2021年6月
■2021年6月28日(第1462号)
- 農民連 オンライン全国代表者会議開く
- 農民連は6月17日、全国代表者会議を開き、全国90カ所をオンラインで結んで200人以上が参加しました。
- 原発ゼロ基本法制定求める署名提出/原発ゼロ基本法の署名よびかけ
- 原発をなくす全国連絡会は6月10日、国会内で「第7回原発ゼロをめざす運動全国交流&署名提出集会」を行いました。13万8764人分の「原発ゼロ基本法の制定を求める請願署名」を野党4党の議員に託しました。
- 食料支援施策求める
署名始めます/総選挙で市民の政権つくろう
- 農民連は、「コロナ禍に苦しむ人々に食料を支援する施策を求める要請署名」を始めます。
- 農のこころ
- 青田風分蘖(ぶんげつ)進む千枚田
- 自治体独自の取り組み進む
- 大阪府の阪南地域では、コロナ禍から事業者(農家)の経営を守る自治体の取り組みが進んでいます。
- “気候危機”止めて!!
- 「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再生可能エネルギー100%の気候・エネルギー政策」などを求める行動を昨年12月から展開している「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンが6月10日、署名を政府に提出しました。
- エンゼル・ヘアー
- 毎年、私の田んぼ(岡山市)には春先に「エンゼル・ヘアー」が見られます。写真のように雪が降ったように白く、朝日を浴びてキラキラ輝くように見えます。
- 大豆やビート、イモに雹害
- 北海道十勝の士幌町北部の地域で6月14日午後1時頃から2時頃にかけて、100ミリの激しい雨と、雹(ひょう)が降り、ビートや大豆など農作物に被害がでました。
- いよいよ「節夫文庫」が開設
- 北は浅間山、南は八ヶ岳を眺望できる風光明媚(めいび)な長野県佐久平。初夏のさわやかな風が静かに流れ、日差しもまぶしい五月晴れの5月30日、農民連の初代代表常任委員、故小林節夫さん(1925〜2016)の残した資料を展示する「節夫文庫」の開所式が佐久市ではれやかに行われました。
- 旬の味
- 島根県の西端にある益田市。私の妻の産まれた土地で牛を山に通年放牧する酪農、山地酪農を実践して5年になる。現在はジャージー牛1頭と、繁殖用和牛3頭、和牛子牛1頭を3町歩に通年放牧している
■2021年6月21日(第1461号)
- 営農破壊のインボイスは中止せよ
- 2019年の消費税増税と複数税率導入にともない、インボイス(適格請求書)制度導入が予定されています。23年10月の適用開始に向けて、今年の10月1日から、インボイスの登録申請が始まります。
インボイス導入は家族農家とその営農を守ってきた産直組織の経営を直撃する大問題です。総選挙でインボイスは延期・中止させましょう。
- インボイス制度 米屋さんの団体からも延期・廃止!
- 令和5(2023)年10月から適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入される予定です。買い手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、売り手である事業者から交付を受けたインボイスの保存等が必要です。
- 国民投票法改定案 改憲策動許さない
- 通常国会最終盤の6月9日、総がかり行動実行委員会と、「9条改憲NO!全国市民アクション」は、国民投票法改定案に反対する行動を行い、200人の市民が集まりました。
- 農のこころ
- 人畠も喜雨が生気を取り戻し
- 40年の歴史と役割を振り返る
- 「日本の伝統食を考える会」は1981年6月に大阪市東淀川区淡路で誕生し、今年3月、40年の歴史を節目に会を閉じました。
- 全国各地で活躍営農とくらし守る農民連(1/5)/(2/5)/(3/5)/(4/5)/(5/5)
- 税金 仲間で教え合って損しない申告を/農業労災 治療費全額補助 手厚い休業補償/免税軽油 農業用軽油の税金は免除申請で経費節減/産直・ものづくり/米の準産直/地域おこし/災害支援/分析センター
- 東京オリンピックは中止に!
- 北海道農民連は、6月6日の第1回常任執行委員会をオンラインで行い、「業務需要落ち込みで北海道農業に多くの影響がでている。経済を立て直し、国民のいのちを守るために東京五輪の開催中止を」と求める決議をあげました。
- 本の紹介/食の安全・監視市民委員会『かくれんぼ食品 PartU 知らずに食べてる添加物〜』
- かくれんぼ食品とは、「重要な情報が隠されている食品」、つまり、「表示がないのでわからない」「表示を見てもわからない」食品のことです。
- コロナを乗り切ろう! たすけあいフードバンク
- 2万7000人の人口を擁する東京・練馬区の大規模団地、光が丘で、6月6日、4回目となる「コロナを乗り切ろう! たすけあいフードバンク」が行われ、食料支援や生活相談が行われました。
- 農家が得する税金コーナー(115)
- 2022年春の大運動に向けた『税金対策部員養成講座テキスト』もできあがり、各地で養成講座の具体化も始まっています。
- リモート田植え/イラスト2点
- 神奈川県横浜市の苗場保育園の子どもたちと、給食のお米の産地である山形県・庄内産直センターとで、リモートでの田植え交流を行いました。
- アグロエコロジーと食と農の現在・未来(5)
- 前回、ブラジルのMST(土地なし農村労働者運動)が化学肥料を使った工業型農業とアグロエコロジーによる農業の間を10数年、揺れ動いた後、後者が小農の生存のための道であるとして、その推進に舵を切った経緯を見ました。
- 旬の味
- ジャガイモ畑が紫色の花で満開です。「アンデスレッド」を探り掘りしベークドポテトで味見しました。ホクホク久しぶりの味。ジャガイモも手に入る品種が増え、赤皮や、芽の数が少なく皮むきが楽なもの、サツマイモのようなもの等色々です
■2021年6月14日(第1460号)
- 果樹に深刻な凍霜害
- 福島市で1・2ヘクタール、8品種を栽培するナシ農家の阿部哲也さんは、「うちでは4月11日の低温で花や幼果が枯死し、全品種がほぼ全滅に近い凍霜害を受けた。4月に霜が降りることはあったが、こんなに気温が下がるのは経験がなく、急いで防霜資材をたいて対策したが、間に合わなかった」と言います。
- 北海道食といのちの会 販売計画中止申し入れ
- 「北海道食といのちの会」は5月31日、ゲノム編集トマト苗を無償配布したサナテックシード社とパイオニアエコサイエンス社に、「ゲノム編集トマト苗の配布中止と回収」「ゲノム編集トマトを食用にしないこと」「ゲノム編集トマトの苗、加工品などの販売計画中止」などを申し入れました。
- 日本のアグロエコロジー広げる力に
- 今、コロナ危機や気候危機の中で持続可能な農業に転換する大きな流れを作っていくことが求められます。
- 持続可能な社会実現の瀬戸際に
- 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)の第4回総会が5月30日にオンラインで行われました。
- 農のこころ
- 田を植うる四隅は手慣れの十指もて
- 4種33万人超の署名
- 日本婦人団体連合会(婦団連)は5月28日、衆院第2議員会館で、ジェンダー平等の実現と女性の地位向上を求める4種類の署名、合わせて33万5305人分を国会に提出する集会を開きました。
- 農耕車限定大型特殊免許の取得について徳島県に要請
- 徳島県農民連は5月24日、農耕車限定大型特殊免許の取得について、日本共産党の達田良子県議の紹介で徳島県へ要請しました。
- 本の紹介/壬生雅穂著(玄武書房)『ミチューリン会機関紙に見る農業技術運動の展開と変容』
- 1920年代のソ連の農学者ルイセンコが提唱した農業技術「ミチューリン農法」は、日本国内でも一定期間、広がりました。
- 米240キロなど学生支援
- コロナ禍で生活に困っている学生への食料支援の取り組みは、鳥取県内ではこれまで鳥取市で行われてきました。今回初めて県西部の米子市でも行われました。取り組んだのは、民主青年同盟など「フードプロジェクト米子」実行委員会のみなさん。
- 食材もってけ市 第9弾
- 民青同盟愛媛県委員会が5月30日、コロナ禍に苦しむ学生たちを応援する学生生活支援プロジェクト「食材もってけ市」(第9弾)を松山市内で実施しました。
- 新日本婦人の会さん招き総勢60人で田植え交流会
- 5月29日に愛知県新城市にある耕作放棄地を活用した田んぼで、新日本婦人の会の会員さんを招いての田植え交流会を実施しました。
- 旬の味
- 当地も田植えが終わり一面の湖のような美しい光景が広がっている。だが目を凝らして見るとそうとばかりも言っていられないことばかりである
■2021年6月7日(第1459号)
- 農・水産物価格に大打撃
- 新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言、まん延防止等重点措置により、営業自粛・時短要請で飲食店は経営危機に追い込まれ、外食需要の減少で、あらゆる農畜・水産物価格が暴落しています。さらにコロナ禍による失業などで、生活困窮者が急増し、農畜・水産物の需要減に拍車をかけています。価格暴落、営農危機の実態をリポートしてもらいました。
- 民主主義と憲法守る正念場
- 「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」などは5月26日、「改憲手続法(国民投票法)改正案の強行採決反対!法案の徹底審議を!自民党の4項目改憲案反対!5・26緊急行動」を国会議員会館前で行い、約200人が駆けつけました。
- 歴史逆行の悪法を許すな
- 国民大運動実行委員会など3団体は定例の国会前行動を開催し、120人が参加しました。
- 5%減税を野党の共通政策に
- 消費税廃止各界連絡会は5月24日、東京・新宿駅西口前で宣伝と5%減税署名、廃止の賛否を問うシール投票に取り組みました。
- 農のこころ
- 学童笑む泥の勲章棚田植え
- 農家が得する税金コーナー(114)
- まもなく2022年春の大運動に向けた税金対策部員養成講座テキストができあがります。
- 本の紹介/暮らしの中からプラスチックを減らす
- プラスチックごみが川から海に流れて海洋生物を汚染しています。とくに5ミリメートル以下のマイクロプラスチックが、有害化学物質を吸着して生態系に影響を与えるといわれています。
- わたしの田んぼ交流会オンライン
- 千葉県の多古町旬の味産直センターは5月8日、神奈川県の新日本婦人の会の方々と「わたしの田んぼオンライン交流会」を実施しました。
- 食農を考える仲間づくり/イラスト
- 石川農民連は、新日本婦人の会石川県本部の皆さんとの田植え体験会を、5月9日、おとな15人、子ども4人、農民連会員4人で、能美市辰口町の山口征男さんの田んぼで行いました。初心者からベテランまで参加いただき、親子の参加もありました。
- 旬の味
- 母は、「自給できる食べものは、自分でつくる」考えの人だった。1919年に農家に生まれ、21歳のとき、日中戦争で左足を負傷し、不自由な身体で農業従事の3歳年上の青年(父)と結婚、いとこの関係にあった
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