各地で税金集団申告
岡山
増税中止・米価対策要求
「2015年重税反対全国統一行動」が岡山県内でも3月12、13両日に各地で行われました。
高梁市では、岡山県農民連備北支部が独自に、高梁税務署で税務署長に対し、消費税増税中止や米価暴落対策など4項目の申入書を長谷川卓夫支部長が読み上げ、総務課長に手渡し、その後、各自が申告書を提出しました。
岡山、倉敷、玉野など各市でも集会が開かれ、税務署にデモ行進をして、自主申告をしました。
(岡山県農民連 秦明美)
岩手
還付請求をボーナスに
岩手県の西根農民組合は3月14日、大更コミュニティセンターで所得税の集団申告をしました。
申告書を指導者から確認してもらい、集団申告。参加者の佐々木美智子さん(酪農家)は「長年、農民組合で申告しているけれど、終わればホッとする」と語り、野中日出男さん(野菜農家)は「今年の申告で国保が安くなればいいが…」と話していました。
組合員のAさん(畜産)は、肉牛を200万円で販売しましたが、免税制度を知らないために申請しませんでした。今年の班会で『税金の手びき』を勉強して免税制度を学び、源泉徴収税を還付請求。「うまくいくとボーナスになる」と喜んでいました。
(岩手・西根農民組合 鈴木 實)
(新聞「農民」2015.4.6付)
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