2015農民連夏季産直品
沖縄・東村 完熟パイナップル
今年は少雨で糖度高い
平和への祈り込めて
今年で17年目を迎える沖縄農民連東支部のパイン産直。高齢化が進んだり、カラスやイノシシの被害に悩まされたりと大変ですが、今年もおいしいパインをお届けします。
生産者の高齢化が進んでいますが、畑に一輪車を入れられるようにするなど工夫して、生産を続けられるようにがんばっています。箱詰め発送用には傷つかないように4、5個ずつ手作業で丁寧に運んでいます。
今年からの新品種「ゴールドバレル」は酸味が少なく甘みが強く感じられます。パインのイメージを変える逸品です。「今年は雨が少なかったので高い糖度が期待できます」と生産者の金城絹江さん。
東村にある金城さんの畑の上空を低空飛行でオスプレイが飛んでいきます。「辺野古の座り込みにも行きたいけど、毎日畑が忙しく行けなくて申し訳ない気持ちもあります。でも、私たちのたたかいはおいしいパインを作ることだと思いを込めて生産しています」と、平和への祈りも込めたパインです。
ビタミン、クエン酸などが豊富で、食べて夏バテ防止にぴったりです。7月下旬からの出荷です。ぜひともご賞味ください。追熟はしませんのでお早めにお召し上がりください。
注文・問い合わせは、農民連ふるさとネットワーク TEL 03(3590)1337、Fax 03(3590)9524。Eメール n−fnetw@nouminren.ne.jp
(新聞「農民」2015.7.20付)
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