農耕車限定大型特殊免許の
取得について徳島県に要請
「6月1日から運転免許センターで
はじめます」と回答
大きく前進する
徳島県農民連は5月24日、農耕車限定大型特殊免許の取得について、日本共産党の達田良子県議の紹介で徳島県へ要請しました。
県からは農林水産総合技術支援センター経営推進課の2人が対応し、県農民連からは天羽生美さん、中野厚志さん、川人義朗さんが参加しました。
要請の中で、農民連は、「多くの農家が農耕車限定の大特免許を取れません。農業大学校とJA全農徳島の行っている講習と試験では定員が絶対的に少ないためです」「徳島は農業県です。農家が大特の免許を持ち安心して働けるようにしてほしい」「『自動車学校へ行け』では筋が違います。運転免許センターで取れるようにしてください」等と多くの新聞記事などの資料を示し要請しました。
試験開始の告知県警HPに掲載
これに対し県は、「農業大学校や県南の講習会等で精いっぱいやっています」とし、試験については、「6月1日から運転免許センター(松茂)で農耕用トラクターによる大型特殊免許の技能試験を始めます。試験日は平日の火曜日と金曜日、完全予約制です。手数料4050円、合格者はプラス2050円」「本日、県警のホームページに掲載されました」等の返答がありました。
これは大きな前進です。しかし試験に対する事前の講習がないため、達田県議は「講習をJAなどと連携し行うべきだ」と指摘しました。
(新聞「農民」2021.6.14付)
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