「農民」記事データベース20150720-1174-03

TPPは流れ星となり消えてくれ!!

願い書いた七夕飾り登場


大きなヤマ場のなか官邸前アクション

 アメリカ議会でTPA(貿易促進権限)法が可決され、TPP交渉が大きなヤマ場を迎えるなか、TPPに反対する毎月恒例のTPP官邸前アクションが7月7日に行われました。

 この日は七夕とあって、参加者の願いが書かれた短冊がつるされた七夕飾りも登場。短冊には「TPPは流れ星となり消えてくれ!」「国会議員がTPPの危険性に気が付きますように」などの願いが書かれていました。

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七夕飾りがスピーチコーナーを彩りました

 拓殖大学准教授の関良基さんも「この情勢に、いてもたってもいられない」と駆けつけ、「TPPでやろうとしているのは万物の商品化、すべてを市場原理にゆだねるということ。ごく一部の大金持ちだけがさらに富むような社会はおかしいと、多くの人が気付き始めている。希望を捨てずに運動を続けていこう」と呼びかけました。

 東京都トラック協会青年部の青年もマイクを握り、「東京だけでなく全国のトラック協会もTPPに大反対している。ウチの社長はTPPに参加したら、トラック協会もつぶされると言う。こんなことは許せない」と、訴えました。

 PARC(アジア太平洋資料センター)事務局長の内田聖子さんは、「アメリカ議会でTPA法案に賛成した議員には、多国籍企業から数百万ドルという多額の献金がされている。多国籍企業がそこまでTPPを通そうとする最後の目的は、私たち市民の生活そのもの、財産や購買力を金もうけの対象にしようということだ。TPA法が通ってもTPP交渉はまだ多くの争点を残している。私たちの運動で交渉を漂流させよう」と呼びかけました。

 日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也、斉藤和子両衆院議員が参加しました。

(新聞「農民」2015.7.20付)
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2015年7月

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