「農民」記事データベース20210621-1461-09

全国各地で活躍
営農とくらし守る農民連
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産直・ものづくり

 「ものをつくってこそ農民」。私たちの原点は、ものをつくり、育てることです。

 農民連はすべての都道府県に組織があり、同時に農協や農業法人、会社組織など形態は様々ですが、生産と販売、物流、消費者との交流など、産直運動に必要なあらゆるノウハウを持つ産直組織が全国約80カ所で活躍しています。

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「生産者の顔が見えて安心」と好評の静岡県農民連の直売所=浜松市

 地域の仲間の作った農産物・加工品を、女性団体との産直をはじめ、生協産直、直営の直売所や量販店・実需者などへの販売、農民連ふるさとネットワークのカタログ、労働組合・民主団体などへの企画販売など、ものを作り、販売をすることで農家経営を支え、地域の担い手づくりや環境保全型農業の推進など地域を守る活動も行っています。

産直に参加しませんか

 グリホサートやネオニコチノイドなどの農薬、遺伝子組み換え食品など食の安全を脅かす事態が起き、コロナ禍のなか、多くの国民が「やっぱり国産のものを」という願いを強めています。各地の直売所の売り上げも伸び、産直への期待も高まっています。

 今、産直の出番。あなたも参加しませんか。


米の準産直

 農民連ふるさとネットワークは、生産地から卸業者、そしてお米屋さんを通して、消費者に安心のお米を届ける準産直米を進めています。

 生産者が米作りを継続するうえで、顔の見える安定した販路を確保することは切実な要求であり、米業者にとっても安定した産地の確保が必要になっています。

業者の皆さんと連携して

 米価下落で生産者が大変ななかで、農家がどんな思いで米づくりをしているのか、米屋さんを通じて消費者に伝えていくことがますます重要になっています。

 毎年、東京と大阪で開いてきた「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」の開催は、コロナ禍のもとで困難ですが、日米連(日本米穀商連合会)を通じた全国のお米マイスターのお米屋さんへの直接取引も始まり、全国的に卸・小売業者・実需者との関係強化に努めているところです。

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試食コーナーでも対話が弾みました(東京での「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」)

(新聞「農民」2021.6.21付)
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2021年6月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
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