「農民」記事データベース20150727-1175-12

「農民」読者
1000人拡大キャンペーン


役員が先頭にと意思統一
議員・元教師にも訴え成果

京都農民連書記長 安田政教

 祇園祭の山鉾が組みあがり、京都の暑い夏が本番を迎えるなか、新聞「農民」拡大キャンペーン成功のための奮闘が始まっています。

 6月の府連役員会で会員10人と読者50人の目標を決め、役員は2部以上の成果で先頭に立とうと意思統一。7月3日に開いた役員会では安田豊会長、上原実副会長が成果を上げるなど、会員1人、読者10人の成果と経験が報告されました。

 安田会長は、農業委員会の事務局長や議員に、上原副会長も新議員やTPPの運動で結びついた人に、常任委員さんも知り合いに訴えて、それぞれ成果をあげています。私も「米を出荷したい」と地域センターを訪れた農家、退職して農業を始めた元教員に訴え、1人と2部の拡大です。宣伝紙も200部注文し、役員会で「50部ほしい」と持って帰る役員もいました。

 「戦争法案」やTPPをめぐる安倍首相の暴走に、これまで自民党を支持してきた農家も含めて不安を募らせています。米価の暴落で、農協に代わる販売先を探している農家もいます。

 山城地域で開いた地域と農業・農協問題を考える学習会には農協職員30人を含め70人が参加しました。

 ブロック・単組の会議も始まっています。ニュースで経験も広げ、目標をやり切る決意です。


労組の役員が対象者紹介
一緒に働きかけ読者拡大

徳島県農民連会長 松本聖

 徳島県農民連は、小さな組織ですが、7月6日の役員会で「全国に足並みをそろえて拡大に取り組もう」と提案しました。

 一部の役員から「『農民』の記事に魅力が少ないので勧められない」との意見が出されました。他の役員から「読者のお便り」欄に県内の読者の奥さんの投稿が載ったことが話され、それが話題になって、機関紙をテーマに会議が盛り上がりました。私が「次の定例会までに一人が1部以上の拡大を」と提案し、みんなで確認しました。

 私の地域に自治労連の役員さんが住んでいます。彼も組織の拡大に日常的に苦労していますので、「農民連の組織づくりにも協力しましょう」と、対象者を紹介してくれ、一緒に拡大行動にも参加しています。先日も、県内の町議会議員に働きかけてくれて、2人の読者が誕生しました。

 現在、私が、自治労連役員さんの協力を得て、増やした読者が4人、読者の町議会議員の協力を得て2人、県議会議員1人の合計7人、そして他の役員が1人の読者を拡大しています。

 まだ拡大に足を踏み出していない役員に、「何としても一人が1部以上の成果をあげよう」と激励しているところです。

(新聞「農民」2015.7.27付)
ライン

2015年7月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2015, 農民運動全国連合会