仙南青年たちの
「9ジョンの会」
宮城
音楽フェスタを継続的に開き
平和・愛の思いを熱唱したい
安倍政権の暴走がどんどん強まり、1年前に憲法解釈を変えて、集団的自衛権を内閣は容認します!といったあたりから、これはほんとうにだめだと思い、昨年の秋に「仙南青年9条の会」(通称 9John 〈ジョン〉 の会)を結成することを決意しました。
この通称にしたのは、本当にただのおもいつきで、「周りでも○○9条の会がどんどんできていたけど、なんかおもしろくないし、安易だなー」と正直思っていて、9条、9条、9条と頭のなかで考えていたら、「ん?ジョー? ジョン? ジョン・レノン!!」と一休さんのとんちのごとくアイデアが思いつきました。
元ビートルズのジョン・レノンは平和の象徴のようなミュージシャン。憲法9条もまさしく平和の象徴。ジョン・レノンが作った「イマジン」は恋人のオノ・ヨーコさんから日本の9条の話をきいて、その理念に感動して、9条を参考に作ったともいわれています。
「イマジン」が世界中で歌い継がれているように、9条がもっともっと世界中に歌い継がれていくようになることを願い9Johnで平和を訴える活動をしていきたい。
6月11日に第3回「愛と平和屋内フェス」を開催。仙台駅前のカラオケ店で大きなライブルームを貸し切り、6人でそれぞれの思う、愛と平和の歌を熱唱しました。
みんなで、平和への思いを共有することができました。初めて参加した30代女性の方は、「自分の周りの友人で、戦争や反戦の思いについて、語れる人も、場所もなかったので、そういうことがこんなにおおっぴらに語れて、思いを叫べて、楽しかった」という感想を話していました。
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イベントの参加者。中央のサングラスをかけているのが、ジョン・レノンにふんした平間さん |
私個人的にはブルー・ハーツの「すてごま」という曲を初めて聞き、今の安保法制を初めから予見していたかのような曲で、それを真正面から批判しているような内容になっていて、びっくりしました! この歌もどんどん広めていこうと思いました。
今後、具体的にやっていきたいこととしては、今回行った「愛と平和屋内フェス」という平和と反戦をテーマにした歌のみのしばりでカラオケをするというのをもっと発展させて、ライブハウスなどで、実際にバンド演奏してもらって、それぞれが生音で歌ってもらう、「愛と平和の音楽フェスティバル」みたいなことが継続的にできるようになれば、すごくいいアピールになるのではないかなと考えています。
(宮城農民連青年部長 平間徹也)
(新聞「農民」2015.7.27付)
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