「農民」記事データベース20150727-1175-16

旬の味


 今年は冬に多量の雨が降り、空梅雨を予定していた梅雨もしっかりと雨量が確保でき、ほ場の作物は水分を蓄えることができました。肥料分も根から吸収され、葉の隅々までしっかりとした艶(つや)のある青葉をつけています。時折台風の発生で対策に追われましたが、大きな被害もなく、自然の恵みを借りることができました▼現在、自分のところにいる研修生も、収穫時期を終え、周囲の理解と応援の後押しで、自分のほ場を確保することができ、新規若手農家として一歩ずつ歩み始めています。しかし、普及所、町役場等行政側からの支援を求めて一緒に相談を持ち込んではいるのですが、いい答えをもらうことができないのが、悔しいです。このままあきらめるわけではなく、多方面からの後押しの方法も考えて、サポートしていくつもりです▼この1年、自分の目標として、彼を独立した生産農家として育て上げることが何よりも大切だと考えています。彼の成長が楽しみです。応援よろしくお願いします。

(W)

(新聞「農民」2015.7.27付)
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2015年7月

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