「農民」読者
1000人拡大キャンペーン
埼玉農民連会長 立石昌義
関連/おくいずも農民連結成
県内の記事載った「農民」活用
会員や読者をふやした
1月の農民連定期大会の討論で、長野県農民連の竹上一彦会長が「拡大は会長が先頭に立たねばならない」と発言し、共感した私も「拡大しなければ」と決意しました。
その際、「農民」に毎月欠かさず埼玉の記事を投稿し、県連の活動を活発化しようと計画しました。私自身は例年、準産直米を1000俵集荷してきましたが、低米価で困っている農家に呼びかけ、2000俵の集荷を達成しようと、大型トラックに米を積み込む写真を載せた記事を活用し、3000俵を達成して新しい会員や読者を拡大することができました。
「農民」読者1000人拡大キャンペーンの個人目標として、10人の読者と5人の会員を掲げ、取り組みを始めました。
全国代表者会議までに、6月地方議会に「TPP」「農政改革」の請願をお願いした10市町の議員に訴え、新人議員3人に読者となってもらいました。準産直米の出荷農家2人に、スーパーの直売コーナーに果樹を出荷したいと入会した農家に1部増やし、合計1人の会員と6人の読者拡大となりました。また埼玉県農民連の青年部、女性部の活動が「農民」に掲載され、県連の専従職員3人がこれまで読者7人を拡大しました。緊迫した農業情勢のもと、日本農業を守るためにも、拡大を持続的に発展させ、何としても踏ん張ってゆく決意です。
米価・準産直・米屋交流…
会員、読者ふやそうと確認
島根
島根県で新しい農民組織「おくいずも農民連」(山根里美会長)が結成されました。仁多米で有名な奥出雲町(旧横田町・仁多町)を中心に活動します。
昨年6月に準備会が発足し、1年がかりで農民連を紹介する活動や学習会を進めてきました。とくに米価下落では、地域から「米作りが続けられない」「自分の米の販売ルートをつくりたい」との声が出されていました。
結成総会では、今年から、米の準産直に取り組むことを決め、目標を400袋からスタート。大阪での「米屋さんとの交流会」に代表を送ることも決めました。
総会では、長谷川敏郎常任委員(島根県農民連会長)が「農民読者1000人キャンペーン」の訴えを行い、新しく決まった役員が先頭に立ってとりくむことも話し合いました。
(新聞「農民」2015.7.13付)
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