農のこころ丸山美沙夫
芋植ふる一鍬ごとの輝きに 矢沢 茂子 俳誌『白炎』から。種芋は、冬季間貯蔵しておき春に芽出しをして植付する。種芋を直接植えるものに里芋や馬鈴薯、長芋などあるが、甘藷などは苗床で芽が蔓状に伸びたものを切って植える。この句、畑作業のはじめてとなる芋植えであろう。「一鍬ごとの」中に、農への意気込みがしっかりと内包されているようだ。
(新聞「農民」2015.4.27付)
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[2015年4月]
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