「農民」記事データベース20210614-1460-11

新日本婦人の会さん招き
総勢60人で田植え交流会

愛知・新城


 5月29日に愛知県新城市にある耕作放棄地を活用した田んぼで、新日本婦人の会の会員さんを招いての田植え交流会を実施しました。

 コロナ禍のため、今年は人が集まらないかなと諦めムードだったのですが、ふたを開けてみれば例年よりも多い60人ほどの参加者が集まり、産直運動同様、あらためて皆さんに支えられていることを実感し、うれしさと感謝の気持ちでいっぱいでした。

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田植えを終えてみんなで記念撮影

 お米とお餅と桜餅でお出迎え

 子どもたちが青空の下、裸足で田んぼに入り、横一列になって1つ1つ苗を植えていく体験は、きっとおとなになっても覚えていて、食料問題を自分たちの問題として身近に感じられるのではないでしょうか。

 今回の交流会は、お昼のお弁当持参(もしくは食材持参のセルフバーベキュー)形式だったため、豚汁や副菜(おかず)は用意しませんでした。

 代わりに朝からせっせと作った桜餅(材料は低農薬餅米、北海道小豆と庭の桜の木の葉っぱの自然海塩漬け)や、昨年の稲刈り交流会で収穫した餅米を初めて精米して作ったお餅、2020年産の中でも食味値の高かったお米を炊いてお出迎え。参加人数が多すぎて、皆に行き渡りませんでしたが、良い食材を使いましたよ!

 今年の草取りはどうなる?どうする?

 田植え参加者から「草取りも体験したい」との声をいただきましたので、今年の田んぼの雑草は、除草剤に頼らずに「草取り交流会」を実施して、皆で手作業で抜くかもしれません。

 草取り交流会を実施する際には、ぜひとも、心より、何が何でも参加をお願いします。(笑)

(愛知・新城農民連 松井寛)

(新聞「農民」2021.6.14付)
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2021年6月

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