農のこころ丸山美沙夫
青田風ふところに入れ押車 沢柳 貞子 俳誌『みすゞ』から。青田が育ちゆく中で雑草もまたはびこる。この除草は昔から一番草、二番草と「田草取り」が大事な仕事であった。しかし、田中を這うようにして手作業でむしり取るのは大変。農具として田押車が普及された。現在は農薬による除草が主力。だが食の安全にこだわる「田押車」の作業風情が見事だ。
(新聞「農民」2015.7.27付)
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[2015年7月]
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