農のこころ丸山美沙夫
人畠も喜雨が生気を取り戻し 日野 秀静 俳誌『しなの』から。気象の異変が起こると自然の中で農産物を育てる営農は大変。「喜雨」は夏の旱が続いたあとに降る雨を言う。水田の旱魃(かんばつ)や、畑作物も冠水できないと萎びてしまう。こんな時に待望の雨が降る嬉しさ。田畑の作物も一気に活気づく。人間もすべての生物が息づく、農の喜びのひと時。
(新聞「農民」2021.6.21付)
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[2021年6月]
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