップがわが家に咲きました/田植え前の花摘みを待つオランダ産のチューリップ
- 東京から遊びにきた孫を祝うように4月3日、わが家のチューリップが咲きました。この春、小学1年生になる孫の柚ちゃんも大喜び。
- 早期米 田植え
- 高知県では早期米の田植えが3月下旬から(ピークは4月上旬)始まりました。
- 旬の味
- 4月8日は次女あかりの入学式でした。人前にでるのがとても恥ずかしがるあかりでしたが、式では元気よく返事して堂々と歩く姿にとても感動しました
■2015年4月20日(第1162号)
- 地元産野菜の活用率 県内1位 給食費の無料化も実現
- いっせい地方選挙の後半戦(4月26日投票)では、政令指定都市以外の一般市町村の首長や議員の選挙が行われます。地域住民の暮らしの向上に、自治体がどのように力を発揮できるかが問われています。そんななかで、農民連会員の町議会議員の尽力で、学校給食に地元産の農産物が活用され、学校給食費の無料化が実現した町があります。秋田県八郎潟町です。秋田県農民連会員で、同町議の北嶋賢子さんのルポを紹介します。
- TPP交渉から即時撤退を
- 埼玉食健連は3月30日、野菜生産の盛んな深谷市の深谷駅北口でTPP交渉からの撤退を求める駅頭宣伝と署名行動を行いました。
- 戦争立法ノー 憲法守ろう/群馬・西毛農民連が総会
- 「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」などは3月9日、東京・新宿駅前で、憲法改悪に反対する「9の日」行動に取り組み、署名やシール投票、ビラ配布を行いました。
- 大阪市を廃止し、暮らしも壊す維新の「都構想」は許さない!
- 「大阪都構想」とは、大阪市を解体し5つの特別区に分割します。権限も奪われ、市財政から2200億円も吸い上げられ、くらしを破壊するものです。たとえば「国民健康保険」「介護保険」など100種類もの事業が新たな「特別区」の仕事ではなくなり、「保険料を下げる」「減免制度の拡充」などを求める住民の声は届きません。しかも「都構想」といっても「都」にはならず、「大阪府」のままです。
- 農のこころ
- 厩出(うまやだ)し吾の学費に牛売られ
- 米の超安値に米加工で挑む
- 埼玉県本庄市で米30ヘクタール、麦20ヘクタール、野菜6ヘクタールを作り、数人の若手後継者を育てている荻野浩さん。県のブランド米「彩のかがやき」の昨年産の概算金が1俵7000円と超安値だったため、新たに米の加工で対抗したいと意気込んでいます。
- 自分が育てた 白大豆使ってみそづくり
- 岡山県農民連女性部は、今年も白大豆をみんなでつくり、みそづくりにがんばっています。
- ジャンクフードの不思議に迫る
- カロリーは高いし添加物だらけのジャンクフード。だけどつい食べてしまう。宮城農民連青年部(略称「み〜ふ」)はジャンクフードの不思議に迫る企画「JJ(Junk food Journal)」を3月29日、宮城県遠刈田温泉の台湾喫茶店、慢瑤(まんよう)茶で開催しました。福島県農民連青年部長の三浦草平さんも駆けつけ、12人が参加しました。
- この人
- 北海道本別町で、小麦、じゃがいも、ビートのほか、豆類だけでも4種類つくっています。ホテルや施設で調理師を経験し、昨年8月から就農しました。
- ひな祭り交流会で花の寄せ植え作り
- 群馬・利根沼田農民連女性部で、3月3日にひな祭り交流会を沼田市(旧利根村)で開き、16人が集まりました。
- 旬の味
- わが組合の創立者の一人でもあり、元組合長の附田正さんががんの治療もむなしく、3月10日に75歳で亡くなった。意識があるとき、「附田さんはなぜ農業をやることにしたの?」との問いかけに「農業で革命を起こそうとやった」と話してくれた
■2015年4月13日(第1161号)
- 農業青年の要求実現へみんなの声まとめよう
- 岩手県農民連は日本農業の将来を担う農業青年の要求実現に向けた取り組みを強化しています。
- 米輸入枠「10万トン」自ら提案?
- TPP交渉の日米協議で、日本政府が米国産主食用米の特別輸入枠を年間10万トンとする案を米国側に提示していた――北海道新聞4月3日付が「複数の関係者への取材」の結果として報道しました。
- TPPから撤退 農協つぶし反対!!/農民連の出番 役員奮起
- いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク(いわて食・農ネット)は3月28日、「TPPからの撤退を求め農業・協同組合つぶしに反対する岩手県民集会」を盛岡市内で開催し、全県から300人以上が参加しました。
- 反対署名を国会に提出
- 国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体は4月1日、水曜日定例の国会前集会を共催で開き、労働組合や市民団体から200人が参加。「TPP交渉からの撤退を求める請願」署名約3万3000人分や、「『農業改革』の名による農業・農協つぶしをやめ、地域を守る国会請願」署名約9000人分が提出されました。「TPP撤退署名」は今年2月の1次分とあわせて、約7万人分もの署名が国会に提出されています。参加者は「大暴走をつづける安倍政権に、いっせい地方選挙で国民の審判をつきつけよう」と、決意を固めあいました。
- 農のこころ
- 茎立ち菜高齢パワーの茹で加減
- 豪雪被害の施設を再建 復興への大きな一歩に
- 昨年2月14日から15日にかけて、70センチを超える豪雪と、明け方に降った雨が重なり、埼玉産直センター(深谷市)所有の建物5カ所と生産者の施設ハウスの多くが倒壊し、復旧に全力を挙げてきました。3月23日に、急がれていた肥料センターとレタス加工場、同入出荷場が完成し、竣工式が行われました。産直仲間や取引業者、行政関係者ら78人が参加しました。
- 『食べもの通信』4月号
- 昨年の生産者米価は、40数年前の価格水準まで下がりました。「米つくって飯食えねえ」と農民連、食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)などは、国民の食料をつくる農民を危機に陥れようとする政治に物申してきました。
- 勇気 笑顔 思いやり大切に
- 宮城県災対連は3月28日、東松島市矢本運動公園の仮設住宅で「炊き出し&なんでも相談会」を開催しました。仮設住宅の被災者には炊き出しとともに茨城農民連からの米、千葉県農民連からの米、ニンジンなどの野菜をはじめ、愛知・アツミ産直センターからレタスなどの野菜、奈良産直センターからの米と野菜、山形県上山市の加藤リンゴ農園のリンゴなど支援物資が届けられました。
- シイタケの駒打ち体験
- 福岡県久留米市の緑化流通センターで、「里山にどんぐりを植えよう」という体験イベントが3月1日に行われました。あいにく雨模様でしたが、新日本婦人の会久留米支部の方を中心に、小学生以下の子ども10人を含む40人が参加して、にぎやかに行われました。
- 旬の味
- 沖縄では、12月下旬から始まったサトウキビの収穫も3月下旬に終わります。小学生の頃、山積みの出荷待ちのキビから、太くて汁の多そうなキビを選び、下校時にかじって食べたものです。両端からキビがずり落ちそうな量を積んだトラックが何台も見られます。沖縄の冬の風景です
■2015年4月6日(第1160号)
- 地方から広がる安倍政権ノー
- 安倍政権がTPP交渉妥結に向けて暴走するなか、全国で、「TPP交渉を急ぐな」「国会決議を守れ」と集会や行動が行われています。TPPや農協「改革」がいっせい地方選挙の争点になり、「安倍政権ノー」の声が日に日に大きくなっています。
- TPP国会決議実現 JA自己改革の尊重
- 前橋市で3月23日、TPP交渉とJA改革の問題で「群馬県緊急集会」が開催され、政府に向けて「国会決議の実現とJA自己改革の尊重」を求める特別決議が採択されました。
- 原発の再稼働するな! 福島切り捨て認めない/オール福島の願い 42万人分を国会へ
- ふくしま復興共同センターは3月26日、大型バス3台で約120人が上京し、原発ゼロ100万人署名の第2次提出行動と政府交渉などの9波目となる怒りの総行動に取り組みました。
- 賠償打ち切り前提の「素案」は断固撤回せよ
- 「ふくしま復興共同センター 怒りの総行動第9波」では、政府交渉を(1)事故収束、エネルギー政策、(2)除染、(3)賠償、(4)子ども・健康管理、(5)避難者の5つのテーマに分かれて行いました。
- 各地で税金集団申告
- 増税中止・米価対策要求/還付請求をボーナスに
- 農のこころ
- 介護の間夫を忘れて耕せり
- 安倍政権を追い詰め暴走政治ストップを
- 暴走する戦後最悪の内閣の打倒をめざして、「安倍政権NO!大行動」が3月22日、東京・日比谷野外音楽堂や国会周辺で行われ、1万4000人が参加しました。
- 地方選挙で安倍暴走政治に国民の審判を(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 今度のいっせい地方選挙は、あらゆる分野で民意にそむく暴走をしている安倍政権に対して、地方から国民の審判をくだす絶好の機会です。
- なぜ避難住民の『帰還』が進まないのか―“帰還圧力”のもとで深まる諸問題《下》
- 避難者の今の生活の実態を、住まいや医療体制から見てみましょう。
- 全農協労連 のぼり旗作製
- 全農協労連は、「農業・農協解体」攻撃に対し、反対を訴えるのぼり2種類を作製。多くの農家や各団体に普及し、「農業・農協解体」を許さないたたかいに活用しましょう。
- 本の紹介/かたやま いずみ著 福島のおコメは安全ですが、食べてくれなくて結構です。 三浦広志の愉快な闘い
- 福島県浜通り農民連副会長の三浦広志さんを取り上げ、原発事故以降のたたかいの日々を記した冊子です。
- 築地でええじゃないか/築地市場移転のいま…
- 農民連も名を連ねる「守ろう!築地市場パレード実行委員会」は3月21日、東京・新宿で「築地でええじゃないか!」の街頭宣伝とパレードを実施しました。
- 農家レストラン“てご舎”で「春の晴れ食」ランチ味わう
- 岩手県花北農民組合の女性部は3月13日、「伝統食文化を学ぶイン“てご舎”」と題して、一関市大東町にある農家レストラン「てご舎」を訪れ、『春の晴れ食』ランチをいただきながら、伝統食について学びました。「てご舎」オーナーの伊東庚(みち)子さんは、岩手県農民連女性部の会員です。
- 静かな山あいに春をよぶ桐洞祭り
- 春うららかな好天に恵まれた3月22日、岐阜県下呂市で江戸時代からつづく集落のお祭り、桐洞(きりほら)祭りが行われました。
- 旬の味
- 山々には残雪があるものの、ふもとはうららかな日和が続き、春らしき気配が感じられると季節となりました。田んぼはトラクターの音が響き、果樹農家は桃の摘蕾(てきらい)作業や梨枝の誘引作業等に忙しい時期を迎えています
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