「農民」記事データベース20150713-1173-10

旬の味


 和歌山県紀の川市の農民連役員が会長を務める農業グループで、先日、地元小学校の収穫体験が行われました。毎年この活動に参加し、1月には、たまねぎ、ニンジン、ジャガイモを播種(はしゅ)、植え付けしています▼6月中旬には子どもたちと一緒に、にこにこわいわいと収穫し、それを給食センターの食材に。メニューは大好きなカレーです。グループのメンバーが各学年の子どもたちと一緒に昼食をとります▼みんな自分たちのつくった野菜の入ったカレーを楽しく「ペロッ」とたいらげます。紀の川市が取り組む「食育のまち」宣言活動の一環です。そのときに農業と食育の話をするのですが、1年生の子どもに説明するのは難しく感じることもあります▼もしTPPが発効してしまうと、地産地消や学校給食の取り組みも危うくなります。何としても撤退に追い込みたい。また、かわいい子どもたちを戦争に行かせないためにも「戦争法案」を廃案にしなければと、子どもたちの元気な笑顔を見て改めて強く思うものです。

(龍)

(新聞「農民」2015.7.13付)
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2015年7月

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