農協法案
慎重審議・廃案に
7団体連絡会議
農水委員に要請行動
国会決議違反のTPPでも要請
「農協改革」関連法案が、6月30日に衆議院本会議を通過し、参議院に送られました。「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は、7月8日に参議院農水委員20人に、第7次となる国会議員要請行動を行いました。
衆議院の審議を通じて、全国農協中央会(全中)からの監査機構の分離、非営利規定の削除、農業委員会の公選制廃止など、次々と問題点が明らかになっている状況も訴え、「慎重審議・廃案」を訴えました。
また、TPP閣僚会議が7月28日から開催されるという緊迫した情勢の中で「重要5品目を守れ」「国会決議違反は許さない」とTPPについての要請も行いました。
参加者からは「TPP、戦争法、農協法などなど安倍内閣のやっていることはデタラメ、何一つ国民のためになっていない」との反応があったことが紹介されました。
要請前の意思統一集会には、日本共産党の紙智子参院議員が駆けつけ、国会情勢を報告。「みなさんの思いと心ひとつに廃案めざしてがんばりましょう」と決意表明しました。
要請行動の後、7団体の会議を開き、国会議員の地元事務所への要請、地域で署名を広げ国会に届ける、国会情勢をにらみながら、国会傍聴・議員要請を提起することを確認しました。
(新聞「農民」2015.7.20付)
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