農のこころ丸山美沙夫
田を植うる四隅は手慣れの十指もて 細田真理子 俳誌『みすゞ』から。田植え機による作業が主力となり、またたく間に一面が植田となる。賑やかに一家総出やお手伝いの早乙女の揃う田植えはかつての風物詩に。田植え機の性能や植える技術も良ければ捕植の必要もない。だが田形の悪い小さな田の四隅などは植え残る。手植えはやはり腕前の母らの出番となる。
(新聞「農民」2021.6.14付)
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[2021年6月]
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