2015年7月
■2015年7月27日(第1175号)
- 戦争法案の強行採決に断固抗議し、撤回・廃案を求める/戦争法案廃案・安倍政権打倒
- 一、7月15日、衆院安保法制特別委員会で、自民党、公明党は憲法違反の戦争法案の採決を強行し、16日午後、衆院本会議でも強行可決した。暴挙に暴挙を重ねて憲法を踏みにじる戦後最悪の戦争法案の強行採決に断固抗議し、撤回・廃案を要求する。
- 仙南青年たちの「9ジョンの会」
- 安倍政権の暴走がどんどん強まり、1年前に憲法解釈を変えて、集団的自衛権を内閣は容認します!といったあたりから、これはほんとうにだめだと思い、昨年の秋に「仙南青年9条の会」(通称 9John 〈ジョン〉 の会)を結成することを決意しました。
- 28日からTPP閣僚会議
- TPP閣僚会議が7月28〜31日にハワイで開かれます。日米両国は「この数カ月の間に極めて大幅な前進があった。会議の結果を楽観視している」(フロマン米通商代表)、「これを最後の閣僚会合としなければならない」(甘利TPP担当相)とあおりたてています。甘利氏にいたっては競馬の予想屋のように「大筋合意の確率は今回は70%」とも述べています。
- 秘密交渉のTPP合意 認められぬ
- 長野県食健連と、千曲市、坂城町、長野市南部を管轄する更埴地域食健連は7月9日、TPP交渉をストップに追い込むため、「国会決議違反、秘密交渉のTPP合意は許されない」と緊急宣伝と反対署名行動を長野市の長野駅前で行い、40人が参加しました。
- 農のこころ
- 青田風ふところに入れ押車
- 戦争法案ここが問題/「違憲」が多数
- 戦争法案が衆議院で自民、公明両党の賛成多数で強行可決され、舞台は参議院に移ります。改めて、同法案の問題点をみてみます。
- 黙っていたら戦争する国に/戦争法案反対の宣伝デビュー
- 長野県佐久市で7月1日、NO!「戦争する国」佐久集会が市民交流ひろばで開かれました。
- 乳価引き上げは待ったなし!(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 農水省は今年5月、バターを1万トン、追加輸入をすると発表しました。でも思い返せば、昨年の秋にも、2012年にもバター不足が騒がれたはず…。なぜバターが消えるのか?――TPP参加反対の論客として知られ、畜産問題にも詳しい東京大学大学院の鈴木宣弘教授に、話を聞きました。
- 私と土づくり 国際土壌年にあたって
- 今年は国連が定めた「国際土壌年」です。昨年の「国際家族農業年」に続いて、自然と食糧の生産基礎である農耕と土壌に国民的関心を呼びかけています。私は自分の体験を通じて、土壌の意味と大切さを感じていますが、その体験の一部をお話しします。
- 「農民」読者 1000人拡大キャンペーン
- 役員が先頭にと意思統一 議員・元教師にも訴え成果/労組の役員が対象者紹介 一緒に働きかけ読者拡大
- 女性部恒例の梅加工
- 茨城県の常陸野農民センターと産直センターの女性部が合同で、6月15日から17日までの3日間、毎年恒例の梅加工を石岡市で行いました。作ったのは「カリカリ漬け」、「ほっこり煮」の2種類です。
- 村の人々からも注目 未来支える生産者
- 長野県上伊那郡中川村にUターンで就農し地域を支えている農家がいます。大島太郎さん(41)です。
- 分析センターだより/新鮮なニンニク つやつやと白さ際立つ
- 日本列島の多くで梅雨明けしました。梅酢のたるをチェックしながら、土用干しができる夏の日差しを満喫している人も多いのではないでしょうか。
- 旬の味
- 今年は冬に多量の雨が降り、空梅雨を予定していた梅雨もしっかりと雨量が確保でき、ほ場の作物は水分を蓄えることができました。肥料分も根から吸収され、葉の隅々までしっかりとした艶(つや)のある青葉をつけています。時折台風の発生で対策に追われましたが、大きな被害もなく、自然の恵みを借りることができました
■2015年7月20日(第1174号)
- 辺野古に基地作らせない
- 自然豊かな大浦湾の先端に位置する辺野古崎。日本政府はここに普天間基地の代替基地建設を進めようとしています。基地予定地の周りには、工事を妨害されないように浮き具でフェンスが張り巡らされていました。
- 戦争法案反対 地方でも広く
- 「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員」は7月9日、国会前で戦争法案反対集会を開き、雨の中、1500人が参加しました。
- TPPは流れ星となり消えてくれ!!
- アメリカ議会でTPA(貿易促進権限)法が可決され、TPP交渉が大きなヤマ場を迎えるなか、TPPに反対する毎月恒例のTPP官邸前アクションが7月7日に行われました。
- TPP・米価下落問題で県議会農水商工委員長と懇談
- 島根県農民連(長谷川敏郎会長)は7月8日、TPPや米価下落問題で県議会農水商工委員会の生越俊一委員長(自民)、平谷昭副委員長(民主)と意見交換会を行いました。
- 農協法案 慎重審議・廃案に
- 「農協改革」関連法案が、6月30日に衆議院本会議を通過し、参議院に送られました。「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は、7月8日に参議院農水委員20人に、第7次となる国会議員要請行動を行いました。
- 農のこころ
- 違憲ぜよ征戦蔭る青田風
- 3年続きの米価暴落は許されない
- 暴落した米価がこの秋、回復できるのかどうか、米農家にとって死活の問題となっています。
- 「農民」読者1000人拡大キャンペーン
- 新聞拡大にチャレンジ 宣伝紙もち対話重ねる/目標きめ電話で働きかけ 対象者次つぎ浮かんできて
- 農家さんと深くつながり米作りの思い伝えたい
- 横浜駅のほど近く。横浜市西区でがんばるお米屋さんがあります。加藤米穀店の3代目店主、加藤純一郎さんです。
- おとなも子どもも自然を満喫
- 梅雨の晴れ間の6月28日、福岡県朝倉市の上村庫史さんのほ場で、みのう農民組合と新日本婦人の会久留米支部の共催で田植え交流会を行いました。北九州や田川からの参加者もいて、総勢70人が参加。小学生以下の子どもが約25人と、にぎやかなものとなりました。
- 2015農民連夏季産直品
- 今年で17年目を迎える沖縄農民連東支部のパイン産直。高齢化が進んだり、カラスやイノシシの被害に悩まされたりと大変ですが、今年もおいしいパインをお届けします。
- 旬の味
- 田植えも終わり、産直コンテナーにキュウリとナスの初物が入った日の「コンテナー通信」には生産者のTさんが“苗作り”を初めて失敗したと書いています。三十数年、苗作りの行程を知らなかったことを恥じ入り、記録しておこうと思います
■2015年7月13日(第1173号)
- 腐敗と不正にまみれた米TPA法
- 「TPA可決のため約2億ドル(270億円)献金」「上院議員、TPP支持企業から多額の献金荒稼ぎ」――アメリカのメディアやインターネット情報発信サイトは、貿易促進権限(TPA)法成立の裏で、巨額の政治献金が動いたことを報じています。
- 「農民」読者 1000人拡大キャンペーン/おくいずも農民連結成
- 1月の農民連定期大会の討論で、長野県農民連の竹上一彦会長が「拡大は会長が先頭に立たねばならない」と発言し、共感した私も「拡大しなければ」と決意しました。
- 米価暴落の抜本対策を
TPP交渉から撤退せよ
- 農民連は6月25日、農水省に対して、米価暴落の抜本対策、TPP交渉からの撤退を求める要請を行いました。
- TPP交渉即時中止せよ/「農協改革」法案衆院可決に抗議 問題点浮き彫り、参院で廃案に
- 国際農民組織「ビア・カンペシーナ」に加盟する日本、韓国、カナダの農民組織が6月15日、共同声明を発表し、TPPは家族農民を苦しめる「新自由主義政策を拡大する」として交渉の即時中止を求めました。
- 農のこころ
- 除草剤効かぬ謀反の草むしる
- 築地市場移転
- 「築地市場移転を巡る緊急シンポジウム」が6月23日、東京・お茶の水で開催され、東京都のずさんな移転ありき、利用者軽視の姿勢が明るみに出ました。
- 9条田田植え
- 6月14日に、兵庫県小野市大開町にある農民連役員の鈴垣元さんの3アールの田んぼで、「9条田んぼ」の田植えをしました。天気が心配でしたが、曇り空のほどよいお天気のなか、おとな30人、子ども19人が集まりました。
- ハゲ雨のなか田植え交流会
- ハゲ雨ってなに? 激しい雨のこと? 雨にぬれるとはげる意味?
- 深水有機栽培の稲
- 6月28日に、富山県農民連で米の産直運動の取り組みの一環として、新潟県長岡市の佐藤恒夫さん(新潟県農民連副会長、深水有機栽培研究会)のほ場を5人の仲間が見学しました。昨年もお邪魔して、慣行の栽培法による「普通」の稲の姿とのあまりの違いに衝撃を受けて帰ってきたのですが、さらに突っ込んだ話を聞いて自分たちの栽培に生かしていこうと、今年も拝見させていただいたものです。
- 旬の味
- 和歌山県紀の川市の農民連役員が会長を務める農業グループで、先日、地元小学校の収穫体験が行われました。毎年この活動に参加し、1月には、たまねぎ、ニンジン、ジャガイモを播種(はしゅ)、植え付けしています
■2015年7月6日(第1172号)
- 「全面対決」はこれからだ
- アメリカ議会は2カ月の迷走の末に6月24日、大統領に貿易促進権限(TPA)を与える法律を成立させました。安倍政権や日本のマスコミは“これでTPP妥結は確実だ”と宣伝しています。しかし、事実はまったく違います。
- 農民連 全国代表者会議ひらく
- 農民連は6月24、25の両日、都内で全国代表者会議を開き、33都道府県1団体から90人が参加し、安倍暴走政治と正面からたたかい、その期待に応える組織の建設を勝ち取ろうと決意を固め合いました。
- 国会決議違反、民意を無視した
TPP「合意」は許されない/安倍政権にレッドカード!
- アメリカ連邦議会上院でTPA(貿易促進権限)法が可決されたことを受けて、醍醐聰(TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会よびかけ人)、中野和子(TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長)、山根香織(主婦連合会参与)の3氏をはじめ、TPPに関するフォーラム実行委員会有志は6月26日、「国会決議違反、民意を無視したTPP『合意』は許されない!」とする緊急アピールを発表しました。
- 農のこころ
- 農を継ぐ日焼の腕の力瘤
- 政府が
パブコメ実施中
- 日本のエネルギー政策と地球温暖化対策をめぐって、いま、2つの重要なパブリックコメント(国民からの意見募集)が行われています。原発も地球温暖化もない未来のために、1件でも多くの意見を政府に突き付けることが求められています。
- 「土ってなんだろう?」
- 今年は国連が定める「国際土壌年」です。埼玉県立「川の博物館」(寄居町)では5月企画展「土ってなんだろう?」を6月21日まで開催しました。
- アイガモちゃんがんばって!!
- 「がんばって働いてね〜」「行ってらっしゃ〜い」。アイガモのひなを両手で包み込むように持ち、そ〜っと田んぼに放す子どもたち。
- 交流田で田植え会
- 茨城県の常陸野産直センターは5月23日、小美玉市内で毎年恒例の田植え交流会を開催し、県内外の消費者と生産者約100人が参加しました。
- 青森県農民連 女性部総会
- 青森県農民連女性部の総会を6月16日に行いました。総会は毎年、単組を持ち回りで行っていて、今年は東青農民組合が担当しました。
- 旬の味
- 梅雨真っただ中の愛媛。ジメジメした日が続いています。「晴れたと思ったら次の日は雨」という日が多く、みなさんは風邪をひいたり、嘔吐(おうと)下痢がはやったりと大変なようです
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